はむたろうさんの映画レビュー・感想・評価

はむたろう

はむたろう

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.2

ほんとに「エリセの完璧な帰還」だった。
エリセがまだ映画を信じてくれていることが映画の勝算かもしれん。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

どうやって終わらせんだよこの話って物語をああ終われるわと思わせてくるところが異次元。

異人たち(2023年製作の映画)

4.5

たった四人の登場人物だけで映画になる豊かさに痺れた

i ai(2022年製作の映画)

4.0

稲村ジェーンを初めてBlu-rayで見た時の感覚に近い。てにをはは置いておいて、忘れられないショットがあっただけで観た価値があった。

辰巳(2023年製作の映画)

-

どうしたってアウトレイジと比べてしまうが、やっぱり声とか芝居のトーンのレベルが違い過ぎる。チンピラがイキってるようにしか見えない。
それでも監督の技術は光るものがあると思う。

青春がいっぱい(1966年製作の映画)

4.0

おてんば娘どころじゃ済まされない二人の女の子。妙に愛せる二人のキャラクターとか素敵な映画だった。

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.5

こんなに良い作品だった記憶がなくてシンプルにびっくりした。素敵やんね。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

海が聞こえると同じタイミングで上映されているのが素敵な縁。
ファーストショットで想像した三人の関係性がその通り過ぎて、この三人の関係性はなんでしょう?と問いから入る形が正解だったのか分からないなと思っ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン版風立ちぬ。
映画の強度が高すぎる。
もうノーラン作品のこれまでが全てこのための習作かと思った。キュビズム的に切り貼りされていく時代と場所と、スクリーンに映る全て。これほど編集賞に値する映画あ
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ドゥニ・ヴィルヌーヴほど楽しみな映画監督はいない。
ノーランが過去に向かいがちな一方で、未来に向かい続けるヴィルヌーヴ。
経験すべき現実でしかない。
いつかDUNEに5点つける日を楽しみに待ちたい。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

2.5

これなんでそんなに評判良いの...
全部がぜんぶ嘘のための嘘なんよな...

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.3

2の予習でグランドサンシャインIMAX。
楽しみしかない大団円までのストローク。
助走がエグいけど、この監督の台詞は毎回素晴らしい。
生命の神秘は解くべき問題ではない。
経験するべき現実。

吸血鬼(1932年製作の映画)

4.0

影の使い方とか工夫がいっぱいあって面白い。ちゃんとスリラーになってた。

奇跡(1954年製作の映画)

4.0

観終わってあらすじ見ると笑う。
寝そうだなぁと思いながら寝ずに観た。
なんかある緊張感が素晴らしかった。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

全体的に迫力ある内容でもう少し興行が動いて欲しい内容。
ただ、エンドが一つ一つの丁寧にやり過ぎていてダブルエンディング感は強かった。特にラストシーンはCG使わずにやるべきだと思った。

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

5.0

人を殺す以上の悪事を起こし続けながら共感させてしまうという離れ業。
何もかも完璧に見えた。

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.9

ガイリッチーっていくらでも仕事あるんだろうな。めちゃくちゃ上手い。
久しぶりにアルゴ的なの観た。欲を言えばもうちょい死の天使は隠しておいて欲しかった。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.1

音駒好きには堪らんなぁ。
もはや漫画原作のアニメ化はそれぞれの脳内イメージにどれだけバチっと当てるかじゃなくて、ちゃんと振り切って描く心意気がある。強過ぎる

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

とても良い映画だも思うのだが、何かがずっと歯に引っかかっている気持ち悪い感じの読後感。

おそらく判決後に酒飲んで帰るワンシークエンスが気になってるんだと思う。

もちろん世界は簡単な二項対立では片付
>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

スリラーとして上質だけど、前半戦をコメディに振りながら起伏つけてくる感じが新鮮で面白かった。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

繊細で優雅で軽やかでいて、足取りを確かめながら進む素敵な映画でした。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

千と千尋のリアリティバージョン。ショーンおじさんのクッキーサンド的なやつのサイズ感かわい。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

良いエンタメ邦画。
映画部の男の子とか後輩とか良い子見つけてきたな。

熱のあとに(2023年製作の映画)

3.9

どこに行くのか分からない面白さはあるけれど、言葉に溺れた感が否めない。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

隣の人がめちゃくちゃ喋る人で、後ろの人が怒ってめっちゃ座席蹴ってて、エンドロールには一触即発の状況で、哀れなるものたちの演出かと思いました。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たことあったっけ?と思って観に行った。
悪くはないんだが、この前飲み会で割と年上の人達の下ネタを聞いているのが苦痛でキモくてヤバかったんだが、冒頭がそれで引いてしまった。最近イ・チャンドンば
>>続きを読む

>|