Cozyさんの映画レビュー・感想・評価

Cozy

Cozy

映画(168)
ドラマ(37)
アニメ(0)

帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

4.0

タカ&ユージをただただ堪能。ストーリーもそれなりに面白かった気はするけど、終わってみれば記憶に残るのは二人のカッコよさばかり。

スタイルのよさ、服のセンス、おしゃれな会話、身のこなし、ガンアクション
>>続きを読む

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.3

静かに碁を打ち、長屋では貧しいながらも娘と仲良く暮らしている主人公。その日々を丁寧に描いていく作品…と見せかけといてからの、後半は思いっきりサスペンス展開でした。あっちもこっちもクライマックスでハラハ>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

4.2

観ていてただただ辛い…何度も目をそらしたくなるけど一筋の希望を求めて最後まで観てしまう、そんな作品でした。精神状態の良い時に観るのがお勧め。

石原さとみ演じる主人公は、世間に、そして何より自分自身に
>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

「四月になれば彼女は」、「パストライブス/再会」、そして「青春18×2君へと続く道」と最近映画館で観たラブストーリー。
偶然なのか、どれもピュアで胸キュンな恋をしていた過去と、現在の時間を行き来しなが
>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

いろいろサービス満点でお得感あふれる映画でした。
ゴジラやコングやスカーキングのアクションに地底王国に探査機に親子愛にラストには美人の〇〇〇まで。
これでもかこれでもかとおまけがついて、お腹いっぱい。
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

変にドラマチック展開にはならずリアリティがあるので「それ、わかる~!」とうなずきながら観ていた。
自分の心の奥の奥に眠っていた若かりし頃の思い出を掘り出し、シンクロさせてしまう。「あの時〇〇していれば
>>続きを読む

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.8

とにかく映像が綺麗!まるでチームラボのプロジェクションマッピングの世界にいるようで花や光が降り注ぐ。史実のリアルとファンタジーが混ざり合った衣装も素敵。残念ながら某超人気アニメ映画が大箱複数使っている>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

小学校時代から夏休みの平和教育や終戦記念ドラマで「原爆許すまじ!」を刷り込まれてきた身としては、観続けることがなかなか辛い映画でした。
ノーランならではの時間軸の飛び方やトリニティ実験のリアルさなど映
>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.6

説明過多なラブストーリーが多い中、こういう観客の想像力に任せてくれるような作品は好きです。
ずいぶん前に読んだ原作小説が好みではなく、あまり期待せず観たら思いのほか良かったので、その分甘めなポイントに
>>続きを読む

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.1

杉咲花はこの作品や「市子」のように不幸を背負った役が本当にハマる。華奢な体格もあって「なんとか幸せになってほしい」と願わずにはいられない。

以前小説を読んだ時、杏吾がトランスジェンダー男性だとわかっ
>>続きを読む

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.9

とにかく話が、脚本がすごく面白い!
次々にストーリーが予期せぬ方向へ転がり、最後の10秒ギリギリまで結末が読めないクライムサスペンス。「きっとこうなるんだろうな」と予想を立て直しても、何度も裏切られま
>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

-

試合シーンがド迫力!素晴らしかったです。これこそ実写化不可能、アニメならではの良さをフルに生かした映像を楽しみました。

ただ…予習ゼロで観たら話に全くついていけず、ほぼアウエー状態での鑑賞でした(笑
>>続きを読む

身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

4.2

ムロツヨシが水を得た魚のように生き生きしています。台詞回しや仕草がいちいち面白く、永山瑛太とのコンビネーションも抜群。良い意味で気楽に観れて好き。
忠臣蔵にこんな解釈があろうとは!奇想天外な展開が続き
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

PMSとパニック障害という生きづらさを抱えた2人。その設定にもかかわらすかなり癒しをもらえた作品でした。お互い相手を理解しようと努力し、思いやり、その2人を囲む同僚たちも皆優しくてほのぼのします。>>続きを読む

サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.5

美しいラブストーリー。美男美女と久石譲の音楽で目も耳も癒されました。
特に浜辺美波ちゃん。デビュー当時は正直滑舌など気になってましたが、作品を重ねるたびどんどん上手くなっていて、もはや邦画に無くてはな
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.6

雪上でのダイナミックなアクション、リアルな獣たち、不死身の山﨑賢人、イッちゃってる玉木宏、いぶし銀の舘ひろし、ぬるぬるの矢本悠馬、etc.…とにかくどれも楽しかったです。原作未読ですが導入部の説明もわ>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.7

目を覆いたくなるような残虐で暴力的なヤクザ作品もあれば、「ごくせん」「極主夫道」のようにその濃いキャラを楽しむヤクザ作品もあり。綾野剛はそのどちらも本当に良く似合う。ヤクザ(俳優)になるために生まれて>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

主人公が朝起きて、歯磨いて、自販機で珈琲買って、トイレ掃除の仕事に行って…という平凡な日常になぜこんなに感動するんだろう?ルーティンを繰り返せることが、奇跡みたいに輝いている。主人公はほとんど喋らない>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.6

テレビアニメ未見でしたがすんなりストーリーに入っていける親切な導入部があり、なかなか楽しめました。アーニャ可愛かったし。特にトイレの詳細な描写、その気持ちわかる(笑)

ただ全体的にそつなくまとまって
>>続きを読む

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

4.0

松竹の女子高生ラブものって苦手であまり観ていなかったのですが、特攻隊ということで興味が。
ボロ泣きでした。ストーリーはベタで予想通りの展開が続き、それがもう心地よく最後の主題歌に至るまで満足でした。
>>続きを読む

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

コロナがあったので、映画館で思いっきり声出して笑ったの3年半ぶりかも。ずっとマスクの下で笑いをかみ殺し映画鑑賞してたので、なんだか変なストレスが飛んでいってスッキリ。

あと友達と一緒に映画を観たのは
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

三英傑に本能寺の変は幾度となく映像化されてますが、さて世界の北野武監督はこれをどのような解釈で……
え?そっち!?まさかのBL三昧で、それも耽美なやつではなくて笑えるやつ。黒ひげ危機一髪みたいに首が次
>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

前半と後半で別の映画を観ているようで、前半を引きずってしまった自分はちょっと消化不良。あれはあれ、これはこれなのね。

後半の家族の物語すごく良かった。離れ離れになっていた家族が少しずつ距離を縮めてい
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

4.7

多様性、LGBTQ、個性を大切にしよう、などの言葉がぺらっぺらに思えるほどぶっ飛んでいる登場人物たちの嗜好。もう奇妙奇天烈過ぎて理解が追い付かない。
「他の星から地球に留学しているような感覚」というよ
>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.7

誘拐事件の方はそこまで緊迫感は無く、永田町にうごめく政治家たちの駆け引きの方が見応えあり。清廉潔白じゃ政治家なんてできやしない。お国のためなのか自分のためなのか、ドロドロしたものを抱えたおっさん政治家>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.9

とても楽しめました!シン・ゴジラとは路線が違い、王道のエンタメな作りで老若男女が楽しめる。何度もどんでん返しはあるけどこちらの期待した通りにストーリーが転んでいき、期待した通りに感動できます(褒めてる>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.9

令和の世に合わせて自分をアップデートしていかなきゃ!…と頑張る登場人物たち。皆ポンコツで欠点だらけだけど、その泥臭くあがく姿が愛おしく輝いて見えます。

コンプライアンス、マッチングアプリ、グローバル
>>続きを読む

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.5

ハリウッドなみの制作費かけなくても壮大なスケール感は出せるんだなと。相手の出方を裏の裏まで読み取る心理戦、微かに聞えてくる音だけでひたすら相手の動きを探っていく緊張感、お見事でした。

それにしても大
>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.7

大ヒット月9ドラマ映画化、推理ものとして飽きさせない作り、整(菅田将暉)のキャラが良い、キャストが豪華…とエンタメ映画としては申し分ない出来で大満足。次は同じく月9映画であるガリレオの湯川教授(福山雅>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

大阪の裏社会を描くドキュメンタリーのよう。出てくる人ほぼワル。色とりどりのワル。その人達の日々の生活の描写がいつまで続くのだろうと疑問に思った頃に、ある事件が起き急速に話が動き出す。

とにかく安藤サ
>>続きを読む

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

4.2

吉永小百合(78歳)の恋。息子の大泉洋はいい年をしてと嫌がるが、吉永小百合なら全然OK。ときめく姿が本当に可愛らしいし美しい。

そこまでショッキングな出来事は起こらず、ずっとほのぼのした映画。吉永小
>>続きを読む

春に散る(2023年製作の映画)

3.7

全体を通せば広岡(佐藤浩市)の物語だったなあと。年を取ると余生は細く長く穏やかに生きたいものだろうが、太く短く生きようとする若者の翔吾(横浜流星)の存在が彼をかき乱す。翔吾が人生の無駄遣いをしているよ>>続きを読む

Gメン(2023年製作の映画)

3.5

不良ばかりの掃き溜めクラスでてんやわんや。ヤンキー高校生ものとしてはストーリーも登場人物も王道の作り。笑い満載で楽しめました。

既視感のあるヤンキー達の中で、イケメンおバカの瀬名(竜星涼)、ぶっ飛ん
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.0

ジェンダーなどちゃんとしたテーマがありそれに沿ってのストーリーなんですが…それは横に置いといてただただバービーワールドを満喫しました。

様々な職業のバービー達、可愛いドールハウス、ハンサムなボーイフ
>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

4.1

リリー(綾瀬はるか)の強さとしなやかさを備えた美。素敵な衣装。大正時代のレトロモダンな街並み。それを丁寧に切り取っていく映像の美しさ。もう全てが目の保養でそれだけでも観る価値があります。
徐々に解き明
>>続きを読む