原題はTexas Chainsaw Massacre。 理屈ではない異様さによる恐怖を演出する 独特の美的感覚が冴えわたっています。 悪キャラのキャラ付けがよくできていて、 ホラーとユーモアの融合と>>続きを読む
おやじ狩り的な暴漢に襲われて、記憶を失ったおじさんが、
貧困コミュニティの中で生活し、おばさんに恋をするといったお話。
時代設定は、金属製のオシャレな便器や、
医療器具などを見るに現代なんでしょうけ>>続きを読む
幸いなことに、ネタバレを回避できたため、
満足の行くエンディングを迎えることができました。
主人公だと思っていた人が、意外にあっけなく退場して、
次の主人公と思われる人が入場して、また退場して、
と>>続きを読む
これまで原田芳雄に、
坂本竜馬のイメージを見出したことがありませんでしたが、
本作をみて、これほどまでにハマリ役があるものかと驚いてしまいました。
中岡慎太郎の石橋蓮司は、
まだ若さが残っていて、普>>続きを読む
藤沢周平の原作は未読です。
原作は短編集隠し剣シリーズの中の一編で、
同シリーズから他に「隠し剣 鬼の爪」や
「盲目剣谺返し」(武士の一分)などが映像化されていますが、
それらも未見です。
久々に>>続きを読む
役者たちはインドネシア人ですが、監督はイギリス人です。
RAIDと言ってもハードディスクは関係なく、
襲撃、ガサ入れという意味で、
麻薬組織アジトに警察特殊火器戦術部隊(SWAT)がガサ入れする話で>>続きを読む
序盤はポルトガル人の美人歴史学者が幼女を引き連れて、
夫の勤務地インドに向けて、
地中海、紅海沿いの古代文明都市を探訪する様子が延々と続きます。
(ポルトガル→フランス→イタリア→ギリシャ→トルコ→エ>>続きを読む
冒頭。暗い画面の中、
女性が口ずさむ子守歌のような歌が流れてきます。
少し油断しながらも、字幕の歌詞を追っていると、
少しずつ不穏な内容になっていきます。
更に注意を傾けると、
♪目の前で夫を殺され、>>続きを読む
舞台は1938年のナチス勢力下のウィーン。
主人公はユダヤ人画商の息子。
この画商が、行方不明のミケランジェロ作のデッサン画を所有していることを、
ナチスが嗅ぎつけ、
総統閣下からムッソリーニへのおみ>>続きを読む
AD610年頃、イスラム教の開祖マホメット(ムハンマド)が、
メッカの外れで山ごもりの最中に神の啓示を受けるところから、
弟子や信者が弾圧を受け、メッカを離れ布教を進め、
メッカの旧宗教勢力との武力闘>>続きを読む
メキシコの金持ちのドラ息子(高校生くらい)の親友同士2人が、
いけ好かない従兄弟が不在時のスペイン人嫁を誘って、
口から出任せの実在しない穴場ビーチを目指してドライブをすることに。
その道中でスペイン>>続きを読む
約3時間半の長編なので、2日に分けて鑑賞しました。
第一次世界大戦下の中東紅海周辺が舞台。
主役のイギリス軍人のロレンスは、軍事顧問としてアラブの部族を率い、
アラブの開放を名目に、オスマン帝国軍を>>続きを読む
この世にまたとない触覚の芸術を模索する全盲の男と、
監禁される女モデルの話。
女を監禁する倉庫を改造したアトリエの壁からは、
人間の各部位をかたどったオブジェが生えるように並んでいて、
床一杯に巨大>>続きを読む
確実に勝手な邦題をつけてそうなので原題を調べてみました。
原題は「Szamanka」でシャーマンという意味です。
原題にあるとおり、古代シャーマン(呪術者)の研究者が男主人公で、
見た目はちょっとザ>>続きを読む
長年勤めた検察官を定年になった男が、
持て余す時間を使って小説を書こうとするところから物語は始まります。
小説のネタは、25年前に捜査にかかわった殺人事件。
そして、映像は25年前に切り替わり、
書>>続きを読む
弟が生まれて、母親のおっぱいを取られてしまった4、5歳くらいの男の子が、
旅芸人(踊り子)のフランス人女性のおっぱいに恋をするという物語です。
人で埋め尽くされた路上に、
5層、6層に及ぶ組体操によ>>続きを読む
公開当時、劇場には見に行かなかったのですが、
姉貴所有の坂本龍一による同名のサウンドトラック
およびピアノヴァージョンの「CODA」が録音されたカセットテープを聴きまくりました。
インストゥルメンタ>>続きを読む
ブラジルのスラム街(神の街)でのギャング抗争の話。
私が映画に求める大きな一要素として、
「リアルなアナザーワールドの体感」があります。
この映画はそれを満足させてくれるものです。
主人公は、>>続きを読む
アメリカ大陸の広大な大地と空の映像が素晴らしいです。
うっとりして見とれてしまいます。
お話は、主人公のケビン・コスナーが、
インディアン(スー族)と仲良くなって、
最終的にはインディアンとともに白>>続きを読む
それはさておき、本作ですが、
テーマがチンポコということもあり、
とんだチンポコ映画になっています(いい意味でも悪い意味でも)。
阿部定事件がモチーフになっています。
最近のしおれた役柄を見慣れてい>>続きを読む
2004年のフィリピン映画。
原題はGagamboy(ガガンボーイ)です。こちらの方がいいですね。
蜘蛛を誤って飲み込んでしまった主人公が、
正義の味方の蜘蛛男(ガガンボーイ)に変身し、
ゴキブリを>>続きを読む
ハバナの街の雰囲気を満喫できたような気がします。
スペイン植民地時代の石と煉瓦でできた南欧風の街並みが、
長い年月、余り手が入れられることなく、朽ちながらも永らえていて、
美しく装飾的でありながら、風>>続きを読む
前知識を入れずに見たのですが、なかなかの良質なホラー映画でした。
原題はCalvaire。ラテン語で“ゴルゴタの丘”の意味だそうです。
「変態村」とは思い切った邦題を付けたものです。(原作レイプ的な意>>続きを読む
映像の面白さに飽きることがないです。
出動した飛行機と上空からの大パノラマ、
コクピット内計器類のこだわり、
首脳会議の大円卓の無駄な壮大さなどなど。
内容は、アメリカがソ連向けの核爆弾攻撃を誤って>>続きを読む
再生し始めた際に、50分弱という短さに驚き、
どういう興行形態だったのかとても興味を持ちました。
そしてタイトルキャプションがが出たとき、
文字が小さいこともあったのですが、
文字がつぶれるほどの画>>続きを読む
ディレクターズカット、3時間半。
第二次世界大戦中のドイツ軍の潜水艦の中が舞台。
時間のほとんどが潜水艦の中の映像で占められていて、
息苦しさが伝わってきます。
空軍のような派手さはなく、陸軍のよ>>続きを読む
ヌーヒンという名の田舎出身の女の子主人公が、
バンコクに上京して巻き起こす珍騒動ギャグ映画。
同DVD(珠玉のアジアン・ライブラリー vol.2)に収録されている
「シチズン・ドッグ」の女の子版といっ>>続きを読む
宮崎駿の「風の谷のナウシカ」に登場する巨神兵をフィーチャーした
10分程度の短編特撮映画。
劇場版として「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」と同時上映されたため、
期せずして鑑賞しました。
他作品の宣伝>>続きを読む
大都市バンコクに上京した主人公青年が味わう都市生活の悲喜こもごもを、
独特の極彩色とコメディタッチで描いています。
雰囲気が中島哲也作品に通じるところがあるかも。
万人向け娯楽として、ベッタベタなギ>>続きを読む
最初の方、男優の顔の区別が付かなくて戸惑い、混乱しましたが、
見てるうちに理解できるようになりました。
ある事故に関わる複数の視点からのストーリーを
時系列を細切れにしてシャッフリングしてます。
よ>>続きを読む
石井克人、三木俊一郎、伊志嶺一(ANIKI)の3人からなる
監督ユニット“ナイスの森”による作品。
話題切替時にアイキャッチ的に挟まる漫才など、
嫌がらせかというほど面白くないシーンがいくつかある以>>続きを読む
父親の違う子供4人と母親の計5人からなる母子家庭が、
とあるアパートに引っ越してくるところから始まります。
母親と長男だけの2人家族(近所迷惑になる小さな子がいない)
としてアパートを借りていることか>>続きを読む
原作がいくつかあるようですが、すべて未読です。
プーチン大統領とオリバー・ストーンの対談をまとめた
「オリバー・ストーン オン プーチン」
にて本作が言及されていたことから見てみることにしました。>>続きを読む
舞台は二次大戦中のタイのジャングルにある日本軍の捕虜収容所。
日本軍が連合国側の英国軍捕虜を動員して、
タイ-ビルマ間鉄道を突貫工事しようとするも、なかなか進まず四苦八苦。
英国将校が指揮を執るように>>続きを読む
2時間の劇場版ではなく、3時間のディレクターズ・カットの方です。
平日深夜から見るには長い作品で、
1時間程度ずつ、日を変えて見たのですが、
期せずして、幼少期、青年期、現在の3部がほぼ1時間ずつの>>続きを読む
時は南北朝時代の戦乱の世。
人の丈を超えるススキが生い茂る草っ原。
そこに棲み、そこに逃げ込んできた落ち武者から武具を剥ぎ取り食い繋ぐ女2人は嫁姑。
そこに、婿と一緒に戦に駆り出された男が一人命から>>続きを読む