rollさんの映画レビュー・感想・評価

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タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

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ベルリン三部作のなかでは一番筋がちゃんとあるのでは(ただし上映時間も最長。)
メディアを統べ助手の女たちを従え高笑いし喋りまくるマブゼ博士最高〜
ドリアンの反撃開始という重要な局面に、唐突に犬にベンツ
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フリーク・オルランド(1981年製作の映画)

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見終わって数日経つけれど全然インパクトが抜けない。キッチュな衣装と寒々しい工場跡地の対照感、定点で同じ光景を長ーく撮る執拗さに酔う。構図がずっとバチっと決まっていて、写真が動き出したみたいな感覚になる>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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かっこいい。片道切符でやってきたベルリンで、着飾った女が所構わず無言で酒を飲みまくるのを見るだけで何か胸がすく感じがする。主人公とホームレスの女との紐帯も最高。『フリーク・オルランド』にも出演の小人の>>続きを読む

炎上する君(2022年製作の映画)

3.7

差別に対する怒りや違和感や相手に対して思うことを素直で直球な言葉で伝える二人が最高だった。DIVA MEとNGの使われ方もとてもかっこよくてブチ上がった。
最後の浜中の髪型だけひっかかってしまった。

尾崎翠を探して 第七官界彷徨(1999年製作の映画)

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作家の評伝も交えながら、原作よりも女同士の関係性にフォーカスしている気がした。主人公と隣人とのシーン、女学生たちが海辺に並ぶショット良い。

恋するアナイス(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

女と女を描いた絵を集める女、女の絵を見る女を見る女。早いテンポのなかで視線の交錯が丁寧に映されていた。
オンライントークで最後のアナイスの台詞について監督の考えを聞けたけど、エミリーを、情熱から身を引
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

限られた時間の中で、語ることを封じられてきたことをそれぞれ言葉にしていく緊張感
事実、体験、闘いたかったり故郷を離れたくない気持ち、共同体や女性/男性の一枚岩じゃなさ、未来をしっかりと見つめつつ、信仰
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