戦いさんの映画レビュー・感想・評価

戦い

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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

韓国の映画ってうまいな〜
南北問題いくらしゃぶっても美味しい題材がホイホイ出てくる
はっちゃけながらも時代のリアリティに腰を据えている
ふざけたオープニングなのに締めるところが容赦ない
放送が皮肉なと
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ミザリー(1990年製作の映画)

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お母さんだろ
なっちゃってるしな〜でやんわり進んでくところとか
お母さん絶対好きだしミザリー
食事のシーンとか仲良さそうで途中から見た同居人は薬盛るシーンでギョッとしてた
ショーシャンクなんだ〜と思っ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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見たことないからネイティブ・アメリカンの映画が見れてよかったな。こんな長いなら受益権とかの説明してくれよ。権利はあるけど殺される謎の国。ぬるっとフリーメーソンとKKK出てた。伝統の煙草と白人の毒として>>続きを読む

(2023年製作の映画)

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2時間の番組の中でシチュエーションコントコーナーを挟むようなふんわり。こういう感じのたけしテレビで見たことあるな~という感じで秀吉とたけしが近かった。草履のところとか客席全体がウケてた。影武者が次々出>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

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第一声から下品。オレンジとホワイトの話だけでまとめたら普通にエロい映画で終わるところ時系列を入れ替え無駄話と洒落た音楽を挟むことで距離を作っている。デティールの話をするときのデティールが面白く、デティ>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

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武田鉄矢の親父インタビューの話をしていたら見ることに。現在は説教くさそうなオヤジのイメージがあったのだけど、記事と同様当時は若者代表みたいな存在だったのかな。軟派な武田鉄矢が今から見ると犯罪レベルでど>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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前数分見逃してしまった。上手い人が大ぶりに口で説明してるな〜はある。「許しちゃくれないってことですか」とかモノマネしやすそ〜。ずぶ濡れの人間が「ずぶ濡れだー!」って叫んでるの変だよ。だけど、戦争から帰>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

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最初急すぎて間違えたのかと思った。バグダッド本当に関係なかった。
「ディズニーランドという聖地」によればそこは砂埃と無縁のアメリカの楽園らしい。
それぞれが好き勝手に過ごしてそれぞれのストレッサー
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(1985年製作の映画)

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美しい画面(カラー!)、華美な衣装、高すぎる城、秀虎のメイク、死にまくる登場人物、順々に回る大仰な台詞などシェイクスピア未履修なんだけど、黒澤がシェイクスピアやってんな〜となる。皆死ぬので逆にメロ
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大魔神(1966年製作の映画)

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開幕からすぐ大魔神の話してて、サブスク向けの音楽かと。花房家の人間が皆迂闊。小笹、自分を名前で呼ぶ女。話は「今溜めてるな」ってなる分かりやすさなんだけど、画面がずっとよくて、大魔神のデカい割にねち
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

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最近ギャンブルものの漫画を読んでいるのだけど、いかさま込みの真剣勝負や常民に対する博徒の矜持、若い主人公を導く先達などのフォーマットが既に完成している。濃いキャラの師匠役が入れ替わって群像劇になっ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

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黒人がやる白人の救世主モノなんだけどSF的なデティールが光る。ゴジラじゃなくて「ローグ・ワンのギャレス」なんだ~と思ってたけど、ロケーションのサービス精神や空に浮いてるヤツ、最近のスターウォーズっぽい>>続きを読む

ABYSS(2023年製作の映画)

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葬式から始まると邦画だ。東京の若者って皆こんな感じなんですか? 骨折の応急処置とか。東京行って逃げ場がないと行くとこないねえ。京都きなよ。アラサーが見ると流石にキツいものがあり、線香花火してるとこ
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復活の日(1980年製作の映画)

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いい感じの音楽と映像でいい映画だったな~になるオープニング。予言のような内容と、現実は反ワクとかでデモやっててそんなに大作感ないんだよなというところも含めて小松左京。千葉真一も反ワクで死んじゃったしな>>続きを読む

仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(2018年製作の映画)

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久しぶりだから話忘れてるところあったけど、もしかして予算めちゃ減ってる? 脚本も靖子にゃんじゃないんだ。話も覚束ず、悠がシームレスに場面移動するので悪い夢みたいだった。ガラス張りの家で人肉食すな。ライ>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

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逆に実話じゃないんだ。デティールがいい。最初に出てきて関係ないのかと思ってた十字路が印象的で、選ばなかった選択肢の話なんだろうなと。行かなかった歯医者とか、渡しちゃったナイフとか、ケリーとか。あの十字>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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下り坂のロッキーみたいな映画。「優等生」というか空回りする正義漢を陥れるのも、メディアやFBIの職務上の他を顧みない頑張りでなんも言えんくなる。絶対どこかに問題があるんだけど、仕事なんでそういうも
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初期のインターネットとかうんこしてなさそうなアイドルとか、今も健在な怪異の生まれたてだった。リアリティによって出る厭さ。物知り顔のオタクとか、若い主人公がアイドルグループの中ではお姉さんポジションと>>続きを読む

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

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Twitterで推されてたので。イラストがめちゃ可愛いのに比べてアノマトロニクスがそんなでもない。国道沿いのファミレスとか遊園地とか、楽しげなんだけど大人の作為とかはかなさとかを子供の頃から感じたりし>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

家だな~。黄色の△、家だろ。村に来る前などはとにかくディスコミュニケーションがおきまくって常時変な空気だったんだけど、ホルガはというと人々の動きにも調和がとれていて皆笑顔。終盤、ダニーとクリスチャンに>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

序盤は後手を踏み続ける主人公のふんわりと厭が交互に流れて気が狂う。雷に打たれるところとか突拍子もなくて笑っちゃうんだけど、ちゃんと不気味だし、笑っちゃうようなところが余計にいや。
関東大震災に伴う朝鮮
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます



話の筋は普通で、分かりやすすぎる脚本。テクノロジーによる意識の変容といこれまでのテーマは、スポーツマンのゾーンと同様のゲーム脳として描かれる。実写に被さるゲーム的な演出も嫌味がない。当初ゲームをレ
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

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ホラーに社会的隠喩か見たことないものを求めてるところがあるらしく、今のところノれなかった。ホラーって偏見を塗り重ねがちだよな。工藤の方が怖い。

バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自己実現型のフェミニズム(主語!)が、市井の女性の挫折の人生を経験しながら、より現実的なものへと寄り添っていく話だった。テーマの現代的意味やバービー人形の実写映画化(アニメはだいぶあるんだ!)という荒>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

丁度事件の100年後の当日に見ることになった。題材が重すぎるということは前提として、あの東出が(行為というより存在として)セックスをしまくっている!とか、井浦新が寝取られる役にハマりまくっている!とか>>続きを読む

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ベドウィンはそんなに水にギスギスしてないと聞いていて、アラブ人への偏見は多大にあるんだとは思う。皆英語喋ってるしな。しかし、異質で魅力的なアラビアの描き方とロレンスを通して描かれる大英帝国の複雑な内省>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます



思ったより生徒が小さかったな。ギリ騙せそうだし、もちもちしててかわいいね。サマーが一貫してこましゃくれてる。校長も変な飲み方でビール飲むとこぐらいから掘り下げてた。主人公も情熱だけなのかと思ったら
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8 1/2(1963年製作の映画)

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小学校の卒業文集で、書くことないっス~って書いたことを思い出す。面白いけど、それ以上に自意識がキツいな。前日に「リアリティのダンス」を見たので、食傷かつクヨクヨすんな!に。書くことないってことを書く結>>続きを読む

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

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オープニングのお金の話ってなんだったの? 長い金髪、カツラっぽいな~と思ってたらカツラとして除いてて笑った。突飛で楽しいけど、思春期の実感があってよい。遺品の靴墨で死の恐怖を克服するとことか。しかし、>>続きを読む

ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

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お姫様がお城を抜け出しちゃって~って筋書がありそうなもんだけど、場面場面が人間臭いコミカルさでいい。ヘプバーンもかわいいし。ショートカットかわいい! 幼すぎる気もするけどいくつの設定なんだろう。最後も>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

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出征するまでのカップルのバカさと、戦地での悲惨さ、ソ連での暮らしが分かってからのアントニオしっかりしてよという感じのギャップ。陽気なイタリア男を極寒の地獄に連れて行った戦争が悪いよ! ジョバンナとお母>>続きを読む

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現代の感覚(お前の感覚だろ)からするとそうか?というシーンが多く、眠いのもあって途中中断してしまった。悪名高いユニオシ、やってたな~。冒頭のティファニーで朝食を食べるところの、華やかな生活に憧れること>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ネタ元だ~。音楽も聞いたことある。エクソシストの映画なのにアザーンから始まるの大丈夫?と思ったけど、ペルシャの遺跡で意味深な爺が彷徨ってるとこ撮りたいもんね。
元祖として、時代遅れで見慣れない悪魔祓い
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

是枝監督と坂元脚本、テーマとギミックの食い合わせが悪いような。「面白さ」が邪魔なのだけど、3幕目は素直に二人の少年の関係性がよい。破滅的な結末しか描けないところに保守的な先進性を感じるのだけど、本邦が>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最初の火事の描写から、主観やエネルギーを映像に落とし込むアニメーションを極めていて偉いな~ぐらいだったけど、徐々に幻想的になって、観念が具現化された地獄めぐりをし出してからぐんと面白くなる。デカすぎる>>続きを読む

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