きしまみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きしまみ

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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.6

各方面からおすすめされすぎて逆に見る気になれなかった映画
ストーリーではなくマチルダの造形美を楽しむ作品に近い

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

「【長編】短編アニメーション」といった感じ
宮崎駿の夢の中を覗いてるようだった
事前情報をなくすことで見た人がどのように感じるのか試されている感覚がある

ジブリファンにはたまらないであろうシーンが散
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

試写会にて

ハリソンフォードの老いにも逐一触れられており、トップガンのような過去の栄光に縋る痛々しさはなく安心した
アクションシーンで流れる主題曲には毎度鳥肌が立つ
ラストの終わり方にはあまり納得が
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プーチンより愛を込めて(2018年製作の映画)

3.6

沈黙の証人は共犯者と化す。

自身の後継者としてプーチンを選んだエリツィンだが、やがて自身が利用されていたことに気が付く。大統領就任前は民主主義を尊重してエリツィンと国民のご機嫌取りをしていたプーチン
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

ネグレクトであることには変わりないが、生殺し状態の子宮に沈めるよりは希望を見出す前向きな映画であった
映画よりも実際の事件の方が酷い死に方なんてことあるか?

ナワリヌイ(2022年製作の映画)

3.6

勘違いしてはならないのは反プーチン=ロシアの希望とは限らないということ
彼は民主主義を謳う権威主義者であり、第二のネムツォフではない
西側メディアを味方につけ、プーチンを悪として描く本作はナワリヌイと
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

戦線の描写だけでなく、休戦協定に関するサイドストーリーが展開されている点がいい
ヒーローのように描かれるエルツベルガーは敗戦の象徴的な人物となり、後に右翼に暗殺される訳だが…

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.6

未熟なまま大人になってしまった子どもたちの絶望に蓋をするような大人の対応
真剣に向き合ってくれていることがわかるからこそ大人よりも大人にならざるを得ない子どもたち

人生の半分片親育ちの身として、片親
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

昔の成功体験を引きずる老害上司にしか見えない
仕事で成功を収めて周りに賞賛され、プライベートでは美女も手に入る!というおじさんのお伽話

2回目鑑賞のため追記
1作目のトップガンを鑑賞してから見たら素
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

菊と刀にあるように、行動指針に「恩」が刷り込まれた日本人の異常性を凝縮したような題材であった

ゆりちゃんの発言には棘があるものの、田母神への対応は真っ当であったと思う
急に手のひら返したようにブチ切
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