コルカロリさんの映画レビュー・感想・評価

コルカロリ

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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

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「今から何百何千年後でも、若し余の作品が、認められるなら、余は、其処に再び生きる事が出来る」
とはごんぎつねの作者である新美南吉の言葉なんですが。

銀河鉄道の夜は宮沢賢治が死んでから刊行されたので、
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

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youtubeで流れてきたadoちゃんの歌が良かったので観てみようと思った。
あとは澤野弘之さん大好きなので。
ONE PIECE自体は超絶にわかなのもあり、あまりあれこれ言うのは厚かましいと思うので
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

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ストーリーは百点中三点かなって思った。

制作30年という大作。だけどそういう大作って世界観を作り込み作り込んで作り込んだ結果なんかすごくよく分からない感じになるイメージなんだよなって思いつつ観に行っ
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

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わたしはこの映画でえがかれている価値観が合わなかったのかもしれない。
それともわたしがまだ若者だからなせいかもしれない。けど、なんか「うーん」ってなったところがある。

この映画を観ようと思ったのは予
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破戒(2022年製作の映画)

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すごく良かった!

刊行当時は明治時代でいまから100年以上も前の小説がもととはいえなにか現代にも通ずる部分がたくさんあった。
差別のこと、差別をしてしまうこころ、そして暴力……。偶然とはおもうけれど
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

5.0

原作は一巻だけ読んだのみ。
twitterでひっそりだけどいい作品と言われていたので観に行った。

わたしは平成初期生まれなのでうららさんよりちょっと大人になった程度でまだまだ雪さんには及ばない。
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アポロ13(1995年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭で観てきた。初視聴。
ついさいきん月面探査の歴史をまとめた本を読んでたので、米露の宇宙開拓史をさらっと学んだ上で観た感じ。
ちなみにその本ではアポロ13号は失敗に終わったこととその原因
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犬王(2021年製作の映画)

5.0

もともと女王蜂が好き。
別の映画を観に来た時に予告を見かけて「へぇ~アヴちゃんが声優やるのかあ」って思って気になったのでムビチケ買ってようやく観てきた。
なんか公開するべき時期を間違えてるなって思った
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バブル(2022年製作の映画)

4.0

ラーゼフォンとか女神転生Ⅲとかで散々東京というものが崩壊するのは観てきたけど、あまりにも東京というものがしょっちゅう崩壊するので「東京とはフィクションの世界においてとりあえず崩壊するものだからもはや細>>続きを読む

銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章(2022年製作の映画)

4.3

銀河英雄伝説はノイエから観始めた民、第一章第二章と観てきて第三章も映画館で観るなどした。

第二章がすごいキリの悪いところでおわるので待ちに待った第三章……なのだが、最後まで見てまたキリの悪いところで
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銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第二章(2022年製作の映画)

4.2

旧作を知らないのでノイエから銀英伝をリアルタイムで追っている民、第一章に引き続き第二章を観てきた。
エンドロールが流れ始めた瞬間に「んあ!!!!そこで終わるん!?!?!???」ってなって続きを渇望した
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.3

ミュージカルとしてはとても良い、良いんだけど、お話としては「うーん」なのでパフォーマンスがほとんどなくなる終盤から終わりにかけての余韻が虚無で、映画館から出た感想が「面白くなかったなぁ」だった。
序盤
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銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第一章(2022年製作の映画)

4.8

去年ノイエを見れるとこまで見て今回からついにリアルタイムでノイエを追っていく。
ちなみにノイエで銀河英雄伝説を観始めたのでこれからの展開は多少うっかりネタバレを踏んだりしてしまっているけどほとんど知ら
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あんさんぶるスターズ!!-Road to Show!!-(2022年製作の映画)

4.7

もともとがスマホのキャラゲーってことでそのキャラクターやストーリーを知ってる上で観るべき映画であることは言わずもがな。しかもわりとがっつり読んでないとついていけない。
もちろんこの映画であんスタという
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

5.0

すみっコぐらしの一作目がtwitterでたいへん話題になり、わたしもその波に乗っかってかつて一作目を観た。
大反響を得た映画の次回作が公開されたものの、その出来はお粗末だった……ということもままあるこ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.1

「これは教育向けのアニメではありません♡」と初っ端から幼い頃にピーターラビットのお皿とかグッズとか絵本とかでかるーく馴染んできた「にわかに知ってたピーターラビット」の思い出をぶち壊しにかかった潔さ。>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.5

youtubeで冒頭数分間の先行公開を観て……「あれ?なんかめっちゃ音づかいすごくね????」と思ったので本当はドルビーデジタルで観たかったのだが機会に恵まれず、通常の上映で観た。

「わたし4Dには
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

数年前にpixivで漫画を読んで、終わり方が好きだった。
この度映画になったと知って観てきた。
pixivには無かった要素ですっごい泣いた。お、終わり方で泣くかと思ったけどもう道中で泣いてしまった。
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

観ると決めた映画はひたすら情報をシャットダウンする。公式アカウントは見ない。制作者のコメントも見ない。なにも知らない状態で観たい。
という主義なせいですごく道中で終わってしまってええ~っと思ったけど公
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

「シャオヘイの目線で、過程を観てほしい」に尽きる。

何が正しいのか。誰を信じたら良いのか。どちらを選ぶべきか。どう在るべきか。進むべき方向はどちらか。
それぞれに信念が、譲れないものが、取り返したい
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.8

キャストは元々ほとんど知らない俳優さんばかりで豪華かといわれても分からない。あと三国志もロクに知らない。でもヨシヒコのノリは知ってる。のノリで観に行ったので楽しかった。

「あのヨシヒコの監督だし予告
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

5.0

もしこの映画を観たのが親の庇護下にある子どもであるならば、或いは子どもと一緒に観た親が居るのであれば、子どもが大人になったときに観ると恐らくかなり見えるものが変わっているだろうと思う。
なにせ子どもた
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

原作を読んでたとしても、スクリーンで、できれば前の方の席で観るとすごく満足度が高くなる作品。というか前の方で観た。本当にすごかった。終盤の戦闘シーンが、煉獄さんの炎があまりにも大迫力。

お話としては
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

量子学をやってた人なら分かるとかそういう噂を聞いたが、わたしは量子学のりょの字も知らない。

とりあえず逆行させると逆行するのだよってことは序盤にも説明があったし実際その銃弾逆行してますね、と理解しつ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

5.0

ヴァイオレット・エヴァーガーデンのテレビ版みて後半はまあことあるごとに泣いて外伝でぼろぼろ泣いてもちろんこの映画でも泣いた。
きっと泣くからでけえハンカチもってけば良いかなーと思ってたけど先人の「マス
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.8

押井守の作品の雰囲気が好きなので、いつか観たいと思っていた映画。
でも知識なしでも大丈夫かなー、と不安に思っていたけどまあまあ楽しめた。

押井守で印象的に残ってるのがゴースト・イン・ザ・シェルや天使
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

幼い頃にアニメの方を何度か観てたはずなんだけど、今となっては全く覚えて無くて、大人になって改めて実写版を観てきた。
…けれど、う…うーん……自分的にはあまり好きじゃなかったなあ……。

全体的に展開を
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

きっと刺激的で面白くは無いけれど……。
魔法があるわけでもなく、奇跡に導かれるわけでもなく、大きな流星が世界を変えるようなこともなく、挫折やすれ違い、時を経て移ろいゆく心、確かな喪失、それでも恐らく珍
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

4.0

原作を読んでから観た。
二階堂ふみちゃんの少女的でありつつ官能的で、素足がセクシーだけどどこか童子の幼さが残る素振りが非常に魅力的で金魚ちゃんの不思議な感じがおそらく原作読んだだけよりもグレードアップ
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

4.0

名作の映画化って結構当たり外れが大きいので評判調べてから観るようにしているけど、これは結構評判が良かったので観た。

個人的に映画で特に好きだったのは主人公(語り手)の解釈。
原作を読んでるだけだと多
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ドグラ・マグラ(2010年製作の映画)

1.2

下手に手を加えたら駄作になるであろう名作に、案の定新しいテイストを加えて映像化!!みたいに大々的なアレンジを加えた結果それがとんでもない蛇足になるのはよくある話だけどこれはマジでそうだった。
原作は既
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.6

アニメ映画の傑作として名高いものの今まで観たことがなく、IMAXでやると聞いて観てきた。

作画はもうすごすぎてすごい以外のなにでもなかった。圧倒されてるところに圧倒がやってくるのでキャパが追いつかな
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

5.0

グロ耐性無いなりになんとか通常版を観て、そこから公式サイトの解説を読んで、最後に「これらの解説を踏まえた上で、もう一度観てミッドサマーを観に行こう……☆」と勧められ、「もう観たくない」と思っていた矢先>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

グロ耐性がなさすぎて、グロですらないけどショッキングな映像を見て貧血を起こしたわたしがチケットを買って開場時間を待っていると、先程までミッドサマーを観ていたであろう人たちが出てきた。
みんなキラキラし
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.5

メリー・ポピンズ リターンズを先に観て、こっちも観てみたいと思って観た。吹き替えで。
リターンズの方でジャックが山ちゃんが吹き替えしてそうだなあ……でも山ちゃんじゃないなあ……と思ったらこっちが山ちゃ
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