原作小説は未読です。
35年前の映画ですが、あまり古臭い感じはせず、きれいな映像でした。
前にテレビ版(1977年版)を見たことがあるのですが、それに比べると、
映像へのこだわりが見られ、映画らしい>>続きを読む
南ア、ヨハネスブルク関係、なら面白くないことはないだろうと。
たぶん、それなりに社会派映画で、怖いもの見たさで見聞広げるのもいいかな
くらいの気持ちでした。
そんな軽い気持ちで行ったところ見事に裏切>>続きを読む
TOTOが音楽で参加しているのは聞いたことがあったのですが、
映画を見るまでには至っていませんでした。
さて、作品の感想です。
確固とした設定がありそうな雰囲気ながら、実に説明不足で、
原作はさぞか>>続きを読む
万全の態勢で見なかったのは失敗でした。
女の人が歌っているシーンで眠くなったので中断して、
明け方、寝ぼけたまま、続きを見たのですが、どうも話がつながりません。
あまりにつながらないので、抜けがあっ>>続きを読む
ディテールにこだわることで、異様な雰囲気を放っていますね。
撮りたい絵が先にあって、それをつないでいるといったふうで、
特に感動するストーリーがあるわけではありませんが、
見入ってしまう魅力がありま>>続きを読む
まあ、とにかく映像がすばらしいですよ。
一時期、ハリウッド映画も、CG多用で
薄っぺらい映像が増えていたように感じていましたが、
そういった不自然さは全く感じさせませんでした。
作り込みが念入りすぎて>>続きを読む
非常にシンプルで、テーマが絞られていて、無駄のない、良質な映画です。
実話に基づいた作品なので、嘘くさい大げさな演出にならないよう
丁寧に作られている印象を持ちました。
南アの大統領が分裂した国を>>続きを読む
原作マンガは、一時、長澤まさみがファンとかで、
マスコミにも取り上げられていた時期があり、
たぶんそのときに購入したと思うのですが、
たまたま、ベタな設定以外に個人的に驚かされるところがなかったのか、>>続きを読む
タイトルは聞いたことがありましたが、中身は全く知りませんでした。
この映画を一言で表すとすれば、USA!な映画です。
USA国民が怒っていいくらいUSA!USA!な映画です。
USA国民ではない我>>続きを読む
冒頭。
巨大ビル群がそびえ立つ夜景の中に、
都市の余剰ガスを処理するための炎が立ち上るシーン。
とても鮮明で思わず息を飲んでしまいます。
(振り返ると全編を通して一番綺麗なシーンでした)
都市の最下>>続きを読む
テレビのクイズ番組「クイズ・ミリオネア(インド版)」に回答者として出演した
ムンバイのスラム出身の青年が、正答を連続し、
パーフェクトまであと1問というところで、時間切れ次回持ち越し。
番組終了後、不>>続きを読む
序盤からいい映画の匂いがしますね。
エンターテインメント色は抑え気味で、地味ですが、
細かい機微をうまく捉えて、丁寧に作ってある感じがします。
イーストウッド演じる頑固アメリカ親父の、
悪態、凄み、>>続きを読む
結構、普通に楽しめました。
本格推理サスペンスを期待させる、序盤のワクワク感の演出は良くできているし、
途中大きく方向が変わり、結果的にその期待は裏切られるのですが、
不思議と後味の悪さはありません。>>続きを読む
以前より、アメリカ的な恐怖のとらえ方と、日本のそれとの違いに興味があって、
その違いを見るいい素材だなと思って、鑑賞してみました。
期待を上回る仕事をやってくれていて非常に楽しめました。
原作の映像>>続きを読む
異界、暗黒世界、死の世界などを、仮に、裏世界と呼ぶこととします。
この作品は、裏世界が、表世界に、ゆっくりと滲み出してきて、
最後には浸食してしまうというようなお話です。
本来パラレルな表と裏の世>>続きを読む
人類の究極のメニュー、至高のメニューは「匂い」である。
ということを映像によって表現した作品です。
とにかく、映像がすばらしいです。
人肌のシミ、毛穴、うぶ毛までもが、精細にフィルムに写し取られてい>>続きを読む
非常に楽しめました。
岩明均のマンガ作品「寄生獣」に出てくるクリーチャーの原型がここにあります。
「寄生獣」のハリウッド実写映画化いらんやん、と思いました。
地球外から来た生物と南極隊が戦う話なので>>続きを読む
こういう映画は好きですね。
物語を語らずに、
風景や情景を切り出して、それを重ねていくことで
静かに感じさせるような映画ですね。
終始雑然とした生活空間の景色と、けだるい空気なのですが、
その中で>>続きを読む
あまり期待していなかったのですが、いやいや、意外なまでに面白みのある作品でした。
当時19歳の高樹沙耶が、びっくりするくらい可憐です。
(今でも綺麗は綺麗なんですけど、加齢に伴うふてぶてしさ?
女優>>続きを読む
ホラー映画なわけですが、霧という静的な題材であっても、
恐怖を動的に表現せずにはいられない人たちなんだなあってつくづく感じましたね。
びっくりするシーンはあっても怖いと思うシーンがないのですよね。
C>>続きを読む
簡単に言うと、
観ている人に、「これは失敗でしょ」
と感じさせるようなつくりになっているんですよね。
何でこういう言い方をするかというと、
さすがに、笑いのプロがつくっているので、
ある程度は計算ず>>続きを読む
原作がある映画だと、どうしても比較してしまいがちですが、
観ている間は、批評的な視点は忘れて、映画の世界に入り込めました。
それで、映画を見終わってから、あらためて、
原作のマンガをパラパラと見直し>>続きを読む
興行的にもパットしなかったし、
特別な期待をせずに観たのだけれど、
その態度が功を奏したのか、そこそこ楽しめた。
何かを期待してはいけない映画。
風変わりな映像。郷愁。心象風景。時間感覚の麻痺。
ス>>続きを読む
前編からの続きになりますが、
後編はどうにもグダグダですね。
原作からの中途半端な引用に思慮が感じられませんでした。
本筋を変えたんなら、
枝葉の部分は残さなくていいよと思うところが結構ありました。>>続きを読む
悪くなかったです。
テンポ良く話が進んでストレスを感じませんでした。
ただ、死神のCGも頑張ってはいるんですが、
質感が中途半端というか。
なんかゴム人形みたいだったな。
グロテスクな生体として、>>続きを読む
借りてきた「犬神家の一族」のDVDを見ました。
もちろん夜中に見ないとダメです。
中身を見てみると結構遊び心が散りばめられていて
大笑いできますね。
横溝正史や角川春樹も出演していますし。
そういう>>続きを読む
主役であるホテルの支配人(フツ族)が、
自分のホテルに妻(ツチ族)と子供、
ご近所のツチ族の人達を匿い、
いかにしてうまく立ち回り、守り抜くかという視点なので、
虐殺そのものの残虐なシーンは抑えられて>>続きを読む
1991年の作品ですから15年も前の作品ですか。
着想そのものは、老人介護の問題を取り上げていて、
アニメとしては斬新だし、面白いと思います。
話があり得ない方向にエスカレートしていくのですが、
あ>>続きを読む
中々見るひま無かったけど、やっと見ました。
ジル役のシエンナ・ギロリーが、かっこかわいいので、
思わず出てくるたびに「ええのー、かわええのー」
と声を出してしまいました。
途中のアクションで「あり>>続きを読む
中学、高校、大学とファミコン類を完全にスルーした私が、
ゲーム専用ハードを買ったのは社会人になってからで、
そのきっかけが「バイオハザード」だったりする。
さて、映画はゲームとはまったくの別物。>>続きを読む
短い尺に収めるために、
原作からの改編が多くなされています。
下記の3点については、
原作においてリアリティに問題がある箇所だったので。
そこそこ合理的な判断だと思いました。
・序盤の近未来の飛行移>>続きを読む
コスチュームがちょっとダサ目だったり、
漫画チックなキャラクターの味付けだったり、
ハリウッド映画とは違うテイストを狙いつつ、
そこだけに逃げずに、
本格的なCGや特殊メイクを駆使して、
真面目にエン>>続きを読む
丁寧に、わかりやすく織り込まれた伏線と
その回収が素晴らしいです。
わかりやすく、でもあまりわざとらしくなく、
でも時にはわざとらしく、
のバランスが絶妙だと思いました。
念入りに仕込んだ伏線がスピー>>続きを読む
TOHOシネマズ新宿で見てきました。IMAX。
前から4列目の左通路脇。
フレディ役の彼が素晴らしいですね。
フレディ本人はここまで内面の繊細さを
表に出さない人間だと思いますが、
細やかな心の動きを>>続きを読む
巨大蟻登場時に3つの視点を使い分けていてるのですが、
すべてヒドイとは言え、とりわけ(2)がヒドイのです。
(1)巨大蟻の複眼視点(蟻に狙われている感を演出)
(2)静止遠景に巨大蟻を合成または実物>>続きを読む
30年以上前、少年期にテレビ放映をでちょろっと見たことがあるが、覚えているのはバイクゲームのシーンだけ。それだけなのだが、卓越した3DCG技術と映像センスによる表現世界、その舞台がコンピューター内部の>>続きを読む