話はすこぶるシンプルながら、
前作「パッション」同様、
執拗なまでの映像的リアリティの追求が凄まじく、
真に迫ってくるものがあります。
林の中の村で生活する裸族の平和的な営み
(とは言え、狩りに貢献>>続きを読む
ミミックと言えば、RPGでは定番の宝箱に化けたモンスターを思い浮かべますが、
本作はちょっと違います。
ミミックの元々の意味は“擬態”だそうで、擬態能力を持つ化け物の話です。
ゴキブリを媒介とした感>>続きを読む
松本智津夫が逮捕された後、教団の広報責任者として活動する荒木浩に密着取材した
ドキュメンタリフィルムです。
タイトル「A」は荒木のAであり、オウム(Aum)のAであり、麻原のAでしょうか?
荒木浩。>>続きを読む
テレビ版ではなく、映画版の方です。
湯村温泉に宿泊する機会があって、
「夢千代日記」の舞台だったという知識を得たので、見ることにしました。
評価の高いテレビ版はレンタルに供されていなかったので、
と>>続きを読む
世に出た当初は、かなり話題になりましたが、
見損なっていたので、今さらながら見ることにしました。
土地に伝わる、それほど昔ではない怖い話について、
手持ちカメラで取材を行い、ドキュメンタリフィルムを>>続きを読む
原題は「He Named Me Malala」
原作と言える「わたしはマララ」を読み終わり、
色々調べていたら、ドキュメンタリ映画があることを知ったので、
早速借りてみました。
やはり、映像の力は大>>続きを読む
珍しいラトビア映画。
バルト三国のどこか くらいの知識しかありませんね。
第一次世界大戦後、ロシア革命のさなかの1918年。
ラトビアは独立を宣言していたようです。(気づかなくてスマンm(_ _)m>>続きを読む
2ヶ月ほど前に本作と勘違いして、
2009年のリブート版を間違えて借りちまった者です。
今回はリベンジです。
現場はクリスタルレイクというキャンプ場なのですが、
どこにでもありそうな(日本にもありそ>>続きを読む
3時間超の大作。
60年代の米ソ冷戦下で躍起になって宇宙開発競争をしていた
当時の空気をとても懐かしく感じました。まだ生まれてませんが。
宇宙開発に皆が夢を抱いていた時代ですね。
前半は、音速の壁>>続きを読む
主人公のカウボーイが素晴らしいですね。
反面、ダスティン・ホフマンの過剰な役づくりはかなり苦手な部類でした。
テキサス州出身の青年が、
カウボーイの肉体的魅力で女性達から金を巻き上げようと、
ニュー>>続きを読む
スラッシャーホラーの原点を勉強しようと思ったのですが、
間違えて、リブート版を借りちまいました。
ということで、ジェイソンがメチャクチャ殺る。
くらいしか前知識がないまま、見始めたのですが、
画がや>>続きを読む
1960年。コンゴ民主共和国のベルギーからの独立の立役者、
パトリス・ルムンバが主人公。
ルムンバは、一旗揚げようと思ったのか都会に出ます。
持ち前の口のうまさで、ビール会社の販促員などをやりながら>>続きを読む
「ハスラー2」が、若き日のトムクルーズ主演で、
一般大衆受けのする作品なのに対して(見てませんが)、
本作は、随分と雰囲気が異なり、
勝負師の狂気であったり、
メンヘラ恋人の心の闇であったりが、
あ>>続きを読む
小学生の頃、テレビ放映されていたのを見たことがあります。
おおよその話の流れは覚えているものの、
ディテールはほとんど覚えていない中で、
666のアザの映像だけははっきりと脳裏に焼き付いています。>>続きを読む
オムニバス3部構成。
第1部は、海を背にした僻地に建てられた修道院を舞台にした話。
第2部は、うってかわって、都会で写真誌の編集者として働くキャリアウーマンの話に。
不意に襲う暴力の暴発しか共通点が>>続きを読む
序盤は、主人公の中年男に密着して、
一人息子との二人暮らしの生活や、
小さい会社ながらも経営者として働く姿などを丁寧に描写しています。
社会的な地位はそこそこありつつも、
特別偉ぶっているわけでもな>>続きを読む
主人公のノーテンキなバックパッカーが、
いい女とやりまくれると噂のスロヴァキアのホステルに行ったら、
ホントにいい女とやりまくりだったのだけれども、
だが、しかし、事件に巻き込まれ殺られまくってしまう>>続きを読む
タイならではの恐怖のイメージが見いだせないかと期待したのですが、
残念ながらそういったものは感じられませんでした。
90年代後半のJホラーブームの後なので、
その影響を色濃く受けていると思われます。>>続きを読む
原作既読。日本映画版、日本テレビドラマ版鑑賞済み。
日本の映画版(1998年)がベースになっているようです。
全体的に平均点を上げる努力はしているし、
それは一定の功を奏しているのですが、
肝心の部>>続きを読む
鈴木光司の原作3部作の中でも、第1作リングは、ホラー色が強く、
遺伝子コピーによる生物の増殖モデルを電子媒体に適用するという
当時としては卓越したアイディアと、
それをホラー作品に仕立て上げた手腕に鳥>>続きを読む
原作既読です。なんか全体的に、重要な部分が切り捨てられていて説明不足感がある割に、
不必要な部分がくどい印象。
ミステリ部分を大胆に切り捨てているのは、時間の都合上仕方ないと思いますが、
本作品のイ>>続きを読む
結構最近の事故だと思ってましたが月日の流れるのは早いものです。
機長の英断により多くの乗客の命が救われ、
機長はヒーロー、めでたしめでたしで終わったものと思ってましたが、
まさか、裏側でこんなことに>>続きを読む
原作小説は未読。
監督のヤマカンこと山本寛氏に対しては、
京都アニメーション時代に「ハレ晴レユカイ」で、
一大ブームを作ったのは評価してますが、
その後は、アニメオタクを相手にした狭い世界で、
炎上>>続きを読む
本作は、公開当時はプロモーションがメディアを席巻していて、
CHARAが歌う「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」は
切なく印象に残っています。
2時間半を超える大作。
東京>>続きを読む
子供3人を郊外の家にを閉じ込めて育てているという異常な状況の描写を、
これといった説明もなく、淡々と描写していく作品。
長女はシガーニー・ウィーバー似で、
次女はアントニオ・バンデラス似で結構かわい>>続きを読む
富士山麓の青木ヶ原樹海の奥に進むマシュー・マコノヒー。
樹海に入り込み、適当な木の根元によりかかるように座り込み、
永眠場所と見定めて睡眠薬を飲む。
しかし、樹海の出口を求めて彷徨う渡辺謙に出会ってし>>続きを読む
とある役所の寡黙な市民課長が主人公。
癌で余命幾ばくもないことを悟り、
これまで何も為し得ていない自分の人生を振り返り狼狽したり、
無断欠勤して遊び歩いたり、
心を入れ替えて市民のために仕事をしたりと>>続きを読む
公開当時はとても話題になったので、
見てないものの、設定はだいたい知っていました。
当時はとにかくジャン・レノ演じる非情の殺し屋のイメージが強烈でした。
しかし、ジャン・レノを見慣れた今見ると、
ゲ>>続きを読む
ミュージカルのダサさ具合は悪くないです。
主役2人がミュージカルをやりそうな人でないところイイです。
そのバカっぽさを隠れ蓑に、
誰もが一度は思い描くような淡いif物語と
ほろ苦い現実をブッ込んでく>>続きを読む
原作既読です。
かなりボリュームがある原作を2時間半におさめているので、
全体的に原作に比べると薄味な印象がありますが、
映画単体としては、バランス良くまとまっていると思います。
映像の雰囲気は悪>>続きを読む
前作で、ゴラムを愛でる作品になりつつあると言ったのですが、
早速、ゴラムの若き日の姿まで描く始末!
さすがに調子に乗りすぎだろと(笑)
本作も相変わらずゴラムが大活躍でした。
映像のスケールの大きさ>>続きを読む
アジア映画歴代興行収入No.1を樹立し、世界で1億人以上の観客を動員した
とのことなので、観ることとしました。
序盤のベタベタギャグの連発で、
これは最後まで観るのがキツいかなと思ったのですが、
主>>続きを読む
魔法使いガンダルフ以外の旅の仲間たちが3つのパーティーに分かれて進みます。
前半はホビット族の主人公フロドと相棒サム、そしてそれをしつこく追いかけるゴラム。
ゴラムを愛でるためのゴラム三昧映画と言っ>>続きを読む
2012年にチリで起きた鉱山落盤事件で閉じ込められた33人の奮闘と救出劇。
キャストにアントニオ・バンデラスの名前を見つけて、オッと思いました。
そのまま見続けるも、彼が出てきていないことに気付き>>続きを読む
「あなたに百万ドルが当たりました!」
という偽の手紙を本物だと信じ込み、
ネブラスカ州に賞金を取りに行こうとするモンタナ州に住む爺さん。
偽物だと言っても聞く耳を持たず、
ネブラスカをめざしてふらつい>>続きを読む
でくのぼうにあやかり「のぼう様」と呼ばれる成田長親(忍城城主の従兄弟)が、
城主不在時に石田三成勢に攻められるも、
農民を味方につけて、あっぱれな戦をするという話です。
ポテンシャルが高いのに色々と>>続きを読む