蕎麦さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

アメリカに住む元オーストリア人のマリアが、友人の息子の弁護士にオーストリア政府に奪われた叔母の絵を取り戻す実話を元に作られた作品。
ナチスに略奪された美術品は数多くあって未だに持ち主の手に戻ってないも
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はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.5

移民問題を始め、寛容すぎる社会は大きな歪みを生むものだと思った。
差別は行けないが、なんでもかんでも個人を尊重しすぎると生きづらい社会になってしまうのではないだろうか。

ビハインド・エネミーライン 女たちの戦場(2016年製作の映画)

1.5

以前同じ「ビハインドエネミーライン」という名前のクソ映画を観たが、これもなかなかのもの。
それぞれの心理描写が全然わからないまま話が進み、気付けば殺し合いに。特に少尉の動機がよくわからなかった。

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.5

夫婦達の勇気に感動した作品だった。これが実話を基にしてるというのだからすごいことだと思う。
動物達が殺されるシーンは観てて辛くなったとともに、撮影は大変だったんだろうなぁとも思った。

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

5.0

老夫婦のほのぼのロードムービーと思って借りたが、実際は結構重いテーマだった。
ただ、それをユーモアを交えて描いており楽しく観ることができた夫婦愛が溢れていた作品。
自分も老いてなお妻を愛し続けられるよ
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ダウンサイズ(2017年製作の映画)

1.8

物語の設定としてはとても良いのだが、ダウンサイズしたならではのストーリーというものが弱かった気がする。
小さくなったならではのユーモアとかそういうものを期待してたので、期待はずれという事で低評価です。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

2.5

つらい話ながらも嫁ぎ先の家族がいい人ばかりで、話自体も中盤まではほのぼのとしたシーンが多かった。実際の戦時中も終戦に近付くにつれピリピリしていったと言うし、そういったところもリアルなのかもしれない。

ダンケルク(2017年製作の映画)

1.7

全体的にいまいちな映画でした。
様々な視点で描くのは面白いのだけど、全体的に話が弱い。
ジョージのくだりなどはそもそもいるのだろうか、という感じ。

神様メール(2015年製作の映画)

3.5

宗教的に色々と問題になりそうな作品。
神様メールによって自分の余命が知らされるのは確かにインパクトがあるけども、メインテーマは原題の通り新・新約聖書についてのお話。
様々な法則が「あるある」な感じで面
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.4

とても素敵なお話でした。
若い頃のエピソード自体はだいぶ自分勝手というか周りを振り回し過ぎているように思ったが、老いてもなお愛し合う2人の姿に感動してしまった。
読み聞かせることで戻ってきた妻が、一瞬
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彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

2.0

思ってたんとちゃう!というのが感想。予告編ではなんとなく爽やかささえ感じる紹介だったのだが。。。

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.0

ありがちなお話だったけど、気持ち良いストーリーで安心して観れた!

バトル・オブ・ワルシャワ-大機動作戦-(2011年製作の映画)

3.7

非常にお金がかかってそうな迫力のある映画でした。
題材はポーランドソビエト戦争という、マイナーな戦争。
騎兵突撃による戦闘が主役となった最後の戦争だと思う。その後、第二次世界大戦時においてもポーランド
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

2.8

テーマや発想自体はとても面白かった。ハワードについてのくだり、友人3人のストーリー、愛・時間・死との対話と盛り込み過ぎてる印象を受けた。
いい話ではあるが、盛り上がりには欠けるかもしれない。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

2.8

ルーがとても可愛らしかった。展開としちゃありがちだが、ウィルの気持ちを変えられない結末ってのは悲しかった。個人的にこういう作品は、わかりやすいハッピーエンドのほうが好きです。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

1.5

雰囲気だけの映画だった。
オシャレ感は感じるが特に盛り上がりとか感動ってのはなかった。

バース・オブ・ネイション(2016年製作の映画)

3.2

歴史上に実在した黒人奴隷ナットターナーについて描いた作品。日本人にはあまり馴染みのない奴隷反乱をテーマとしている。
主人公ナットは読み書きも出来て、信仰心も強く賢い青年として描かれている。仕えていた家
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ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

3.5

実話に基づいた2人の武器商人の話。
主人公のデイヴィットは事業で失敗しているところをエフレイムに誘われ、武器商人の道を歩み始める。最初は小さな売買で儲けているのだが、次第に大きなビジネスに・・・。
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

かなり過激な内容なので、単純に「面白い」とは言い難いが観て良かった!
ヒトラーという過激なスピーカーを通じて現代社会を痛烈に風刺している。
世界的に見ても民族、宗教による差別はダメだと言いつつも、本音
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.0

私にとっては上映時間がだいぶ長すぎました。観終わってまず疲れた〜という感想。

エイプリル・ソルジャーズ ナチス・北欧大侵略(2015年製作の映画)

2.5

心揺さぶられるほどマニアックな題材だったので期待して観てみたが、いまいちでした。淡々と盛り上がらないのは、リアルで良いのだけど何を描きたいのかっていうのがよくわからない。
ご本人達のインタビューが出て
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

2.7

ひねくれ者のヴィンセントと、隣に越してきたオリヴァーとの触れ合いを描いた作品。
いじめっ子と仲良くなるシーンもやや唐突な感じがあったり、ヴィンセントが魅力的な人物ではあるものの、最後のシーンに繋がるに
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ベルファスト71(2014年製作の映画)

1.9

アイルランドを題材にした作品って暗いものが多いが、ご多分に漏れず暗い。
そして誰が味方か敵か、どんな思惑なのかってのが難解な作品でした。
逃げるシーンなど臨場感出すために激しいカメラワークなのだが観て
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.2

可愛らしいアニメと思いきや様々な差別・偏見が描かれていて、考えさせられる内容だった。
差別にも負けずに頑張る者、差別に慣れて暮らす者。
夢を諦めちゃいけないって言うのは簡単だけど、差別偏見に打ち勝つの
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.0

そもそも何でこんな旅してるんだろう?と思いながら観ていたが徐々に理由がわかってくる。
主題は自分を見つける旅なのだろうが、そんな事よりも単純にこの旅自体がすごくスケールが大きくて素敵だった。

ルーム(2015年製作の映画)

3.6

7年以上監禁され続けた母と生まれた時から閉ざされた部屋で育った息子の話。
初めて外に出た時の描写、だんだんと外の世界を知っていく様がすごくリアル。個人的には初めて階段に遭遇する描写が印象的だった。

人生は小説よりも奇なり(2014年製作の映画)

3.2

熟年の同性愛者をテーマとした作品。同性結婚が法的に認められていても、実際には社会からの理解はまだ得られていなかったり、生きづらい世の中なのだと思う。
作品自体に物悲しさを感じるものの、男女の恋愛とはま
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偉大なるマルグリット(2015年製作の映画)

2.5

題材が非常に面白そうで観てみました。中盤まで滑稽な婦人の描写に笑ってましたが、だんだんと悲哀を感じる展開に。
終わり方もスッキリしなかった。

ファイブ・デイズ・ウォー(2001年製作の映画)

4.5

第一次世界大戦のアルゴンヌの森で失踪したホイットルシー少佐とその大隊の実話。第一次世界大戦をの激しい戦争映画は少なくそれだけでも貴重な作品だが、中身も非常にリアルに作り込まれていて、多くの人に観てもら>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

4.0

男尊女卑社会への批判が描かれているものの、とてもユーモラスな話だった。
序盤は真面目そうな話の感じで始まったのにどんどん笑える展開に。
主人公の恋した男がゲイだったり、その他の人物も個性的かつとても面
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シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

2.6

理不尽な上になんの救いもない、とてもツラいお話だった。

天使の分け前(2012年製作の映画)

2.3

ならず者のロビーが指導員のハリーとの出会いによって更生するチャンスを貰うって話。。。と思っていたが、盗み働いてるし仲間達は結局ならず者のままって感じでこんな美談風に描いて良いのだろうかと思った。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

音楽って楽しいと思わせてくれる映画。
ダンとグレタがお互いの音楽を聴きながら夜の街中を巡るシーンが素敵だった。と同時に、とても恋が芽生えちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしたが、そういう余計なものがなくて良
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人生万歳!(2009年製作の映画)

3.0

一応ラブコメディなんだろうか。
「頭が良すぎる」ということで、だいぶこじらせてる主人公と家出娘の恋から周囲の人まで話が膨らむも、最終的にはなんとなく収まりよく終わった。
この手の作品は大概そうだが、登
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HICK ルリ13歳の旅(2011年製作の映画)

2.0

支離滅裂で全くと言っていい程何を描きたかったのかわからなかった。
絵や音楽はかわいらしいけど内容はひどく破滅的な話だった。
クロエちゃんの可愛さだけでなんとか最後まで観た。

バルト大攻防戦(2002年製作の映画)

2.7

エストニアを舞台にした戦争映画。マイナーすぎる題材にしびれ興味本位で観てみた。
迫力もドラマもいまいちで、終わり方も歯切れが悪い。一応流れは史実に基づいた設定だから仕方ないけれど、もう少しドラマチック
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