CASロジャースさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

CASロジャース

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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ゆったりと進むドラマではあったが3時間あまり長く感じなかった。
たぶん映像に妙に力があったせいじゃないかと。
監督の有名な2作も見てるがほぼ忘れてしまっていて、見る必要があるかと思っていたが関係なく楽
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同感〜時が交差する初恋〜(2022年製作の映画)

3.5

映画なんだからどんな設定も面白ければ良いと思うし、この作品の設定は好き。
前半のコテコテの青春ラブロマンスから後半の切ない青春ドラマへ転換がキモなんだろうけど、そこが弱いのがなぁ。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.2

何十年かぶりに鑑賞。
ほぼビートとリズムで押し切るトーキングヘッズの凄まじいパフォーマンスとセンスの良い舞台装置、構成を的確なカメラワークが捉え一体となり、今も色褪せない名作LIVE映画となりました。
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.2

とんでもない作風でとんでもない傑作だった。
再見したい、午前十時の映画祭でやってくれないかな?

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

3.9

80年代の音楽と共に生きている自分にとって大切なものになる作品。

でも曲自体は「Do they know it's christmas」の方が良いと思っている。ゴメンね🙇‍♀️マイケル、ライオネル、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

美しく本物の純粋無知の女性(男性が好む)がその純粋さからの欲によってドンドン成長していき男性達を凌駕していく。それをモラルなき不遜な映像とユニークな表現で描くその世界観、人生観が素晴らしかった。
不審
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ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

3.8

面白かった。
主人公と共に戦った個人投資家達の描き方が適切だったので、緊迫感が出て良かった。
実話ベースなのでクライマックスに盛り上がりにちょっと難ありだったのが、、。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

-

疲れで結構寝てしまいましたので、点数は再見の後。
でも起きているあいだはとても良かった。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

1.0

ずっと昔、勉強の為に見たが全く理解できず
ただただ映画館にいるのを我慢する90分であった、こんな観客を置いてきぼりの作品を名作などと言ってはいけない。
再見する気もおきない。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

無駄な会話と緻密な構成が楽しくて仕方ないし、面白い。

初見時は衝撃すぎて何が良いのか余り考えなかったけど、今回はセンスの良さに脱帽した。

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.0

とりあえず自分の趣味嗜好と思想を夫婦の危機と危い恋の中で軽く描くとこんな感じですが、どう?って聞かれて90分。
今回は今一つ乗れなかった。



監督や作品の話をした後の夢がそのままオマージュ?パロデ
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弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

3.5

兄弟話の前半がアメリカの青春映画まんまの後半にもっと影響を与えるドラマにしたら、もっと盛り上がるエンディングになったと思う。
家族や親友の描き方が良かったのでもったいなかった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

ヴェンダース作品で1番好きかもしれない。
静かなる出だしのうちはマスクをしない、鍵かけない、制服寝る部屋にそのままとか細かい所に気が行ってしまったけどw

同じような日々もほんの少しづつ動き、そこに喜
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

まあ良い終わり方だし普通に楽しく見れる。
ただバディコメディ要素メイン考えると笑い足りないし、陸上の部分が長く感じたり幾つかの不満がのこる。
ブラックマンタを前作と同じサブキャラ扱いのまま、コーダック
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

毎作、同じような感じなんだけどなんか心安らぐので、欲してしまう。今作でも心地よく劇場をあとにできました。

デシベル(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

アクションも迫力や緊張感も情緒もあり面白いんだけど。

たった1人の犯人がプールのあんな場所や公用車に爆弾仕掛けたり、警察じゃない軍人が犯人を追いかけて勝手にスタジアムやプールに入ったりする展開にリア
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.8

ファンタジーラブストーリーに色々ぶち込んでいるんだけど、やはり1番は泣ける切なさに振り切っているのが良い。
この監督は女性をツンデレだけど魅力的に描くのが上手いなと。
エンドロールも良かった。

マイ・ハート・パピー(2023年製作の映画)

3.5

韓流一の優しい泣き顔のユヨンソク氏と韓流一の巻き込まれ困り顔のチャテヒョン氏の暖かいロードムービー。旅に出るとやはりテヒョン氏が笑わせてくれる。
予定調和なので多くを望まなければ、楽しく見れる。

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.0

笑って泣けるシュチュエーションコメディ、今まで見た南北統一ネタ作品でもで1番軽くアホっぽいけど良くできている。
登場人物皆に見せ場も作り、細かい所でも笑わせてくれる。
今年の映画納めで楽しい作品を選ん
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.9

まさかこの作品を再び劇場で見る日が来るとはw

記憶にあったより、面白く作られていたなと言うのが正直な感想。
オープニングから、テンポよくわかりやすい話が進み後半のちょっと安っぽい銃撃戦まで飽きない。
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ハンガー・ゲーム0(2023年製作の映画)

3.2

一応このシリーズ全部見てるわりにほぼ記憶なしで見た。
そのせいか全く心に響くものがなかった。思い出したのはカットニスという名前位。
特に前日譚というのは難しいと思う、主人公がピンチでも緊張感は生まれに
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シェイン 世界が愛する厄介者のうた(2020年製作の映画)

4.0

R.I.Pシェイン。
追悼上映にてやっと見れた、ありがとうジャック&ベティ。

ほぼ人生を本人の語りと膨大な映像を繋ぎみせる手間のかかったと思われるドキュメンタリー。
シェインの曲の素晴らしさ、ミュー
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

宗教観により、複雑になった「恋人たちの予感」でほぼ予想通りの終わり方。
インタビューシーンもあるなら、何故ラストに2人のがないのか、勿体無い。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.9

バーンスタインの偉大なる足跡を駆け足で追って行く割に曲も聴かせて、プライベートも見せて行くのだけどエピソードの選択、更に描き方(背中合わせのシーンや亡くなる時のシーンなど)が上手いのでギリギリの長さに>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.4

ディズニー長編アニメ作品大好きな自分。
楽しかった、泣けた、良かった。
何度でも見れる。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.7

そもそもの設定に難ありだった?
「夢、願い」ってそんなに単純なものなのかと言う所から発生する疑問がずっと付き纏う脚本が酷い。
なにしろ100歳のお爺さんの願いがあれ?アーシャの願いもあれ?障害のある親
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画的に盛り上がる物語は特になく、基本料理してるか食べてるかをとにかく音にこだわったつくりで魅せていく。
皇太子のエピソードも弟子のエピソードもどうするのかを語らずに亡くなるシーンまでもかなりサラッと
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ポッド・ジェネレーション(2023年製作の映画)

3.7

まず発想と映像が良い。
科学、AIの発達、企業の立場と人の感情の乖離をしっかり描いていて、色々考えさせられる。

ただそれ以外の事はかなりサラッとしていて、終わり方も大体予想通りだった、続編で流した部
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

ナポレオンの台頭から没落まで描いている上にジョセフィーヌとの関係性を丁寧にみせているので、2時間半以上でも薄味に感じる。
それでもワーテルローの戦闘シーンの迫力は流石でした。

戦闘シーンで兵士が無駄
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(2023年製作の映画)

4.2

北野映画のエンタメ総決算という感じで面白かった。
戦のシーンが無駄に長くなく、不快な人物描写を多く見せた挙句緊迫感と笑いの緩急が上手く、見ていて飽きない。

北野監督の戦争に対する嫌悪感からか、戦国武
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ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅(2022年製作の映画)

3.3

ハーグローグの人となりはわかるんだけど、やはりライブ映像や本人の曲使えないはこのテーマでは辛い。