ちゃあさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

3.3

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離島のちょんの間に住み込みで働く男女の行き場のない生活。
腹違いの3兄妹。凶暴な長男と配下の次男、妹。
かつて父親が心中した女は正妻ではなく妾の女だった。それを根に持ち、次男や妹、さらに嬢たちにつらく
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

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アメリカでは、クリスマスの日に各家庭で必ずこの作品を家族みんなで見るらしい。(町山智浩談)

古典的かつ普遍的なテーマで、ラストはああよかったと胸を撫で下ろす。

幼少期からツキのない人生を送ってきた
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.0

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真実がどうあるかは二の次で、司法のシステムは判決に向けて一方通行に進み続ける。

監督は、それはどうなの?というメスを入れた。
容疑者はただの器であって、検察や弁護士がこういう風にしましょうという取り
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

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おもしろかった。

メディアやSNSに翻弄される主人公達。現在の世界をよく表している。世界の危機にあった時、トップがバカだったらこうなりますという悲劇であり、ブラックコメディ。

ラストは彗星が見事地
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マイ・オウン・マン(2015年製作の映画)

2.0

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それ、あなたの意見ですよねという某ひろゆき氏のようなものを見せられた様な気がする。

マッチョ思考の父親に反抗する女性的な僕。
子供もできたし、ちょっとは父親(男らしい)っぽくならなきゃな。
ん?でも
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.0

SF設定のワンシチュエーションスリラー。

悪い所はあんましないと思うけど、どんでん返しというほどでもない展開で、ラストもあっさりと。

あーなるほどね。というのが正直な感想。

ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

2.3

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絵と声優さんの演技があっていないです。これでOK出すのはどうかと。

ベルセルクやキングダム一期でも感じたCGアニメの軽さが目につく。

ルパン側の声優さんは、次元をはじめ良しとして、キャッツ側が年
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

1.7

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ニコール・キッドマンはシャーリーズ・セロンみたいになろうとしたのかな?
だとしたら失敗ですね。
最後ら辺までずーっと退屈。急にやっとおもしろくなるかと思いきやそうでもない。
過去のシーンと現在をいった
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少女バーディ ~大人への階段~(2022年製作の映画)

2.8

この手の作品はたくさんあるが、今回はちょっと自分には合わなかったかな。

子供ゆえの無知からくるワガママにも見えてしまって、フェミさが薄まってしまったように感じました。
男尊女卑の時代の中で、自由を勝
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

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大好きな北欧映画。
時々、ガツンと心に刺さる作品を出してくるよねー。なんか引きずってしまう作品でした。

キーンと冷たい空気や、土とか森の匂いまで感じられる映像。

哲学的とまでは言わないが、

自分
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秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

2.3

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プラチナデータ的な作品かなと思ってたら、やっぱりそうで、モヤモヤする出来。

人物と人物の関係性がごちゃごちゃしててわかりにくい。
いらない人物はスパッと切ったほうがいい。

動機も逆恨み?的な感じで
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.3

おもしろかった。良作です。


巻き込まれ系スプラッターコメディ。

人のいいオッさんが、よかれと思ってとった行動が全て裏目に。。というアィディア一発で出落ち感はあるが、すんなりラストまで見れる。
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.1

戦闘シーン中心で、マイケル・ベイ印のやり過ぎアクションが珍しくピタリとハマった!
大迫力が緊迫感を生んでる。
なんか銃撃戦とか怖かったし。

よって、ストーリーや事件の背景とかも、どうでもよくなったw
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任侠学園(2019年製作の映画)

2.5

確か漫画が原作で、結構おもしろかったと思った。

しかし、映画は毒にも薬にもならない作品。
日曜日の午後とかに気軽に見る用。

こういうコメディには、西田敏行のガチ演技は逆に合っていないと思う。

西
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

2.0

1.5倍速、流し見で鑑賞するとしても、もう少しなんとかならなかったか。
前半は割と迫力があったが、その後がめちゃくちゃ。お金をかければよいという訳でもあるまい。
設定、ストーリー、ともに雑。
アイディ
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影裏(2020年製作の映画)

3.3

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ひと夏の恋物語。。的かな。

愛した人は実はとんでもないワルだった。なんて事は現実でもあるし、ワルを好きになってしまう人もいる。そういう奴って割といい男や女だったりするわけで。
そんな彼の事は心にしま
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.0

ボクシング作品は何故かそれだけでプラス1ポイントある気がします。
それを踏まえても、松山ケンイチ氏のハマり役ベスト1!
ウリちゃん、カッコよかったー!

負け犬達の現実や、夢や、好きな事をやるんだと人
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

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大自然の美しさと人間の醜さが対照的。

常に不穏な音楽が流れていて、普通のシーンでもなぜか意味を持たせる。説明的なセリフはなく、意味深なカットを観る側が感じなければいけない。また、感情移入する者がそれ
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

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アメリカ西部開拓時代。

狩猟団体に属している主人公がインディアンの襲撃をかわしながら毛皮を運ぶ道中で熊に襲われて瀕死になり、そこで仲間に置いてけぼりにされるどころか息子を殺されて復讐するストーリー。
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ブラック・クラブ(2022年製作の映画)

2.1

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なんだかよく分からない終末世界で、なんだかよく分からない軍隊の下、なんだかよく分からない過酷な任務を命じられ、なんだかよく分からない敵と戦いながら、なんだかよく分からない展開に…。
ブラック・クラブの
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

1.0

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自分には合わなかった。

木村拓哉、東野圭吾のタッグならヒット間違い無し!という意図が見え見え。日本映画の悪い所が全部出てしまった。

連続殺人事件の犯人が次に狙う一流ホテルに潜入し、犯人を捕まえる。
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千年女優(2001年製作の映画)

4.0

ひさ〜びさに見返してみた。
傑作と言っていいと思う。

カメラワークやシーンとシーンの繋ぎがオシャレ。映画的で楽しい。
アニメーションの動きも当時はこの技術があったのかわからないけど、ロトスコープみた
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

思ったんだけど、松本人志が撮った作品であると仮に想像すると腑に落ちるというか楽しめるかなーと。試してみてください。

個性的で好きな方の作品。なんとなくミッドサマーを思い出したり。
もともとノオミ・ラ
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夢の涯てまでも(1991年製作の映画)

4.8

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6時間バージョンは見てないが、昔のバージョンの感想です。

かつて、淀川長治氏がおっしゃってました。
「映画をバカにしてる」

しかし、なぜか私はこの作品が大好き。
当時、ウィリアム・ハートにハマって
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.3

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ダニエル・クレイグの新たなシリーズになりそうですね。
気軽に見れるサスペンスコメディといった所か。
サスペンスとしては全作を上回ってはいないが、コメディ要素が増えて見やすくなっている。
そもそも、もは
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

日本に潜む格差社会。
金持ちvs貧困
都会vs田舎
男性vs女性
家族vs自分
選択肢がない生き方もあるし。
しかたないよね、でも元気?
いいことも悪いこともあるよねー。
と、少しだけ寄り添うような作
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

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映像が綺麗だし見応えはある。
見て損なしレベルかな。
しかし、途中で女の子が誰なのかなんとなく予想はついちゃうし、もう少し終末の地球感が欲しかった。
ジョージ・クルーニー自身が監督してんだーという情報
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