CAMELさんの映画レビュー・感想・評価

CAMEL

CAMEL

映画(32)
ドラマ(0)
アニメ(0)

希望の灯り(2018年製作の映画)

4.4

この物語の主人公は青年クリスティアン。スーパーマーケットでの労働の日々を描いている。ミス製菓部・マリオンとのロマンスに焦点が当たりがちかもしれない。けれど、このスーパーがある場所が旧西ドイツである、と>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.7

キャスト、演技、ストーリー、構成、そして音楽といい映画に必要なものがパーフェクトに揃っている、文句なしの感動作!

障害者だからかわいそうとか、この言葉を使うと差別になるとか、道徳の授業やコンプライア
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

女性を応援するラブコメ!って顔つきをしておきながら、あたかも美人になったかのように振る舞うおデブな主人公がこの映画の笑いどころになっていることに違和感しかなく…

笑えないからメッセージを汲もうと。
>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.4

土曜日のお昼に放送しててぼんやりと1から3まで一気に再履修してしまった。アクションはこれくらい派手にやってくれたほうが気持ちいい!

ジェイソン・ステイサムといえばアドレナリンというクレイジーでバカげ
>>続きを読む

Life 天国で君に逢えたら(2007年製作の映画)

3.0

6年振りの投稿です!この間に私は病気を経験して、重いテーマの映画にはどちらかというと向き合いたくない気持ち。ましてやタイトルでシナリオがわかってしまうありきたりなお涙頂戴の映画はそもそも好きじゃない類>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.3

ビリーワイルダーに憧れているという三谷幸喜のギャラクシー街道ががっかりの内容で、嫌な1日になりそうだったのでお口直しに本家を鑑賞。見てよかった!!いい気持ちで眠れます。

笑えるコメディなんだけど哀し
>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

全体的にシュールな雰囲気がただよう、なんとも不思議でおもしろ可笑しい映画。まず、ブルース・ウィリスの贅沢使いに笑った!
茶目っ気あふれるキャラクターに、遊び心たっぷりのストーリー。そして映像が美しかっ
>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

3.0

「かもめ食堂」に続くゆる邦画。もたいまさこの存在感が際立つ、みんなめがねの映画。浜辺の風景が美しい。
都会に住むタエコはとある南の島へ旅に出る。そこにあったのは観光名所ではなく、とんでもなくマイペース
>>続きを読む

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.0

香港のとあるビルを舞台に、2組の恋愛を描いたオムニバス。テンポよく印象的な映像。そしてキザなセリフのオンパレード!20年前はとびきりおしゃれだったに違いない。当時21歳ぴちぴちの金城武と、トニー・レオ>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

2.5

評価は高いけれど個人的にはイマイチでした。

キャストを変えずに少年の6才から18才までを写す、その試みが斬新で鑑賞。映っていたのはアメリカのフツーの家庭の12年間。
うまくいかない結婚。寝る前はハリ
>>続きを読む

プール(2009年製作の映画)

3.0

「かもめ食堂」「めがね」に続くゆる邦画。緑あふれるタイの風景が美しく開放的で気持ちいい!
母と子。自由と義務。生と死。魂と祈り。映画の中にテーマのかけらはたくさん散りばめられているけれど、その答えが示
>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.8

ずっと心にしまっておきたいような可愛らしい恋。アイルランドの音楽映画。低予算感がたまらない。せつない。涙が止まりません。エンドクレジットの主演ふたりの役名は“guy”と“girl”。まさに、その辺にい>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.8

いい!!(拍手喝采)
楽しくて笑えるし、嗚咽するくらい泣けて自分でもびっくり。笑
モノクロでしかもサイレント映画。正直、観る前は楽しめるか不安だったけど、杞憂でした。
字幕も色もない分、映像がシンプル
>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

ロマンチックでおしゃれな名作。なんといっても主人公ホリーが魅力的!ホリーはセクシーな謎多きプレイガールで、マリリン・モンローがオファーを蹴ってオードリー・ヘプバーンに決まったとか。カポーティの原作を読>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.0

こんなにエネルギーが溢れ出してくる映画なかなかない!この熱気は何?鳥肌もの。

ポーランド系とプエルトリコ系ヤンキー団の抗争と恋を描いたミュージカル映画。移民差別、貧困、ドラッグ、低い賃金など、社会派
>>続きを読む

ベニシアさんの四季の庭(2013年製作の映画)

3.0

NHK「猫のしっぽ、カエルの手」スタッフによるドキュメンタリー映画。
京都大原、古い日本家屋での美しい暮らし。前から番組はよく観てたけど、映画を観てはじめて、この暮らしは決して簡単に手に入れたものでは
>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

3.5

おしゃれなミュージカル映画。真面目に見るよりお酒でも飲みながら楽しくどうぞ♪ 高揚感あふれる歌とダンスのオンパレードで、楽しい気持ちになれます。主演3人がもう、始終はしゃぎまくりで笑えてくる!

スト
>>続きを読む

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.0

映画への夢と憧れ。マーティン・スコセッシの映画愛がつまった1本!
映画愛、少年×老人、といえば思い出すのはニューシネマパラダイスだけど、また全く違った形で映画への愛が描かれています。ますます映画を好き
>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

誰にだって生きてると傷つくことがあるし、誰にだっておかしなところがある。程度の差はあれどみんな同じ。全てを無くしたと思ったとき、大切なのは自分を受け止めること。そして自分を思ってくれる人たちのサインに>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.0

仕事ばかりの夫、愛想をつかし家を出る嫁、そして残された子ども。それぞれの立場で何を思うかが描かれます。

見どころはフレンチトースト!つまりぶつかり合いながら心を通わせていく父と息子の姿。何気ない日常
>>続きを読む

深夜食堂(2015年製作の映画)

3.0

新宿ゴールデン街の定食屋さんをとりまく人々を描いた、テレビドラマ発の映画。心のどこかに悩みをもつ、器用に生きられない人々がここに夜な夜な集まり、誰かとの出会いを通して傷を癒していく、人生賛歌です。>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

大好き!前向きになれる映画。
ジョン・カーニー監督の「ONCEダブリンの街角で」が好きで、楽しみにしていた今作。嫌が応にもテンション上がりますっ。

ONCE同様、この映画では音楽がBGMではなく前面
>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.5

いろんな意味で裏切られた!!

まず主演2人のストーリーかと思いきや、歌舞伎町のラブホテルをとりまく人々の群青劇なんですね。
中でも韓国人デリヘル嬢役のイ・ウンウの透明感ある演技が素晴らしい!その反動
>>続きを読む

繕い裁つ人(2015年製作の映画)

2.0

レビューを読んでこの映画はちょっと微妙な匂いがするなーと迷っていたのだけれど、服は好きだし、ゆる邦画はキライじゃないので、ひょっとしたら楽しめるかも…と淡い期待を抱いて映画館へ。

うーん、案の定、退
>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

複数の映画好きから面白いとの噂を聞いて、早起きして観に行く。平日の朝ということもありほぼ貸切。

見始めるやいなや、何この安藤サクラのムサさは…?!
パンツはくっきり、肉はくちゃくちゃと食らい、トイレ
>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

なんの予備知識もなく鑑賞。見終わって、うーん?それから数時間、じわじわくる。うん、、いい映画!!

どんよりとした北欧の海と空の中、小さな小さな村で清貧な暮らしを送る老姉妹。
その物語は至極淡々と進ん
>>続きを読む

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

2.5

なんといっても、一番の見どころは、レトロな一畑電車と美しい宍道湖の風景!旅行して大好きになったあの景色を思い出しました。また見に行きたくなる!

主人公は中井貴一さん演ずるエリートサラリーマン。とある
>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

人は自分にないものばかりが欲しくなり、今を憂いたり過去を悔やんだりするもの。でも、捉え方次第で、今ここにあるものに感謝しながら生きることもできる。同じ人生でも、明日からもっと幸せを感じて生きることがで>>続きを読む

情婦(1957年製作の映画)

4.5

これぞ映画!ビリーワイルダー万歳!と叫びたくなる傑作。法廷もので地味なシーンが多いながら、最後までどうなるか分からず、え、もしかしてそうなの?どうなの?!ってハラハラさせてくれます。そしてどんでん返し>>続きを読む

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.0

痛快なドタバタコメディにマリリン・モンローのお色気をプラスした名作。かの有名なブプッピドゥー♪ が見どころ。最後まで飽きさせないストーリー展開で、テンポよく見ることができました。楽しい気分になりたい時>>続きを読む

7月24日通りのクリスマス(2006年製作の映画)

1.5

中途半端。普通の人のドラマとして見るには現実感がなさすぎだし、ファンタジーにもなりきれてない。歯の浮くようなセリフの数々、中だるみ、盛り上がりのなさ。感情移入できずに終わってしまった。この話、映画では>>続きを読む

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.5

30才秘書が大胆な行動で下剋上を起こす爽快なサクセスストーリー。見終わったかんじは、あー、スッキリ!

主人公と同じく30才の私も、いわゆるキャリアウーマンの立場なんだけれども、あんなにも出世
>>続きを読む