モコロヒさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

モコロヒ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

監督。僕たちはこの争いや醜さで溢れたこの世界で生きていくよ。ひみやキクノやアオサギといった友達も一緒にだ。だから大丈夫。ありがとう。頑張ります。

前情報無しで劇場に向かった体験は一生の宝物。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.6

戦闘シーンとBGMが良い。重苦しい世界観が一貫していて良いが、2時間半の殆どこのテンションでいられると少し疲れる。

次のジャスティスリーグに繋げたいのだろうが、これではただのジャスティスリーグ第
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.7

アイドルよりも仲間といる時間の方が大切になる瞬間。あの頃の皆、元気かなあ。

ヒーローマニア 生活(2016年製作の映画)

3.2

基本的にストーリーはよく分からん!しかし、荒廃した日本の都市で、躍動する主人公たち一派には、確かな熱い何かがある。ハリウッドには適わなくとも、真っ向から熱さを邦画で再現する貴重な1本。

ファンタ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.3

動物たちが無類の可愛さで心癒される。弱気なゴリラ、冷え性のホッキョクグマなど、掘り下げたら面白そうだ。

ドリトル目線か、少年目線か、どっちつかずなのが勿体ない。そこがブレてるせいで、様々なの動物
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.6

胸が締め付けられるような青春映画だ。主人公たちは、子供から大人になり、悩み、争い、苦しみ、この世界の不条理に気づいた。そんな時、この理不尽な世の中で、支え合える人がいるといないとで、世界の見え方は大>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.5

1990年、当時としては新進気鋭のサイコサスペンス。アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士の狂人ぶりが最大の見どころ。

90年代前半には珍しかった知的な殺人鬼や、女性警官の活躍も、今では親の顔
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.2

面白くない。この短い尺で、深堀もできない人数のヒーローを登場させて、サクッと世界を救う映画の何が良いと言えようか。

本来、それぞれ素晴らしいポテンシャルを持ったキャラクターたちを無駄にし過ぎてい
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.7

ワイスピ7作目。今作の撮影期間中、主演のポール・ウォーカーがプライベートの事故で若くして他界。ここまでブライアンの活躍を追った1人の観客として、ご冥福をお祈りします。

立ちはだかるシリーズ最強の
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

お前、足速いだけじゃないのか!なフラッシュ主演映画。伝統の重苦しさと涙の別れを遂げ、愉快で爽快になった新生ポップDC。

フラッシュのキャラが良い。シリアスとコミカルを使い分けを見ていて飽きない。
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

序盤、どんな構造が分からないうちは、純粋なテーマでメッセージ性の強い作品かと思ったが、見進める内に考えるほどシンプルでないことに気づく。物語の真相や、この映画の意図が徐々に明らかになっていく、巧妙な>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.2

いや、2ちゃんねるどこいった?

お笑いSF巨弾、ここに爆誕!序盤ずっと画面を覆ってる謎のエフェクトはなんなんだ!一人称視点なのにたまに本人が映るガバガバは、もはや愛おしい!後半の展開はちょっと楽
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.0

今度のワイスピはチームvsチームだ!機械のごとく計画を遂行するメンバーが揃えられた敵チーム。対照的に、仲間のために命を張れる主人公チーム。こんなの面白いに決まってる!

超ド級カーアクションも更な
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.7

進化を続けるカーアクション5作目。お馴染みのキャスト達が、わかりやすく悪い組織に、復讐を果たすべく作戦を計画!そこに過去作キャストが続々登場し、ここまで追いかけてきたファンにとってはかなり熱い展開と>>続きを読む

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.5

カーアクションは相変わらず見応え抜群。それ以外の箇所はどうだろうか。1作目を見た者にとって、出演者の再集結は嬉しい展開ではあると思う。

個人的には、またしても警官と半グレの間で揺れる主人公と、カ
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.4

至高のカーアクション、まさかの日本上陸。

日本人だから感じる違和感を除いても、脚本は無茶多め。このシリーズで不条理を気にしたら負けな所はあるが、それでも車走ってないパートの退屈さにはケチをつけた
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.8

カーアクション映画の決定版。高級車がバカスカぶっ壊れていく爽快さ!畳み掛けるような展開に目が離せない。

1作目からの改善が刺さった。勢力図がより分かり易くなり、シンプルなストーリーで主人公達に感
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

豪快なカーアクションは見物。当時としては近未来的でエレクトリカルなBGMに乗せて、bad guy達は己の信念を貫いていく。

熱い展開や青春要素がある。ただ、登場人物達は普通に犯罪者である。ファミ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

俺の親父もデヴィッド・ハッセルホフかもな。なあ、ヨンドゥ。

唯一無二のエンターテインメントを創造する神業に土下座したい。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.2

MARVELの中で誰?みたいなキャラ達を、ジェームズ・ガンはMARVELの中でも最高レベルでイカしたキャラに育てたのだ。

クラシックでメロディックな洋楽を採用したBGMが最高。それに乗って宇宙を
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スポンジ・ボブ/スクエアパンツ(2004年製作の映画)

3.8

勢いと静寂の緩急で笑かしてくる。ツッコみ出したらキリがないほどの、カートゥーンらしい何でもありのストーリー。自分のような、頭が小2で止まった大人にはオススメ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.4

現行最強スペースオペラの堂々たる終演!このシリーズを失うことで、誰しも少なからず今後のSF業界を不安に思うだろう。

GOGの魅力はなんと言っても世界観。昔ながらの特撮のようなデザインの宇宙人たち
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.6

派手な映画。これぞilluminationの実力である。もはや実写より実写のアニメーションは秀逸の一言。

反対に、脚本はハチャメチャ通り越してムチャクチャ。マリオの原作(?)をまとめることなど、
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

4.1

ヒーロー映画として暗いと言えば、確かにそうなのだが、これはそんな小言で終わらせるには勿体ない、ヒーロー映画の枠を超えたSF超大作だ!

スーパーマンがスーパーマンたる所以を、SF的に解釈し、超ド級
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フローズン(2010年製作の映画)

3.0

ワンシチュエーションホラー。地味だがリアリティのある設定。それ故、派手な展開は少なく会話劇中心となるが、特に楽しい言い回しや工夫があるわけではなく、退屈という言葉がふさわしい。

骨折のシーンは妙に
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メメント(2000年製作の映画)

4.1

今まで一度も見たことがない様な、全く新しいサスペンス。なんとこの映画は結末から始まる!

とある事件の時系列がA(事件の始まり)→B→C→D(事件の結末)のように流れていくとすれば、この映画はまず
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.6

主要キャラクター・灰原哀に焦点を当てたとされる今作。かなり優しめに最近の展開や登場人物が解説されており、初心者でも見やすいだろう。解説の入れ方も、違和感なく自然に入れてくるあたり、長年劇場版をやって>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

3.4

ただの群像劇ではない。出てくるヤツら全員悪党。犯罪者しか出てこない群像劇。悪党共のそれぞれの陰謀が、テンポよくひしめき合う。

サムネからしてブラッド・ピットが主役なのかと思っていたが大間違い。ブ
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

非の打ち所のない過程と、絶望的な結末。シンプルな設定に、凸凹バディ、超猟奇的殺人鬼など、登場人物の魅力が詰まっていた。特に、物語のベースとなる連続殺人事件を繰り広げるジェーン・ドゥの狂気ぶりは、この>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

日本の小説家が思いつきそうな脚本。平凡だが異質な思考を持っている主人公と、カリスマ的な力で社会に反発する男の物語。しかし、先の展開を読むことは決して不可能。どう足掻こうとも監督の手のひらの上である。>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.6

シンプルな発想と緻密な設定。駆け抜けるような2時間半。

人の見る夢に潜入して、アイデアを盗んだり、植え付けたり。そんなシンプルな発想から展開されていく、緻密な設定が面白過ぎる。現実世界と夢の中の
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

このレストラン、このシェフ、何がが変だ…

人は吟味するのが好きで、ネットニュースひとつでも、賛成する人、反対する人、茶化す人、知識を披露する人、崇拝する人、など多種多様の反応があり、そういった余計
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

大人が笑えるお祭りスパイ映画第2弾。

スピード感溢れるアクションは見る人を熱狂の坩堝へ!ワンカット風の無双シーンは、息もつかせぬスペクタクル!

爽快なアクションに加え、少しのアダルト、ゴア描
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.1

全編パソコンの画面上で繰り広げられる、最新鋭のサスペンス。後味最高、文句なしの王道娯楽。

勘のいい親父は最高だよ。