kanaMURATANIさんの映画レビュー・感想・評価

kanaMURATANI

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モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

4.0

一作目と合わせて過去の記録追加。
モスラと沖縄どっちも好きだからたまらないが、少し子供路線に舵きりすぎかなーと思わんでもない。一作目の方がまだバランスが良かった。
ただ海底遺跡やバトルシーンはよくでき
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モスラ(1996年製作の映画)

4.5

ゴジラの感想書いてて記録してなかったなーって追加。
小学生のときVHSに録画してバイブルのようにずっと観ていた。モスラ呼ぶ歌暗唱してたくらい大好きな作品。
子モスを運んだ親モスが海に沈むところで泣きま
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

初代+昭和飛び飛び+平成、令和作品完走済み。
今回は山崎貴監督だから人間ドラマに比重があるのだろうな…とは思いつつ、ゴジラ観たさに鑑賞。
最初にゴジラが出てそこでやられてしまう人というのは過去のゴジラ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

漫画アニメ予習済み。
王騎が大好きなので今回で見納めか…と思ってたら尺的に全然そこまでいかなかった!嬴政の帰郷エピソードと飛信隊最初の活躍がメイン。
部族平定のエピソードが冒頭でガッツリ割愛されるのだ
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アレッポ 最後の男たち(2017年製作の映画)

-

悲しすぎてスコアをなににしたらいいのかわからない。
だいぶ前に観たけど観てすぐ悲しすぎて記録してなかった。

ずっと紛争してたわけでなく、ある日突然日常が壊れて戦争の渦中に放り込まれた普通の人たちが、
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

美しい景色とうつくしいひとたち。
なんて得難い宝物みたいな夏なんだ、、これまた夏に観たい。
エリオに対して両親がくれる言葉、どれもめっちゃ素敵。あとマルシアもめっちゃいい子だった。
あと、撮り方なのか
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.7

淡々と、胸にじんわりくる作品。
戦前〜戦中の大きな時代の変化は当然おうちの外で起きるけれど、確実に暮らしを蝕んでいく。女中奉公するタキにとっては、小さいおうちを守ることが全てだったんだろうなあ。途中、
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

文学が好きな人はぜったい見て欲しい。
〝焚書は序章に過ぎない。 本を焼く者は、やがて人間も焼くようになる。〟って言葉を思い出したし、多少はその言葉を意識して作られてる気もする。
個人的に緊迫する場面で
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大奥(2006年製作の映画)

2.5

ドラマ見てたなーと懐かしくなって鑑賞。絵島生島の事件知ってたしオチはわかっていたけど、さすが大奥シリーズらしい話の持ってき方になってて懐かしかった。にしても絵島が貞淑なのはいいとして、生島新五郎が善人>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.5

ほんとに緊急通報室の中から出ずに電話だけで事件に向き合っていく映画だった。ただ、事件の内容は途中からはある程度予測できる感じ。主人公の人間性が意図的なんだろうけど端端で嫌な感じで出てきて、オチに繋がっ>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.2

婚約破棄のとこと最後の収録のシーンの台詞に切なくなった。全部に(ありがとうございます!)と言い切ったの原作未読やけどきっとそうなんよな?すごかった。
結婚を切り口にしてるけど他の問題でも全部そう。女に
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

2.0

原作好きでこれまでの実写三作鑑賞済み。これまではエピソードの端折り方やキャラの使い方含めて全然よかったけど急にレベルダウンしたと感じてしまった。でも、演者さんやスタントさんの力とかに文句があるわけでは>>続きを読む

花戦さ(2017年製作の映画)

2.8

茶の湯ばかり着目されがちだけど、対として花道も戦国の人たちに愛されてたんだなあとわかる。京の庶民みんな生けたり茶を呑んだりしているのかわいかった。
ただ利休を友とするならもう少し主人公との心の交流は長
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禅と骨(2016年製作の映画)

3.0

人生で観た中で一番強烈なドキュメンタリーだった。。
前半はヘンリミトワ氏の生い立ちや生き方がメインで、その辺の章は観てても無理なくて破天荒でもチャーミングだから愛されてきたのかなと思わられる。しかし中
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.1

ミュージカルで新解釈のシンデレラ。短い時間でサクッと観れて、歌や映像は文句なし!!自分で夢を掴みにいくストーリーは現代らしいアレンジが効いててよかった。
ただ、歌以外の場面では感情の動きが端折られすぎ
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

2.5

女優業を人気絶頂で引退して、モナコ大公に嫁いだグレースケリー。モナコに訪れる危機と同時に彼女の人生そのものにも危機が訪れていた、という感じで描いていく作品。
為政者、そして文化的に違う土地へ嫁ぐ大変さ
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プラスチックの海/プラスチック・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

海を愛する監督が、鯨のドキュメンタリーを取ろうとしていたら、撮影中あまりに沢山のゴミが浮いていて、〝プラスチックの海〟について調べることに…
一人のひとが作ろうと思った内容を曲げてこういう映画を撮った
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.2

要所要所に時代背景含めての説明がなされてて、学生運動とか無縁な世代の自分でもわかりやすかった。
芥正彦氏と三島の観念的な議論はちょっとついていけなかったけど、赤ちゃんが壇上に居たり、煙草のやり取りに和
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

大人になった少年(ジョンの文通相手、ルパート)が語り手で、なぜ彼らが文通を続けたのかがだんだんわかってくる感じ。
聞き手のジャーナリストと途中で軽く口論ぽくなった時にルパートが言ってることが全てだよな
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.5

すごいちゃんと完結してた。
庵野監督は人間が好きなんだなってよくわかる映画だった。

アメリカ映画とかの研究で言われる所謂《父殺し》がここにも起こるのかなって思ったけど違ってた。結局人と向き合うのを怖
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

結構何回も観てるけど感想書いてなかった。
誰も彼も、ある一方から見れば善良であり、別の一方からは暴悪でもある。そのことが、中世〜戦国の日本を舞台に森と人との問題として描かれている。

森には脅威のタタ
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アマプラでゴジラ映画がプライム対象になってるって気づき久々に鑑賞。前見たのは多分小学生の時…

平成ゴジラはゴジラ自体への解釈が多岐に渡っててそこが面白くもあるんだけど、厄災が来て街を襲えば人が死ぬっ
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

2.0

これも昔見たのを思い出して。
ハワイの穏やかな日常を味わう系かと思ったら、かなり濃いめのストーリー。
どこにいたって、何歳だって、人は恋するとこんなにも不器用で悲しい。
何年経ってもふと「ハワイハワイ
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.5

昔映画館で見たの記録漏れてたから今。
森山未來が原作そのままの演じっぷりでやっぱうまいなと。
前田あっちゃんはあの頃は何役しても「あっちゃん」に見えちゃうから尿瓶のシーンはなんか罪深い気持ちになった。
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.7

主人公の独白のシーンが物語るように、肉親だから全てを理解できるわけではないってことをみんな知っているのに最後は全部関係性で蓋をしてしまってるでしょ、でもこんな風に誰もがヒリヒリした(してる)よね?って>>続きを読む

地獄門(1953年製作の映画)

3.2

カンヌ国際映画祭日本初のパルムドール。一度は見てみようと思い鑑賞。
他の方も書かれているが色彩や音楽はすごくいい。
厳島神社での蘭陵王や、競馬のシーンは武家政権の栄華を美しく表していて見応えばっちり。
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.2

「蛇性の淫」「浅茅が宿」どちらも原典読了済み、でもいい感じに融合されてて無理のないストーリーと古さを感じさせないテンポの良さですっかり惹き込まれた。
冒頭の方で、男二人が金儲けを夢見て作る焼物の窯の前
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.0

一人一人全員の危うさと美しさみたいなのがすごかった。
何に命を燃やすのかって考えた時にそれは本来の若者の人生なら祭りや恋や憧れにであって戦争では絶対にない、ただあの状況下においては「絶対に違う」と否定
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1408号室(2007年製作の映画)

3.2

なんでか忘れたけどいつか見たことを急に思い出したので記録。おばけ、ではなくて悪魔的なかんじかな。でも面白かったと思う。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.6

ジュマンジの続編。ボドゲではなくゲーム機なのめっちゃウケる、誰が開発したん?笑
前作は家族の絆って感じだったけど今作は友情、そして今だからこその承認欲求や別の誰かになりたいという潜在意識を巧みに使って
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.6

小さい頃よく見てた。
めっちゃ面白いんだけど、幼心に狩人のおっさんが怖すぎた笑

ピクセル(2015年製作の映画)

3.7

ゲーム愛に溢れたB級映画!
エンドロールまであの凝り方、本当の本当にいい意味で大人になったオタクたちの熱い夢が詰まってる作品。こういうの好きだな〜。
一個だけどうしてもわからないのが、最初の宣戦布告コ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

2.5

終始蜷川実花の世界、、って感じだった。フィクションとして楽しむものだなーって感じだけど。静子のしたたかさ、奥さんの強さがよい。

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