calroさんの映画レビュー・感想・評価 - 60ページ目

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

3.0

未熟さは子供だけの特権ではないけど、大人になりきれないのは大人の特権。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

人生の美しい部分だけを切り取ったらこんな感じかもしれない。

コンタクト(1997年製作の映画)

3.9

人間ドラマとしてやっぱり秀逸。SFを題材にして、これだけリアリティがあって、立ち止まるところも進むところも、オチも葛藤もいちいち完成度が高い。

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.9

シリーズ7作目。どこまでも突き抜けていく展開で、もはやカーチェイスしてない気がするし、もはや空飛んでるのはカーアクションなのかどうかも分からないけど、それでも成立する展開は見事。ドウェイン・ジョンソン>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

4.0

シリーズ2作目。多重人格の犯人に誘拐された女子高生と犯人のスリリングな展開は見事。ジェームズ・マカヴォイのそれぞれの人格の操り方は見事だし、それぞれのキャラクターをうまく切り替えながら展開する妙は圧巻>>続きを読む

リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.1

細かいことは抜きにしてトラボルタ最高、ベタベタな復讐ものでテンポもいいし、余計なこと考えなくていい。

黒の魂/黒い魂(2014年製作の映画)

3.0

ガチャガチャしてないのでクライムっぽくないが、絵が綺麗。もう少しイカれた描写があっても良かった。
マフィアの論理とファミリーの論理の難しさがうまい。後半少し退屈だけど。

誰でもない女(2012年製作の映画)

3.3

スパイ物という感じでではなく、史実と事実の境目のような感じ。
後半もう少し踏み込んで欲しかった。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

シリーズ8作目。壮大な戦いの末に見つけたルークとルークを師事するレイの師弟が思い起こさせるかつての物語はエモいし、やっぱり単純にその壮大な物語と裏切らない圧倒的な展開は間違いない。あくまでレイの物語で>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.3

これは原作が原作だけに難しい。映像や世界観はすごいが、その分引っかかるところも多い。改めて押井守すごい。

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

MCU14作目。天才外科医のドクター・ストレンジが不慮の事故で両手に大けがを負い、絶望の淵でエンシェント・ワンに出会い、魔術師となるまでの物語。ドクター・ストレンジの傲慢さがいかんなく発揮されながら、>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

アメコミ感を残しつつ、悪役を集めて何でもありでごり押しできるのは強い。ストーリーはほとんどないので、空っぽで楽しめるのも魅力。金に物言わせて好き勝手やったような展開もキャストも個人的には好み。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.9

一人の少女と一人の少年の物語としてあまりにも壮大で、あまりにも美しい。時と空間を隔てて結びつく二人の掛け合いがいちいちかわいい。その美しい隕石の描写と残酷な現実と、それでも引き付けあう二人の純粋な希望>>続きを読む

ONE PIECE FILM GOLD(2016年製作の映画)

3.4

金とカジノとエンターテイメントで、余計な展開を省いて、勢いで突っ切れるのは、やはり映画版の強み。それなのにちゃんとギミックが機能しているのはいい。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.8

単純に映画として面白い。ZQNがちゃんと気持ち悪いのも、身近な場所を失いパニックになる街中から単なる逃避行にならないのも。後半からラストにかけての群像劇っぽさも残しつつも主人公がもがきながら葛藤する様>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

火星探査中に砂嵐に巻き込まれ脱出の途中で火星に取り残された植物学者の孤独で壮大な冒険譚。絶望的な状況の中であらゆる選択肢を想定し、知力を最大限に発揮する火星サバイバルは壮観。何度も不測の事態に陥りなが>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.2

シリーズ7作目。かつてのダース・ベイダーとの闘いの後の物語として、宇宙の命運を背負う新たな少女の相変わらず壮大な物語の始まりにちゃんとワクワクする。レイとカイロ・レンの物語でありながらかつてのレイアと>>続きを読む