『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズのファンなのでとても楽しめた。ホラーミステリーに顔馴染みのキャラクターや妖怪たちが登場する点がファンからすると嬉しい。この作品を観て興味を持った人は『墓場鬼太郎』や京極夏彦氏>>続きを読む
ストーリーをまとめると割とシンプルなのだが、そこに人間そっくりのロボットと人間の違いとは何か、思考できる存在だからこそ生まれる葛藤や苦悩など、心や想いといった目に見えない概念が入り混じってきて物語が重>>続きを読む
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労働組合との対立、家父長制、ステレオタイプな男らしさ・女性らしさ、夫婦仲などさまざまな問題が詰め込まれておりどこかしら親近感が湧く。主人公および周りが畳み掛けて悪い方に傾いていく。衝撃的なラストシーン>>続きを読む
ほとんどをフォトロマンで構成した実験的にも捉えられる劇映画。短編だからこそ活きる手法だと思った。設定はSF要素が強いがストーリーはそこまで難解ではないため作品の世界観は掴みやすいと感じた。
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2008-9年のヤッターマンの再アニメ化が良質な作品だったこともあり、心配な面もあったが面白かった。特にドロンボーの3人の実写化への落とし込み(キャラクターデザイン、ダンスシーン等)が良かった。メカデ>>続きを読む
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本作を鑑賞してから思い描いていたホラー映画ではなかったものの面白かったため原作『ぼぎわんが、来る』を読みその後澤村伊智氏のホラー小説を読み漁る程になりました。
作品前半の人間関係のドロドロが苦しいとい>>続きを読む
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ゲゲゲの鬼太郎の映画シリーズの中でも国外の要素が強く、アニメシリーズは国内での出来事が多いため新鮮に感じられてとても面白い。舞台の中にニューギニアが登場するのだが、ジャングルの背景美術の鬱蒼とした感じ>>続きを読む
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ジブリ作品の中でも個人的最上位に好きな作品に入ります。既に鑑賞した方も、高畑勲監督の著書『アニメーション、折にふれて』を読んでから鑑賞するとより高畑監督のリアリスト的な側面や映画研究への探求を知れて本>>続きを読む
今鑑賞するとノスタルジーを感じられる短編映画作品でした。実写とアニメーションを組み合わせており、『ロジャーラビット』のような同じ実写とアニメーションの融合作品とはかなり差異があるので両方鑑賞して比べて>>続きを読む
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主人公を演じるディカプリオ氏の色気やそれを活かした口説き文句のシーンはキャラクター性を強調して、世渡り上手さを存分にアピール出来ていると思いました。父親を亡くして悲しむ素振りをしているように見せかけて>>続きを読む
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一見B級C級スプラッタに感じる本作ですが、同じテーマを扱ったドキュメンタリー映画『ザ・トゥルー・コスト』との対比が面白かったので是非比較して観たい方は両作を鑑賞することをオススメします。ただやはりスプ>>続きを読む
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前作よりも主人公達のメンタル面やすれ違いに人間臭さを感じる作品でした。物語の中でインターネットに主人公達が侵入するのですが、そこで登場したスパム広告のキャラクターが個人的に良いキャラクター性をしていた>>続きを読む
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実際にあった列車の暴走事故を題材としたドキュメンタリー映画と劇映画の中間と言える作品だと思いました。物語序盤で情報過多の導入がありますが、意外と飲み込みやすいです。大きなピンチを乗り越えて最初は仲の悪>>続きを読む
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主人公の現実逃避からの妄想かはたまた非科学的な現実かという場面から鑑賞者の考察を捗らせるストーリー構成でした。ろくでなしの登場人物がどんどんジリ貧になっていく様の焦りの描写や主人公のピンチは鑑賞者にハ>>続きを読む
登場キャラクターの考えが観る人によってかなり変わる作品でした。何人かで観てディスカッションすると面白いと思いました。起承転結の起の部分から承の部分までがスピーディーだったのであらすじをしっかり把握した>>続きを読む
ピクサー作品の中でも個人的ランキングの上位に入る作品です。キャラクターの感情の変化が急に感じるところもありますが、ストーリーはわかりやすく、感情移入出来る親近感もあり楽しめます。まだ観ていない続編が発>>続きを読む
劇画タッチでかなり黒で画面の構成がされている。ストーリー詰め込み気味で急展開過ぎないか⁉︎となるが、それを気にさせない程にキャラクターデザインがエログロ方面に突き詰められた耽美的な作品。声優さんも豪華>>続きを読む
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ありのままのことを綴ると、口の中がパサパサになりました。それほど国内とは思えない惨状が映されており、開いた口が塞がらないほど驚愕しました。もどかしさが残る後味がある作品でした。
手塚治虫氏の作品に登場するキャラクターがわちゃわちゃと動いて喋っていたことがシンプルに好きなポイントでした。また特にCGの表現が迫力があって楽しめました。
細田守監督らしい表現が多くあり、ファンの方には刺さるものがあると感じました。同監督の作品と比較すると、やや生々しい表現があるとも感じました。
多数のアニメーターの方の表現をオムニバス形式で楽しめる点はとても良いと思いました。しかし、画面酔いする人にはオススメ出来ない作品でした。
さまざまな分野の方がサステナブルという概念に対して切り込んでおり、一度に見聞を少しずつ多方に広げられることが出来ました。ただ、危機に対する訴えかけに関しては弱いと個人的に感じました。
細部までこだわりが強く、独創的な世界観を引き立たせる役割をしていました。斬新なカメラワーク、国外から見た日本の形、個性のあるキャラクターデザインが魅力だと感じました。また、気になった方はメイキングも観>>続きを読む