toshiさんの映画レビュー・感想・評価

toshi

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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

ずっと居心地の悪さを感じる。
夢ってもっと得体の知れないものな気がするのだけども、わかりやすく得体の知れないものとして扱っているのが居心地悪いのか。悪夢も分かりやすく説明された悪夢、という定型に収まる
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

4.2

愛と狂気と、ロマンチック
それぞれを楽しむことが大切ですよね

手を洗うシーンはほんとにいいなあ
愛なんて、お互いが狂ってるくらいがちょうどよいのかもね

愛しくて好きですこの映画
何度か見たい

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.4

じわじわくる。

人の多面性。じぶんが思ってやっていることは、他の人から見ると全く違う意図を持って受け取られることもある。
物事の両面性。弱いも強いも、いいも悪いも。見ながらどちらにも捉えられるから、
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.8

ものすごくよくできている映画だった。
謎、ユーモア、思索(時間への考察)、夢。音楽や演技の良さも。すべてまとめて映画だなあととても思う。
空から見て亀に乗っているのが見えるシーン、すごく好き。
責任と
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.4

ノスタルジーとは何なのか?
昔はよかった、あの時代を懐かしむ、という感情は簡単なものだけども、ノスタルジーの一つの要素は"隔たり"なのではないかと思う。
今の自分とは断絶された過去の自分を捉え直すこと
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.2

ジブリやルパンの諸作にあるような粋な要素がたくさん。コミュニケーションに余裕や隙間を感じる。それがとても心地よい。笑っちゃう!
自分の生い立ちや地元からは離れて人は生きることはできないというのは、ラピ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.4

パワーありすぎる
つかれたー

前半の濃密さすごいなぁ
後半の後期ドラゴンボールみたいな感じはどうなんだろう
漫画読んでみたくなりますね

芸能山代組最高
大橋力がいちばん時代の流れを感じない、という
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グレート・ブルー(1988年製作の映画)

4.6

プールのシーンは映画の美しさのぼくが求めてる全てに近いかも。大好き。

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.0

誰かの蜜月の時間は作品の強度にあらわれる、と感じる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.4

映像美、ストーリー、テーマ、コメディ要素どれも盛り込まれていて素晴らしくエンターテインメント。要素が多すぎてどれも散漫に感じてしまった。
ただ、ラストシーンがバッドエンドともハッピーエンドともとれるの
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

演技よかった。
ファンタジーとしても愛の映画としても響かなかった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

映画フェチの監督の、遺作に思えるようなような力強さ。
好きなことを好きとやり切るのはいいな。生きてる感じする。

フィーバー・ルーム(2016年製作の映画)

4.5

好み。言い訳なしに見てる人を説得させようとする力の強さが好き。その割に隙間は感じさせる。いいなー。

夏の終り(2012年製作の映画)

3.7

満たされたい、満たされない。
すべて満たされなくても、色濃く満たされる瞬間があるだけで良いのではないか、とも思う。
が、次に満たされない瞬間がやってきたときにはそれは忘れてしまうんだろうな。
人の、強
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

楽しかった!

ものすごく練られて良くできた映画だし、なによりいろんな物事への愛情をたくさん感じる。
それは映画だったり、家族だったり、ものづくりということだったり。愛に溢れてるなー。
映画館で一緒に
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

面白かった。
エゴが鼻に付く瞬間がままあるのが気になるけども、性と生についての考察と行動は興味深い。
邦題がうまく働いていない映画でもあって、見終わったあとに原題を見ると考察が深まる。