老師ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

老師ちゃん

老師ちゃん

映画(240)
ドラマ(2)
アニメ(0)

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.5

突き抜けたバカ映画を期待していたがそうではなくちゃんとしたアミューズメントムービーだった
作品の完成度はよかったが期待と違ったので肩透かし感が強くフラストレーションがたまった

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.2

作画があまりハマらなかった
霊気というか特殊効果的なビジュアルの描き方と色彩表現がものすごくテレビモニタと相性がよくなかったようでかなりチープな印象がずっとあった
劇場で観たらもっと楽しめたかもしれな
>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.8

アクションを撮りたいんだ!という強い意気込みと作品としての面白さを高めようという工夫が随所に見えたものの粗が目立つのでとにかく興が削がれてしまう
めっちゃ金かけた同人制作みたいで嫌いではないがもっと作
>>続きを読む

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.2

バイオレンスホームアローンを期待していたがコメディ要素はあまりなくわりときちんとした脚本
視点移動とリンクしたカメラワークや画の間の撮り方に好みの演出が多く楽しめた
トドメの一撃がホラーファンの納得す
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

街並みも風景も欲望も別れも悲しみが満ちていく様も全てがあまりにも美しい
しかしそれはけっして儚いものではなく昔からどこにでも存在する人の描く営みの美しさなのだろう
わたしの心にもあるその美しさの輪郭を
>>続きを読む

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.0

すごく勘違いしていて本作をショーンオブザデッドのサイモンペックとニックフロストのコンビもの別バージョンだと思い込んでいた
アンジャッシュのコントのような誤解が誤解を呼んで物語が転がっていく感じがあまり
>>続きを読む

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

2.8

英語の聞き取り進歩してるかな?と児童向けの平和そうなモノを視聴したくてあれこれ探してて引っかかった8月に雪が降るよーというお話し
児童書のお手本というような内容で実に大人にとって都合の良いファンタジー
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

3.0

文化の違う異国のモキュメンタリーはすんなりと染み渡ってくるので実に見応えがある
終始不幸せで不気味な雰囲気が漂っているのはとても良い
シャーマン、エクソシスト、除霊師にあたる存在が風習に従い因縁ある悪
>>続きを読む

ゾンビ・サステナブル(2021年製作の映画)

3.2

良い方のクソゾンビ映画
熱意あるクリエイターによるゾンビ映画はいつの時代もアツい
兄弟愛というテーマも終末モノと相性が良い

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

現代だけどデジタル機器の無い時期のホラーがやはり性に合う
異文化異教徒なのであらゆる設定をすんなり受け入れてファンタジーとしてハラハラワクワク楽しめた
尺が短くてアッサリ感が少し物足りないが悪魔祓いの
>>続きを読む

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

4.0

フィンランド児童書の映画化2作目、前作同様くたびれた中年が「あーんかわいい!この世界に入って暮らしたい!」と感激するほど北欧の景観、インテリア、装飾、衣装などなどの全てがウッッットリする可愛さ
思想め
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

既視感ある設定から何から何まで予想通りの展開ながら不穏な空気の作り方がうますぎてあっという間に時間が過ぎた
人間キャラクターの作り込みが薄く愛着や同情の余地がないのに比べてミーガンは目を離せないくらい
>>続きを読む

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

2.2

理解できない私が悪いんでしょうかねと問いたいくらいアニメーションの良さと反して内容がお粗末
1本目は主役家族だけを擬人化した意味も言語を排除した意味もわからない
他の生き物たちとの差別化がかえって不快
>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

2.0

こんなに酷い出来のホラー脚本を久々に観て興奮している!クソホラーはこうでないとという改心のクソホラー映画!これは愛すべきクソホラーだからこその敬意を表した低評価である
開始5分からアクセル全開のグロ描
>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.5

ドリームワークスのCGアニメに苦手意識があり敬遠していたが知人からの強い勧めで鑑賞
やはりライティングや色彩の強さが好みではなかったがただ精細なだけでなく絵画的な表現はよかった
それ以外の要素はメチャ
>>続きを読む

スクリーム6(2023年製作の映画)

3.7

ネーヴキャンベルが条件の悪さから出演拒否したという悲しいニュースを聞いていたが4以降は世代交代を経て完全にパッケージだけ借りた別物という感覚だったのでそんなに悪い印象はなかった
スクリームシリーズの良
>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

過去鑑賞作
映画を観て不快な思いに満ち溢れて限界を越えたのはこの作品のみ
ものすごいインパクトと観なければよかったという体験を同時に得た
その体験が自分にとって有益なものかどうかはいまだにわからない

#マンホール(2023年製作の映画)

2.0

スタート直後にこれ一瞬で解決するやろイライラするわーから次々と別角度の問題を横槍入れて絶対にワンシチュエーションで撮り切ってやろうという気概を感じて
しゃーない付き合ってやるかと気持ちを切り替えてから
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

ホラーだとばかり思って観たがとても丁寧な作りのコメディだった
キャラクターの設定やジョークの一つ一つがとても良く練られていて起こる出来事とそこにまつわる人物の感情の積み重ねがラストまで心地良いテンショ
>>続きを読む

オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.0

画面から滲み出てくるような怨念めいた表現がイカれてるにも程がある
ファンタジーのような美しい風景や動物たちと対照的に戦火のもと小汚い生活に追われる人間たちの喜怒哀楽がなんとも絶妙な塩梅で描かれていてと
>>続きを読む

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.5

ついに結末!
1のパッケージで十分な内容が2でどんぱちしまくってとっちらかったわりに大してストーリーが進んでいなかったので完結編はかなりどんぱちを減らしてドラマパートで調整できたもよう
対立する勢力が
>>続きを読む

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.5

ゼルダの伝説実写化の監督の過去作ということで突然アマプラに降臨した3部作の2作目
1作目で脱落したものの乗り掛かった船だものということで視聴
うん
相変わらず二転三転してドキドキわくわくの繰り返し
>>続きを読む

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.5

3部作と知らずにレンタルで観て二転三転する展開のわりに長く感じるなあと思いつつも引き込まれる謎な映画
脚本には意外性があるものの唐突か失落が多く感情が追いつかない
個人的な好みとは合わずアミューズメン
>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.0

スピンオフ原作未読、ジョジョ本編4部既読という状況で視聴したため、作品中の岸辺露伴というキャラクターが自分の認知と全く違った印象に感じストーリーに集中しきれなかった
30分アニメでぴったりなサイズを無
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

何はともあれコレはすごい!の一言に尽きる
マルチバースものはあまり得意ではないがオスカー作品ということで視聴
やはり好みではないものの、ベースの家族の物語やキャラクターの対比構造がわかりやすかったため
>>続きを読む

キラー・ブック・クラブ(2023年製作の映画)

2.5

スクリームの焼き直しみたいな映画だったが新鮮さや真新しさはなくシリーズのどれかのようでどれでもないと思いながら流し見してるうちに終わった

オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.2

アマプラ配信終了間近のオススメに出てきてジョシュハートネット目当てに視聴
コメディだと思って観ていると思わぬ展開に辛くなる
どの映画も同じことで初めのうちは登場人物たちの立ち位置と関係がよくわからず、
>>続きを読む

ピリオド オブ・ザ マウスマン(2018年製作の映画)

1.5

自主制作の短編アニメ映画ということで次世代の新海誠的な存在かと視聴
デジタル技術があれば自分の作品を作り上げることができるというのは良い世の中になったなあと感心
新海誠も初めのうちは熱量の凄さに観てる
>>続きを読む

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.8

北欧らしい小物や衣装の愛らしさ景観のみずみずしい色彩
とてもメルヘンで目の保養に最適
フィンランド児童文学の実写化ということでEテレ感のある悪人が登場しない優しく温かい世界は大人もお子様も安心して視聴
>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.6

編集が秀逸な素晴らしいドキュメンタリー映画
自然の雄大さとそこに生かされる生命の営みの尊さを圧倒的な映像によって描いている
生態系の再現という完璧な調和を目指すファーマー達が度々起きる不測の事態に立ち
>>続きを読む

武器人間(2013年製作の映画)

3.5

絶対に吹替で観るべき作品
何故か新旧ドラえもん声優陣でキャストが固めらており話の内容はともかく耳が幸せ
音楽も不穏で良い
全体のデザインがよくできていてクリーチャーやメカニックがゲームっぽくてカッコ良
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

満足度で言うとこれ以上ないと言うくらい胸がいっぱいになりました
よって満点です

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.0

酒もタバコももちろんドラッグもやらない自分には刺激が強すぎる
苦痛だけど最後まで見てしまうのがすごいと思った

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

2.5

テーマもアイデアもとても良いと思うが映像処理というか要所要所のCGが下手くそすぎて全く入り込めなかった
日本のあまりにもチープな感じのCGホラーは雑な映像加工がもはや様式美のようで違和感なく受け入れて
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

既に正体がネタバレしている状態で旨みを奪われた前日譚なら陳腐な内容にしかならないと踏んで視聴を見送っていたファーストキルだが
エスター本編の衝撃には敵わずとも家族内にうまく対立構造を持ち込みトンデモ展
>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

映画というかドキュメンタリーを劇場公開しただけなのだが満足感の高さからレビューをつけずにいられない
題材が良すぎてドキュメンタリーとして観るとドラマチック過ぎるほど
役者が揃うとはまさにこの事で全ての
>>続きを読む

>|