ごんさんの映画レビュー・感想・評価

ごん

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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

この映画は、原作が元になっているから、自分の感じ方がもっともだとはいえない。
けど、共感や、寄り添いについて、日頃ずっと考えていることである、目の前にいる人たちの声を聴くことの難しさやその意義をより一
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.2

静かなコマの動きの中に、声が聞こえてくるようだった。
短編映画初心者だが、こんなにも伝わってくるものがあるとは思わなかった…
子どもも親も、どこかであたたかく守られている時間が少しでも過ごせれば..と
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Winny(2023年製作の映画)

3.9

裁判沙汰になって、ここまで話が盛り上がってくると、真実とか正義とかよくわからない(自分が本質を見抜くことを諦めているのかも)
検察側のストーリーに丸め込まれたら、本当に終わりだな。

村木厚子さんのお
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.6

3年ぶりの2度目。

初めて見た時に感じたことは薄れてしまった😢
ただ、瀬戸内海の夕焼け、寒霞渓、千枚田の棚田。
自分がひとり旅をしたあの場所で感じたことを思い出していた。

薫が児相ワーカー?に抱き
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

もっともらしい見方をしているのかわからないが、気になる点なるほどと感じた点はいくつかある。

まず、出生時には、取り違えた子どもを実子として認識し、それで出生届を出し戸籍に入れた。もしその前提があって
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マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

-

自分がこの映像作品の評価をするのは大変烏滸がましい。
まずは、記者が使命感を抱きながら、記録を残してくれたことに対する敬意を表したい。

自分と同じいのちが、最も簡単に殺されていく、凄惨さ。言葉で一括
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.8

日々、人となりを考えながら、映画を観たことで、心が穏やかになった。明日に希望が持てた。

目に見える相手の変化や、あたたかさを実感できることは、たしかにあなたも私も嬉しいこと。だけど、無意識にそれは目
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

2.9

最近の自分の経験として、映像の世紀やリアルな資料を見ることが多かったせいか、40年前の戦時下の描き方に違和感を抱いた。
映画からもわかるように、捕虜たちは劣悪な環境で生に苦しんでいた、が映画では肉付き
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

2回目。
いつも抱えている悩みやその裏にある願いなどが時にだんだん大きくなり、抱えきれなくなりそうになる時がある。以前、人に分け与えた時、自分の身を軽くしてくれるだけではなく、凝りになっている部分を和
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海街diary(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう何回か数えきれないほど観ている作品。
鎌倉という場所が大好きだからこそ、ハマり続けているんだと思う(笑)
サントラも年中聴いてます^^
極楽寺駅で、すずと風太が会話しているシーン、お互い同い年だけ
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遠いところ(2022年製作の映画)

4.0

この現状は、沖縄だけではなく、全国で影になりながらもある現実だと思う。リアルはこれだけではないと思いつつも、心が痛く目を背けたくなるほど、見応えがあった。

共に生きる 書家金澤翔子(2023年製作の映画)

5.0

翔子ちゃんの明るさや素直さ、書道に対する懸命な姿勢、「おかあさま」を愛する気持ち、あらゆる場面で感動した。
舞台挨拶でも、その人柄が十分に伝わってきて、希望をもらった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

シーンによって、登場人物の意志の伝えようが、手話の動きの速さや手を叩く強さや息遣いに表れていた。歌ももちろんすばらしいが、言葉にならない表現にもとても感動した。

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

2.1

要所要所、つかみきれない部分があり、不完全だなと思った。一方、明らかにせずはっきりしないものを伝えようとしているのかなと捉える分にも何かしらが不十分だと感じた。映像はとても美しかった。原作で手紙の内容>>続きを読む