蕎麦さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

蕎麦

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遠すぎた橋(1977年製作の映画)

3.5

第二次大戦の時の「マーケット・ガーデン作戦」について描いた作品。
これが1977年公開と言うのが驚き!
CGなんて一切使用せずにあの迫力を出せる技術と豪華過ぎる俳優達の名演技なのはいいのだが、なんせ豪
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運命に逆らったシチリアの少女(2008年製作の映画)

3.3

父と兄の仇を打つため、マフィアを相手に裁判を起こしたっていう女性の実話に基づく話。
多少脚色があれどこれが実話で、しかもほんの20年程度前の話だというから恐ろしい…

主人公の感情的ですぐ激昂する感じ
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狼たちの処刑台(2009年製作の映画)

4.2

病を抱え、走ることなんかもままならないような老齢な男が、友の復讐を果たしていく話。
女刑事の存在が観ていて非常に疎ましいが、こういう輩って必ず映画に出てくるよな~と思った。
最後のシーンが非常に印象的
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

3.5

人口増加こそが国力の強化に繋がると言われた時代、中絶とは大罪なわけで。
そんなテーマのお話。
テーマがテーマだけに内容はずーっと暗い。やりとりがいちいちイライラする。

撮り方が独特で見にくいものの、
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麦の穂をゆらす風(2006年製作の映画)

3.7

パルムドールは伊達じゃないなってのが見終わった感想。

アイルランド独立→内紛というテーマは非常に興味深かった。IRAについての見方が少し変わった。

また単に貧富の差による「自由」の意味合いの違い、
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

3.8

ビエルスキ兄弟を中心としたユダヤ人とドイツ兵との戦いを描いた実話に基づいた作品。

何度も襲撃を受け森の中を転々としながらも抵抗し必死に生きていく様を描いている。
苛立ち、飢餓、内部分裂など外部からだ
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聖なる嘘つき/その名はジェイコブ(1999年製作の映画)

3.5

タイトルに違わず正に聖なる嘘つきの話です。

そもそも勘違いから始まったのだけど、人々に生きる希望を与えるため嘘をつくことになる。
救われた人もいれば命を失った人もいて、果たしてこれは善い嘘だったのか
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.5

三人兄弟のインド旅行。
内容は深いのか浅いのか…綺麗な映像、楽しい音楽、軽快なテンポが魅力的。

ヴィトンの鞄達がお洒落。

ビル・マーレーとナタリーポートマンがちょい役(?)でゲスト出演してる
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セントアンナの奇跡(2008年製作の映画)

3.3

反戦・人種差別・宗教的思想など諸々の要素取り込みすぎだろっ!ってのが最初の感想。
その割にはしょりすぎというか、後のシーンへの繋がりをかなり無視した構成でした。

また、実話を元にした話だと言うか
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

3.8

ひたすら食物の収穫から加工されてく様を流す映画。
無駄に綺麗な映像がとてもシュール。

人間が「食べる」ことを続ける限り当たり前のことなのに、牛や豚が加工されてく様を観て残酷だなぁと一瞬でも思ってしま
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女子高生サバイバル・ドライブ(2006年製作の映画)

1.0

今まで観た中で最低の作品だった・・・
何もかも意味不明。そしてパッケージに騙された

つらくて泣きそうになった。

ある意味『泣ける映画』か…

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.7

実話を元にしてるから言い方はおかしいのだけど「昔の時代ならいかにもありそうな話だ」といった感想。
しかし予想していた結末と違っててやな気持ちになりました…
全然すっきりしない!

僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.3

ハナ高校でアメフトのコーチを務めるハロルドと知的障害者の黒人青年“ラジオ”。
ハロルドはラジオに学校で生活させ、次第に人々との交流していく。人々はラジオの優しい性格に好意を抱くが、一部のそれを快く思
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フットボール・ファクトリー(2004年製作の映画)

3.0

主人公のトミーは30歳、平凡に仕事をこなしては、浴びるように酒を飲み、ドラッグにまみれ、セックス、そして暴力によって自分の中に溜め込んだものを吐き出す。
サッカーの試合に出かけては、 敵チームのサポ
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告発(1995年製作の映画)

4.3

最初はほんの小さな罪から始まり、終いにはスプーンで人を殺してしまう。実際の話を元にした裁判の話。

ケビンベーコンがただのコメディ俳優から一流俳優になるきっかけとなった作品だとか。

バタフライ・エフェクト2(2006年製作の映画)

1.5

前作の出来が良かっただけに完全に失敗感がある2作目。同じ設定を踏襲しただけで内容はひどいもんである。
ヒロインが綺麗なのだけが救いか。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

過去に戻って人生をやり直す。
幾度にも渡って、人生を修正していくが、完璧な幸せというものはないようです。

とても切ないハッピーエンドです。

es [エス](2001年製作の映画)

3.5

看守役と囚人役を偽の刑務所で生活させるというアメリカで実際にあった恐ろしい実験を元にした話。アメリカでは現在も裁判中のため、この映画は公開されていなかったが2010年にリメイクされたそうだ。
異常な心
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

2.8

かなり昔に観た作品。
1か月間、すべての食事をマクドナルドのメニューだけ食べ続ける。 モーガン・スパーロック監督が自ら体験し、その悪影響を実証するドキュメンタリー。食べ始めて数日後に嘔吐、しかし次第に
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ロベルト・スッコ(2001年製作の映画)

3.0

かつて実在し、人々を恐怖に陥れた殺人者、ロベルト・スッコの話。
動機はおろか、何を考えていたのかすらわからない、ミステリアスと言うより本当に怖い人だと思いました。

死は無意味、死はまぼろし

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みなさん、さようなら(2003年製作の映画)

3.0

末期ガンの父親とその息子の話。
父との確執がある息子だが、「父の死を楽しいものに」ということから色々奔走する姿が描かれています。
死というものに対して考えさせられました。

ヴェロニカ・ゲリン(2003年製作の映画)

4.1

アイルランドの麻薬組織の調査をし命を落とした女性ジャーナリスト・ヴェロニカゲリンの実話に基づく話
主人公のジャーナリストとしての正義感と、麻薬組織から家族まで襲われてしまう恐怖との葛藤。
考えさせら
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

母のために嘘をつきとおす息子の愛が素晴らしかった。
音楽もとても好き。

ブラックブック(2006年製作の映画)

3.6

駄作の香りがプンプンしたので期待して観たが、なかなかの良作でした。
作戦が悉く失敗し観ててとてももどかしいのだが、最後の方まで誰が裏切り者なのかわからずハラハラ楽しめた。

レニングラード 900日の大包囲戦(2009年製作の映画)

3.5

スターリングラードの激戦とはまた違ったレニングラードの包囲戦の凄惨さを描いた作品。描写がリアルでとても辛くなった。

提督の戦艦(2008年製作の映画)

2.8

ロシア映画史上、最大の制作費をかけたと聞いたが、多分衣装とか無駄に凝ったせいなのではないだろうか。最初の戦闘シーンはすごいと思ったが、進むにつれてどんどん浮気相手との逃避行みたいな展開に。
最後の終わ
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ビハインド・エネミー・ライン(2007年製作の映画)

1.0

話にまとまりがなくてすごい。
重要っぽい人物がバタバタ死ぬし、主役かと思ってたやつも死んで残り僅かに出てきた少女に主役を奪われる?ようなハードな作品だった。
米兵がフランス語なのも◎

大いなる休暇(2003年製作の映画)

4.6

島に工場を誘致するために医者に住んでもらおうと島民が色々と頑張ります。
コミカルに描かれているが、テーマは過疎地の抱える問題を扱った結構シリアスな話。労働による対価を得るということは人間の尊厳に関わる
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バトル・オブ・リガ(2007年製作の映画)

2.8

ラトビアの独立という全く馴染みのないテーマの作品。意外と恋愛っぽい要素を入れてたりするも中途半端で泣き所なし。
一番見せ場と思われるシーンもとてもチープで良かった!

君が生きた証(2014年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中まで息子が被害者だと思ってたのに実は加害者でびっくりした。最後の切ない終わり方がなんとも。