こんな引き出しがあったのか。もちろん恋愛系なのだが、昔々、古代の神話的なものも取り組んだお話。
別荘みたいなところでの二人の会話。しっとり系。
ゴダールが主演。
昔のフランスの都市部の様子がわかる。内容がなかなか頭に残らないから何回か見ないと。
外国にもコックリさんみたいなのあるんだな。
初期のロメールは会話よりもモノローグで状況を説明したりストーリーを進めたりする傾向がある。
ロメールの長編一作目。恋愛ものが多い同監督だが、この作品はホームレスになった中年を描く、目新しい作品。
公開当時は興行的にも不振で黙殺されたらしいが。
男2女1の構成はよくあるが、同監督の作品となってはどこかワクワクする。女に翻弄される男たち、三角関係的にも見えてくるが、、、。
女優がアナ・デ・アルマスに似てるなーと途中からそればかり思ってた。
白黒を基調とした画面構成。初めあたりの男同士の会話が初々しくて、妙に面白い。
恋愛ものではなく、少年と家庭教師のたわいないやり取り。これはこれでおもしろい。
男が不倫をしようと目論む(妄想)の視点は同監督の作品の中でも意外とあまりないかも。
クレールは確かに美人だけど、おっさんがエロオヤジ過ぎて、途中からヒヤヒヤした笑
試みは面白いが、やはり裁判のシーンは個人的に退屈に感じてしまう。それはどの映画であっても同じこと。台詞回しはよくこんなにも考えれるなーって感心はするけど。
夫婦の衝突はマリッジストーリーを彷彿とさせた>>続きを読む
まず映像が綺麗。
同監督の作品は個人的にはハマっていないが、一応確認はしてる。
ストーリーは入れ子構造で今までよりも難解。
美しい映画。うっとり惚れ惚れするような色彩と音楽がずっと続く。
何年も前に見たにも関わらず、なぜか要所要所で鮮明に覚えているシーンが多い。ストーリーはあまり覚えたないが。
正直ヴィクトルエリセというビッグネームがなければ、あまり興味を持つことはない映画だっただろう。
ミツバチのささやきの主演女優のアナトレントが大人になった姿が見れたのは価値あり。私はアナよ、というセリフ>>続きを読む
平野啓一郎の「ある男」しかり、こういう戸籍問題は昔からあるだろうが、近年よく取り上げられている印象。
途中でツッコミ所(男の死体をどうやって運んだのか、自分の犯罪をそんなに簡単にペラペラ喋るのか)はあ>>続きを読む
やっぱり貧困の生活を美化して描いてる感がすごく強いかな。
魅力的なキャラクターも特に現れず。
もちろんこういう風に、どんな生活の中にも楽しみを見出せるなら素晴らしいことだと思う。
清掃員として働き>>続きを読む
まず映画館にいる人の多さに驚いた。カウリスマキってこんなにも人気があったのね。
中年の孤独やうつを改善するには、やはりパートナーを見つけて、慎ましい生活の中に喜びや幸せを見つけていくのが一番という象>>続きを読む
カウリスマキの作品はしっとりとしていて、劇調だが、これは割と動きのある流動的な映画だ。
まだ作風が確立される前の初々しさが好き。
しっとりと過去を持たない男、タイトル通りの映画。
サスペンスにもできるような設定だが、カウリスマキのスタイルは徹底し、エンタメ系に寄らずどこまでもカウリスマキってな感じ。
カウリスマキの中で一番好き。珍しく?主人公の男がハンサムな俳優だった。それのせいで見やすかったのかな...。
不運が続く中でも希望を捨てずに生き続けるが、最後の最後で頭に血が昇る。全てを台無しにした>>続きを読む
片耳を主人公が発見するというシュールな導入は最高でリンチらしい。アパートの一室の構図なんかもリンチらしさはあるが、強引なラブロマンスを無理に入れてる感が個人的には否めない。
全体的に消失した片耳を軸>>続きを読む
フランスの市井の人々の生活を描く。大道芸や肉屋のシーンが流れ、最後に皆に夢は見るのかとインタビューする場面は意味深で印象的。
貧困の描写が鬱な気持ちを助長させる。
小津安二郎とブレッソン感?がありますね。
キアロスタミ監督作の中ではあまりストーリーというストーリーがないにも関わらず、鮮明に覚えているシーンがある。
ラストの車がガス欠になって坂を下っていく場面は感慨深いものがある。
その後男が車から出て>>続きを読む
少年の生活を映しているようにみせて、その実イランの国の情勢や体制を映しているという技巧。
それを見せるために少年が友達にノートを返すことに四苦八苦するというアイディアも好き。
大人たちとの会話劇から>>続きを読む
まず景色が素晴らしい。住居の青色が美しく映えていて、視覚だけでも満足する。
ある葬式を見ようとするも目的の人物がなかなか亡くならないという設定は、ともすると少しコメディーにもとれる。
この作品は他のカウリスマキと比べると、主題が少し違う。個人的にはこっちの方が好み。
アキカウリスマキの作品はなぜか感想が書きにくい。
作品のテイストは小津安二郎味を感じる。
女性が孤独で荒んでいるのが登場のシーンからわかる演出だ。
彼女が次々と毒殺をする動機も要所要所に描かれ、違和感がなく淡々と日常として進んでいく。
てっきり彼らたちが亡くなったのかどうか、わからなくす>>続きを読む
ナチ映画をこういうふうに演出していくのは画期的。
なんといっても主役の男の子がかわいい。
母親にもヨハンソンなのは適役。人選が素晴らしい。
コミカルでポップな作風が、観るものに嫌気を催させず、楽しく>>続きを読む
シュールレアリスティックで文学的。台詞回しも含めて独特で奇妙な世界。
完全に自分好みの映画だ。
リアリティーのあるホラー映画ではなく、ファンタジー系のホラー映画。
ぶっ飛びすぎて全然ついていけなかった。