蕎麦さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

蕎麦

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フランス組曲(2015年製作の映画)

3.0

統治されたフランスの田舎町の女性とドイツ将校の禁断の恋。面白い話ではあったもののフランス人がみんな英語なのが少し残念。。。
また、2人が恋におちるエピソードや描写が弱くて観ていて唐突な感があった。
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ミルク(2008年製作の映画)

3.0

自身がゲイであることを明らかにしてマイノリティの人権のために戦った活動家、ハーヴェイ・ミルクについてのお話。
今ですら差別・偏見の残るのに、1970年代のまだ全く社会的理解が得られていない時代に一石を
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サハラに舞う羽根(2002年製作の映画)

2.2

「映画なんだから」と言われればそれまでなのだろうが、あまりに突飛に話が進んでいく印象だった。長い割にはそこに至るまでの背景や描写があまり描かれておらず歯がゆく感じた。終わり方もなんだかなぁ~という感想>>続きを読む

スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

2.8

国籍の違う若者たちの共同生活を描いた作品。
いわゆるモラトリアムというものが上手に表現されており、登場人物やエピソードがとてもリアルだった。
彼らと同じ年頃に観るのと、数年後に観るのとではまた感じ方も
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カティンの森(2007年製作の映画)

3.3

近代戦争史、特にヨーロッパにおける戦争の中でポーランドは非常に重要な国であるとともに悲劇と苦難の連続である。
この作品はその中でも最も悲惨な事件の1つを題材にしている。終始重苦しい話が続き、全く救いの
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ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

3.3

第二次世界大戦時に実際に行われたベルンハルト作戦を題材にした作品。
当時、イギリス紙幣の約10%まで流通させたというのだから驚きである。
主人公は最初は自分が生き残るためだけに偽札作りに協力するが、次
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炎の戦線 エル・アラメイン(2002年製作の映画)

2.5

北アフリカ戦線のイタリア軍を描いた珍しい作品。
話としては特に感動したわけでもないが、この題材の作品ということで無難な評価。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

1.5

戦争映画の割に話が軽妙で面白いのだろうが、単純に好みではない。

イタリアは呼んでいる(2014年製作の映画)

2.5

2人の皮肉っぽい掛け合いが面白かったものの、向こうの文化やモノマネ等、知らないものが多すぎて残念ながら作品の本来の面白さの半分も味わえていないんだろうな、と思った。
全体的に料理や風景が素敵でお洒落な
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リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

3.8

厳しい躾の受けつつも色々な空想に耽る少年が、 悪ガキと出会ったことから映画作りを通じて友情を育む話。
序盤は、カーターが悪い奴過ぎてこんな奴と仲良くなって欲しくないと思ったし、脇役たちの話がよくわから
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サンバ(2014年製作の映画)

3.0

移民問題の難しさを描いている。
たとえ善良な移民であっても不法移民に見られないために服装や立ち振る舞いまで気にしないといけない。移民を受け入れてはいても、差別はなくならないのだろう。
話の終わり方はち
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.3

もし自分が同じ立場になったらどうするだろう、と考えさせられた。
主人公だけでなく、同僚たちのそれぞれの立場を考えるととても難しい問題だけど、実際にあんな風に家に押しかけられるのは嫌だし、サンドラの情緒
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.0

過去のランボーから比べ非常に生々しい描写が増えた。また初代ランボーも反戦映画であったと思うが、本作はよりメッセージ性が強い作品だと思った。派手なアクションとか爆破じゃなくてこういうところが本来のランボ>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

大コケした印象が強いが、見応えはある。今となっては絶対に扱えないテーマだがアフガンの戦士たちが蜂起するシーンは迫力があったし当時は感動した覚えがある。
けっして駄作ではないと思う。

ランボー/怒りの脱出(1985年製作の映画)

2.8

ランボーは2作目のおかげで3を作るきっかけになったと思うが、これのせいで派手なアクション映画のイメージを完全に植えつけられた気がする。
話としてはまあまあ面白いが、1作目のテーマからはかけ離れてしまっ
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ランボー(1982年製作の映画)

4.0

子供の頃これを観たことで戦争映画に傾倒するきっかけとなった作品。
アクションシーンはどうでもよく、ベトナム帰還兵の社会での厳しい現実が描かれていて、初めて観た時はとても衝撃的だった。
スタローンという
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バタフライ・エフェクト3/最後の選択(2009年製作の映画)

2.5

1、2とは違いサスペンスなテイストで描かれている。能力は一緒だけど全く別物の作品だと思う。
2よりは面白いものの1が良作すぎて比較してしまう。
全く違うタイトルだったならば少し評価は変わったのだろうか
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.3

それぞれ人生の分岐点を描く全部で6つの短編集。よくよく知らずに観たので最初はそれぞれの話がどこかで繋がるのか?と思って観ていたがそんなことはなくそれぞれ単独のお話。
ブラックユーモア満載なのだが、オチ
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

1.0

大体の映画は何かしら面白いと思うのだが、本作については非常に退屈に感じた。観ているうちに飽きてしまう展開だった。

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.5

前半のスーダンの紛争から逃れるところ、難民キャンプから渡米を果たし新しい環境に順応しようと悪戦苦闘するところ暗くなりそうな話だが、全体的には明るい印象だった。
実際の元難民がキャストとして登場してると
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.3

すごく爽快で楽しい話だった。料理のシーンや音楽などもワクワクするし内容も安心して観れる展開。SNSが飲食に与える影響の強さって映画の中だけじゃなく現実の世界でもとてもあると思った。

シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人(2013年製作の映画)

2.4

経済成長は必要か?というテーマを老婦人2人が探求していく話。
作者の思想がよく見える作品でした。
どうやって多くの人に耳を傾けてもらえるか、考えるきっかけになるか。この映画作品こそが作者が用いた手段な
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マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

4.2

マンデラと看守の交流について描かれた作品。白人側の視点も多く、間違った考えではあるものの周りの環境がよってはそういう考えに至るのも仕方ないのかな、とも思った。

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

3.0

実在のアイルランドの活動家、ジミー・グラルトンを描いた作品。
希望や情熱を失った若者たちのために立ち上がり、ホールを再会する。
しかし若者の自主的な活動はカトリック教会から見ると危険な活動と見なされる
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

3.7

変わった精神科医の主人公がしあわせとは何かってのを探す旅に出る話。
なんとなく最初からラストが読める話な感じだったが楽しく観れた。また、ところどころに出てくる可愛いイラストや音楽などが非常に良かった。

靴職人と魔法のミシン(2014年製作の映画)

2.5

面白いには面白かったが、やや雑な話かな〜とも思った。
魔法のミシンの設定をもっと活かしたエピソードが多ければ良かった気がする。
話自体は全般的に明るくコミカルな感じ。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.5

暗いテーマの話ながらもなかなかコミカルに描かれている。
堅物な主人公の心が動いていく様も印象的だった。

ソハの地下水道(2011年製作の映画)

3.8

ナチスのユダヤ人迫害の話で、舞台はポーランド。下水道工事の仕事をしていたソハは、たまたま地下に逃げ込もうとするユダヤ人達と出会う。最初は金銭をもらう代わりに匿っていたが次第に心が動いていく。実話をもと>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

こんな人生の最期を迎えたい、と思った。一番最後のシーンが本当に素敵。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.1

旧東ドイツの当時の社会をリアルに描いた作品。次第にヴィースラーの心が変化していく様が印象的だった。

ルワンダの涙(2005年製作の映画)

3.8

ホテルルワンダと同じくルワンダにおけるジェノサイドを描いた作品。実際にジェノサイドから逃れた人々がこの映画の製作にかかわっているということにとても驚愕した。
後世に伝えていかなければならない作品と言え
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.5

白人が勝手にツチ・フツという民族を作り上げたために起きた悲劇。

9000マイルの約束(2001年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦でソ連の捕虜になってしまったドイツ兵が脱走して9000マイル離れたドイツに徒歩で帰るよっていう話。
一応実話に基づいた話のようだが、一人の人が執拗に追っかけ回したり、最後のシーンなどは「
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ウィンター・ウォー/厳寒の攻防戦(1990年製作の映画)

3.6

冬戦争を題材にした映画ってほとんど知らないのだが、この作品はなかなか面白い。序盤のフィンランド軍が気楽に考えていたところ等はリアルな感じがする。
ただ、できれば冬戦争ならではの戦闘シーンもほしいところ
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