とうじろうさんの映画レビュー・感想・評価

とうじろう

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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

世にも珍しい討ち入りを描かない忠臣蔵。この映画における戦とは、即ち此れ財務である。武士といえども人。けれども彼等は紛うことなき忠臣であった。俳優芸人アイドル入り乱れる、歴史エンタメコメディ。
狂言回し
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.6

何度見ても人外寄生……とみせかけた共生バディとしての正解を見せ付けられる。前作に引き続き、エイリアンらしからぬ妙な子犬感を出してくる。アンに対する、ヴェノムお馴染みの「俺達の」花嫁という評価大好き。元>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.2

本来真選組メインであるために出番が少なめの万屋メンバーを活躍させるため、異なるシリーズを上手く組み合わせ、2度美味しい作品。映画オリジナルの場面も散見されるが、どれも原作がやりそうな瀬戸際パロディであ>>続きを読む

ブラックアダム(2022年製作の映画)

2.9

スーパーパワーを駆使するロック様は比較的レアなのでは?
近年のMCUやDCは所謂宿題が必要で若干辟易していたが、最早これは「いつものロック様の映画」としての方がしっくりくる。ヒーロー映画は勿論主たる
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.2

バルダーズ・ゲート3の軽い世界観予習のために鑑賞。D&Dを全く知らなくても楽しめる娯楽映画。地名やジョブや種族と言った語彙は流れるように多用されるが、重要ではないので理解できていなくても問題ない。その>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.1

邦画屈指のアクションはそのままに、前作より勢力図がシンプルかつ内面描写に依るものが増えた印象。想像よりも「いい話だったな」という感想に落ち着く一作。前作を観たのが相当前で朧気だが、どちらかというと探偵>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

敵対する二人が手を組むバディものの王道まっしぐらの作品。軽快かつ豪快なアクションと、洋画らしさ満載の小粋なジョークと謎の美女。主演俳優二人のシャワーシーンのサービス有り。プーチンのインスタグラムも有り>>続きを読む

銀魂(2017年製作の映画)

3.0

原作のテンポを維持しつつ、ギリギリ実写でも違和感の少ない仕上がり。絶妙な天人のチープさが許せるレベル。台詞や画角なども漫画を意識したものになっており、漫画原作の実写映画としては比較的成功している部類。>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ(2022年製作の映画)

3.3

とても綺麗なTED風味になった今作。ストーリーも王道中の王道で、娯楽作として気楽に鑑賞できる。前作を見ていても、見ていなくてもよし。見ているならば、前作で椅子に縛られていた義姉レイチェルの堂々たる振る>>続きを読む

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

2.3

良くも悪くも無難かつ平凡な仕上がり。普段のコメディ全開な福田監督らしさは抑え気味なこともあり、コメディともミステリーとも言えない雰囲気。ストーリーラインがミステリーとしては非常に簡潔なうえ、誰もが知る>>続きを読む

RANMARU 神の舌を持つ男(2016年製作の映画)

2.7

堤幸彦らしい、ユーモアとシュールさと不気味さに溢れた作品。某ドラマよりも明朗で、後味もさっぱりしているのでとっつきやすい。特に劇場版はドラマ版と比べ、所謂氏お得意の因習村的な雰囲気。村の役者さんは皆訛>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.1

PS5版3作やMCU版から比べると、ピーターが荒っぽいし調子に乗っている!そしていつも通りピーターが調子に乗るとろくなことがない!
この頃からスパイダーマンのアクションやモーションが確立されていて、今
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

たまたま時間があったので鑑賞。知識は本当に一般的な、鬼太郎の仲間たちを知っている程度。今の猫娘ってこんなに可愛いんですね。
所謂因習村に端を発したバディものであるが、根本的に村側がド外道であり、なんの
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.4

終始疾走感と郷土愛とジョークに囲まれたシャトルランのような作品。見終わった後はフルマラソン(やったことない)のような疲労感。常に画面の情報量が多く、びっくりするくらい全てのネタが流されていく。
所謂ご
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.3

原作ドラマ共に未視聴、他作品の上映でよく宣伝されていたため見てみた。ほぼ邦画は見ないが、好きな推理もの……?はTRICKと相棒。
主人公が「犬神家だ……!」と言っているシーンがあったので、遺産相続争い
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エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃(1988年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

これは最早フレディの多彩かつユニークでグロポップな殺害方法博覧会である。それ以外のストーリーラインがほぼ無いというか、ジョーク寄りになりつつある印象。
まずホラー映画のお約束であるが、まず前作の生き残
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

超絶ワガママ金のかかるエージェントvs癖の強め仲間たちvsその手綱の制御で振り回される司令塔vs不倫をバラされたくない映画スターvs映画スターと金がいれば他には何もいらない武器商人vs謎の正体不明10>>続きを読む

チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

最早アンディは恐怖心を胸に抱えつつ立ち向かう勇敢な少年ではない。逃げという選択肢が存在せず、他者を守ろうと積極的にチャッキーをやりに行く強い青年なのである。前作までのチャッキーvs子供という構図は引き>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

創作物における異常な犯罪者のイメージとして、予測不可能かつ無差別的な印象があるなかで、本作は加害者と被害者ではない主人公とレクター博士の奇妙な協力関係を描いている。それはただレクターに良心があるだとか>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

2.9

チャッキーのクオリティ向上、残虐さ向上、アンディの容赦のなさ向上。ホラー映画シリーズ2作目にしては正統派な作品。
勿論チャッキーの大暴れが主軸。そもそもあの破壊されたチャッキーを修理する職人の鑑には一
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.0

ダークサイド鶴瓶そして諦めなかったトーチャンのハッピールート半沢○樹……にしか見えなかったんだ!!鶴瓶に「銀行が金貸してくれんのや」とか言わせるな安らかな鶴瓶思い出しちゃうだろ!!(怪盗グルーが先です>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

令和でも冴羽獠は止まらない!こいつらただの変態じゃないぞ(劇中台詞)
シリーズは前作劇場版、フランス実写、ケーブルテレビの夕方放送……と基本知識しかない若輩でも楽しめました。アクション&ハードボイルド
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

4.0

バディエージェント映画の金字塔そして伝説。おちゃらけながらも地頭がよく新米エージェントとして食らい付いていくJ、そしてお堅く歴戦と見せ掛けて(実際そうなのだが)ユーモアを介し直ぐ強硬手段に訴いかけるK>>続きを読む

ピクセル(2015年製作の映画)

3.2

アーケードゲームを筆頭とした80年代カルチャーへ愛情と懐古を込め、ポップに軽快に繰り広げられるオッサンの大活躍。クイーンのあの名曲を流すだけでアツくなれる、子供のおれが考えたさいきょうのストーリー!を>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

2.7

調子に乗った若者たちが車で登場から始まり、いかにも怪しげ過ぎる山荘、必要か分からないエロティック、惨殺される若者。清々しいまでの古典的ホラーの美学がこれでもかと詰まっている。
基本的にグロ要素としては
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.1

邦題は『キャッシュトラック』と至ってシンプルであるが、原題を直訳すれば『男の怒り』である。怒りとは様々な様相を呈するが、本作のステイサムのそれは、燻ることもなく燃え尽きることない静かな激情だ。ただ一つ>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.2

こういうのでいいんだよ、こういうので。序盤にカラカラの例の悲しい設定をさらっと使った辺りだとか、ニッチな人選(ポケ選)も愛がある。あくまで名探偵ピカチュウの実写ということで、バトルが少なめでもやってい>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

完成形の分からないパズル、次々と見付かる形のあわないピース。それが合致して形になった瞬間スリラーがホラーに変貌する、そんな作品。静寂と不明瞭さ、先が見えない不安、そして探求心。不気味で訳も分からないの>>続きを読む

マダガスカル2(2008年製作の映画)

3.4

こいつら全員いかれてやがる(誉め言葉)
とてつもないギャグ疾走感を伴いつつ、要所要所にしっかりとキャラクターの重きをおいたストーリー。序盤の飛行機シーンは恐らく5分程度しかないが、その時点で見ている此
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

モンスターズってそういうことか! 冒険・サメ・恐竜・パニック・ガンアクション・巨獣大乱闘・コメディなんでもアリ!今回のステイサムの敵はサメだけじゃないぞ! やりたいこと全部やりました、そんな映画。サメ>>続きを読む

エルム街の悪夢3/惨劇の館(1987年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

前作でかなぐり捨てたアイデンティティを拾ってきたフレディ。じわじわとユーモア溢れた追い詰め方、若者たちの恐怖を煽る殺害……スクールバス疾走などさせないぜ!しかし毎度フレディは被害者をいたぶるのが好きな>>続きを読む

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