candydandy2507さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

candydandy2507

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ピンク・キャデラック(1989年製作の映画)

3.0

クリント・イーストウッド。この主人公、ちょっと性格がはっきりしないんじゃないかな。声色で演技をするかと思えば女と二人のシーンでは素っ気ない。ひょうきんなのかクールなのかはっきりしない。そして、この捜索>>続きを読む

ガントレット(1977年製作の映画)

3.5

監督もイーストウッド。原題の意味は「棒打ち刑」と言う意味らしい。軍隊なんかで、二列に並んだ兵士の間を通るように強制され、その間に両側の兵士にこん棒や鞭でぶたれるという刑らしい。最後のシーンがまさにそれ>>続きを読む

マンハッタン無宿(1968年製作の映画)

3.0

ドン・シーゲルと組んだものだね。厳しいことを言うようだけど、結局何もない映画、そんな感じがしたな。ニューヨークに出てきてから知り合った女性も中途半端。エロティスムとは無縁で、美人は美人かもしれないが役>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.5

是枝裕和監督。ペ・ドゥナがかわいい。まったく個人的な話で恐縮だが、知り合いの名前が連発されて驚いた。あるシーンで現れる幼女の名前がモエ。あとで明らかになった人形自体の商品名がキャンディ。男が人形に付け>>続きを読む

ペイルライダー(1985年製作の映画)

3.5

掘立小屋があるだけの谷があって、店が何軒かしかない町に行くにも馬車でかなりかかるし、汽車でさらに行かないと銀行のあるような町には行けない。母子と男、母子と男2。願っていた「奇蹟」が起こるが、一瞬にして>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.5

ストレートな映画だよね。真面目な映画。テーマが真面目というのではなく、ストーリーが直線的に流れていくだけで横道もサブテーマもなく、単なるデノテーション以上のものを読み込みようがない、そのまんまの映画。>>続きを読む

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

3.5

クリント、どうだったの、撮影のとき。楽しかった? タイトル自体といい、冒頭のクレジットの文字の色といい、なんというかゲテモノ、じゃないか、これみよがし?こけおどし?はったり?の感が強いな。私刑、安易な>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

映画の最後で、モン族の青年が譲り受けたグラン・トリノに乗って海岸沿いの道路を走っていく美しいシーンがある。あれは、愛車を譲り受けた、すなわちアメリカの魂を受け継いでいくのは案外こうした外国の若者なのか>>続きを読む

白熱(1949年製作の映画)

4.0

ジェームズ・キャグニー、怪演、熱演。素晴らしい。極悪非道のギャングだがマザコン。一味の中での疑心暗鬼、裏切り、制裁…。練りに練ったストーリーは実にスリリングで目が離せない。これで1949年公開とは。古>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウ。現在、ヒト科はホモ・サピエンスという一種類だけだけど、大昔のある時期には何種類かの「ヒト」が共存していた時代があったらしい。だから今後だって、新しい種>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

ジブリの名作中の名作。「メイの馬鹿!」。
カンタもいい。何回か見るうちに、糸井重里の声もしっくりするようになった。むしろこれ以外なかったかも。国民的映画だね。

甘い生活(1959年製作の映画)

3.5

フェデリコ・フェリーニ監督。マルチェロ・マストロヤンニ。「la dolce vita(ラ・ドルチェ・ヴィータ)」が原題。まあ、直訳ね。連日の浮かれ騒ぎ。楽しいなあ、こんな生活。でも、マルチェロにとって>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.5

ジェームズ・キャメロン監督。アーノルド・シュワルツェネッガー。よくできてるんだよね。SFとしては仕掛けはシンプルで分かりやすい。最初に見たとき、なかなかくたばらないシュワちゃんに、カミサンは泣いて怖が>>続きを読む

レニー・ブルース(1974年製作の映画)

3.5

ダスティン・ホフマン。高校生の時に見て、よく分からなかったよ。皮肉も批判も毒舌も。でも、なにか反体制っぽい感じ、反権力っぽい感じがかっこよくて感動したのを覚えている。また見てみよう。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.5

原題は「BUTCH CASSIDY AND THE SUNDANCE KID」。原題のままでもよかったね。ジョージ・ロイ・ヒル監督。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード。カッコいい二人がかっこ>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.5

スピルバーグ監督。ハリソン・フォード。いろいろな名シーンがあって、何回見ても楽しい。家族で見ても楽しいんだけど、終盤の溶けていくシーンは恐ろしいらしい。20年経ってもトラウマだと言っていた。申し訳ない>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

4.0

マーチン・スコセッシ監督。ロバート・デ・ニーロ。本作と「ロッキー」と「シンデレラマン」。どれが一番の好みですか。うーん、選べない。ボクシング、好きだし。やはり本作か。波乱の人生を文字どおり体を張って演>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

デヴィッド・フィンチャー監督。ブラッド・ピット。イーストウッドが出た「ダーティーファイター」っていう同種の映画があったね。それから「ファイト・クラブ」まで約20年かかったわけね。

タイピスト!(2012年製作の映画)

3.5

服がかわいい。全編、スタイリッシュな画面。これは楽しい。ストーリーもまあまあ楽しいし、見て楽しむおしゃれな映画だね。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.5

ジム・ジャームッシュ監督。トム・ウェイツ。音楽ともにかっこいい。ブームだったね。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ監督。一世を風靡した話題作。モノクロで、沈黙が多い。つまり、色も台詞も削ったということ。要素をなるべく削ってシンプルに。これは何かを作るときの若者の一つの方便。当時、圧倒されたなあ>>続きを読む

8人の女たち(2002年製作の映画)

4.0

フランソワ・オゾン監督。カトリーヌ・ドヌーヴ、イザベル・ユペール、エマニュエル・ベアールなど、大物を含めた、文字どおり8人の女が繰り広げる密室殺人をめぐるミステリー・ミュージカル。もともとは舞台劇だけ>>続きを読む

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.0

フィリップ・カウフマン監督。原作ミラン・クンデラ。ジュリエット・ビノシュが、田舎の、惚れたら命がけみたいなやや重い女の子を熱演。鏡を使ったベッドシーンはよりエロティックでスタイリッシュな仕上がり。プラ>>続きを読む

居酒屋(1956年製作の映画)

3.5

ルネ・クレマン監督。エミール・ゾラ原作。マリア・シェルが熱演。遺伝か環境か。無学な労働者階級の洗濯女が男たちや感情のもつれに、そして運命に翻弄されていくさまを描く。洗濯場でのけんかのシーンや、誕生会の>>続きを読む

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.5

レオス・カラックス監督。ジュリエット・ビノシュ。かわいい。ストーリーはともかく、画質なども含めたカラックスの映像力を堪能してはどうかしらん。花火も上がるし。

ディーバ(1981年製作の映画)

4.5

ジャン=ジャック・ベネックス監督。全体的な色調を見るだけでも楽しい。青に黄色、ときどき赤。徹底している。画面の構図がいちいちスタイリッシュ。とくに明け方のデートのシーンや灯台のシーン。むしろ、劇画的と>>続きを読む

豚と軍艦(1961年製作の映画)

4.0

今村昌平監督。長門裕之、吉村実子。西村晃も殿山泰司も好き。いやもっと好きなのは、小沢昭一。EXILEのUSAを見るたび、若いときの小沢昭一の顔を思い出す。
残飯が金になる。金になるなら必ず揉める。みん
>>続きを読む

キューポラのある街(1962年製作の映画)

4.5

浦山桐郎監督。東野英治郎、浜田光夫、そして吉永小百合。はちきれんばかりに輝いている。当時は、高校に行かずに中卒でそのまま働く子も多かった。社会党や共産党、労働組合もまだまだ元気なころで、世の中に社会主>>続きを読む

冒険者たち(1967年製作の映画)

4.0

リノ・ヴァンチュラ、アラン・ドロン。男二人に女が一人。三人で宝探し。三角関係とはよく言ったもの。すんなりいかず、いろいろ起きる。高校生の時、ませた友人がすすめてくれた作品。

終電車(1980年製作の映画)

3.5

フランソワ・トリュフォー監督。カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドゥパルデュー。撮影はネストール・アルメンドロス。さすがに画面が美しい。
ユダヤ人、ゲシュタポ、レジスタンス。当時、ゲシュタポはほんとに
>>続きを読む

エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

4.0

マリオン・コティアールにピアフが憑依した。時間軸が直線的ではないので、はじめはえらく混乱する。でも、途中から、あまり気にしないことにした。ピアフという女性の熱い人生の断片を、宝石をばらまくみたいに描い>>続きを読む

お葬式(1984年製作の映画)

5.0

伊丹十三監督。この映画は抜群に楽しかった。山崎努、大滝秀治、江戸家猫八など。高瀬春奈もすごい。そのほか名優がたくさん出ている。井上陽水も発見!全編、伊丹監督のこだわり、ですね。なにしろ、車のジャガーの>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

家族で見に行った。みんなで興奮。いわゆる子供だましの怪獣映画とは大違い。作戦の詳細や、組織・役職を含めた官邸・官僚たちの反応が実にリアル。専門用語をこれでもかと多用することで逆にリアリティが増した。結>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.5

ティム・バートン監督。ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー。ティム・バートンの映画、相性があると思う。だめな人は一切だめでしょう。オレは、ぎりぎりOKかな。この作品もOK。でも、独りよがりなところが時>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.5

フランシス・フォード・コッポラ監督。マーロン・ブロンド。本格的、というか正統派のベトナム戦争映画。完全版で見直すと印象が変った。いずれにしても圧倒的なパワー。いろいろと印象に残るシーンが多い。今でも、>>続きを読む

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.5

原題は「Enter the dragon」。邦題はお見事。世の中びっくり。みんなで真似して、みんなでとりあえずカンフーシューズを買ってみたりした。ヌンチャク捌きの上手な少年などがテレビに出たりしていた>>続きを読む