totoroさんの映画レビュー・感想・評価

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シュヴァリエ(2022年製作の映画)

4.0

音楽の才能のある俳優さんということもあってか、バイオリニストとして演技に違和感がなかった。劇中の演奏がそのままストーリーの展開を盛り上げていて楽しめた。知っておくべき歴史だと思った。

ある日モテ期がやってきた(2010年製作の映画)

3.4

「冴えないけど、正直で優しい彼」「ありのままの自分でいさせてくれる彼」に惹かれるのは分からなくはないんだけど、学歴と家柄が違いすぎて、結局合わなさそう。学歴と家柄が相応のイケメンで、ありのままの自分で>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

3.7

レイチェル、頭の回転いいな〜。そしておてんば(というかドタバタ?)キャラがハマり役。
人を動かすのは熱意。そして、体当たり!!
番組がどんな風に変化を遂げていくのか、予想がつかなかったのが面白かった(
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アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス(2015年製作の映画)

3.7

ちょうどいい長さ。
年をとってもつるむ友人がいて、男性からも好かれて、素敵な娘もいて。
良い老後じゃない。
と思うけど、大切な人やペットを亡くしてぽっかり空いた穴はなかなか埋まらない。
プール掃除の彼
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.7

ニュージーランドは、どちらかというと先進国のはずだけど、雄大な自然が舞台だったから、途上国だっけ?と思ってしまった。福祉局のおばさまの感じもなかなか味わい深かった。
先住民マオリの人たちの文化や社会問
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

倫理的に問題のあるものではあるが、遺伝か環境かという問いは興味をそそられる。環境のなかでも親の役割の大きさを感じた。
しかし人権第一。自分は利用されてきた。知らぬ間に実験の被験者とされていた。そんなこ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

遠い昔に観たが、改めて。
飽きさせない展開。
ガンプ氏の素朴だけど、人情深く感性豊かなキャラクターが素敵。
卓越した身体能力が合わさって、図らずも人々を惹きつけたり、大金を稼いだり、栄誉を得たり。
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像はダイナミックに展開していくものの、ストーリーは面白い!って感じではないかな〜とやや冷静に見ていたけど、ユージーンがラプンツェルの髪をバサっと切り落とした瞬間に度肝抜かれた。なるほど、そういうこと>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

序盤から一気に異世界に行ってしまい、最初はついていけなかったけど、いつのまにか引き込まれていた。

映像の美しさやテンポ良い展開はやはり天才的だと思う。

ジブリぽさもところどころ感じた。ジブリがアニ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.2

大事な史実を残してくれてありがとう。
社会科の教科書における水俣病は、認定された事実だけが記されているが、それが認定されるまでにどれほどの苦悩と闘いがあったのかは、見えなかった。ましてや同じ苦悩を共有
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

美しい精緻なドレス👗の魅力に改めて気づかされた。そんなに服に興味があるわけでないけど、ドレスって素敵よね…。私も何歳になっても着たいなと思うと思う。

運命の扉(2022年製作の映画)

3.5

現代風ラブコメ。
一生を添い遂げる人と運命的な共通点は確かに多少あるかもしれない。
映画は終わり方が大事!(情感大事!)と改めて感じるラストだった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

美味しそうなご飯とおしゃれな空間とゆったりとした時間の流れに癒されました。

マーシャル 法廷を変えた男(2017年製作の映画)

3.8

無駄のないストーリー展開だったけど、「法廷を変えた」とまでは言えないところまでで終わってしまったように思う。まだまだ続きを見たかった。最高裁判事になるまでの道のり、ブラウン訴訟の奮闘など。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

戦争前後の現実的な物語(風立ちぬやコクリコ坂のような作品)と思って観に行ったら超絶ファンタジーで期待外れ。
個人的にファンタジーは苦手。特に次から次へとわけのわからない世界に引き込まれて危険な目に遭っ
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

アリがどこでどうやってあの歌唱力やパフォーマンスを身につけたのかが見えてくると良かった。アリの背景情報が殆どなかったし、普通に生きてきたら身につけられるはずがないレベル。
圧倒的すぎてクラブで披露する
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幸せのちから(2006年製作の映画)

3.8

胸が締め付けられるシーンがたくさんあったけど、アメリカの貧困の実情に照らせばまれな事例ではないんだろうな。教会の保護に人が殺到しててビックリした…。
実話に基づいているということだけど、完全フィクショ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

ストーリーが単線的ではなくて、それぞれに「闘っている」人の背景が描かれていたのが良かった。父親役のオーウェン・ウィルソンの安定感がよく、リラックスして見ることができた。登場する学校の先生が皆ステキ!と>>続きを読む

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.5

シェフって作りながらひたすら味見が仕事だから、小太りのイメージがあり…
こんなスタイルのよい(+美形)なシェフって現実離れしてるなぁとずっと思い続けて終わった😅

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

夫は仕事、妻は家事育児。
それ以外の価値観が入り込む余地は殆どない時代。
女性運動は70年代から芽生えていたけど、まだまだ異端とされた時代。
それを前提にすると、
どちらも悪いしどちらも悪くない。
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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.4

そのシーン要る?と感じたシーンがいくつか。
ルーシーのグダグダお別れ会とか、ジョージと新人弁護士のキースシーン、ストリップチェスとか…
ストーリーがつながりをもって終盤にかけてダイナミックに展開してい
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そうそう、Holidayの人だよね。Holidayでも音楽系の仕事してる役柄だった気がする。実際バンドも組んでるんだね。
デューイの熱に引っ張られて楽しく見れた。その後のストーリー(放課後活動になって
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.4

アメリカ発の映画で、セレブ女性と一般男性が結ばれるストーリーは、その逆より圧倒的に多い気がする。。すぐ思いつくだけでも、タイタニック、アナ雪、ノッティングヒルの恋人。どれもヒット作品だ。多くの人が感動>>続きを読む

ジュリー&ジュリア(2009年製作の映画)

3.7

二人とも裏表がなく魅力的な人柄だったので、気持ちよく見れた。ジュリアは創造力豊かで天真爛漫そのもの。ジュリーも自分の心に正直で、その心のままに綴られる文章が素敵だった。二人の人生がもっと交わっていく展>>続きを読む

バリー(2016年製作の映画)

3.7

若き日のバラクオバマ氏。利発で思慮深く寡黙な青年だったことが分かった。
自分のアイデンティティを探るこの時期を描いたのは、未来に繋がる彼の価値観の基盤をつくる大事な時期だったからだろう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

貧困や格差の問題が凝縮された映画だった。数々の賞を受賞したのはこれが一因かなと思う。この映画がなければ半地下の住宅の存在が広く知られることはなかっただろう。
邸宅への侵入がバレて大ごとに、という単純な
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

毎年8万人が迷子になるって…日本にいると信じがたい。広大な国土に大量の人がいて無秩序に街が作られていて、住民の管理システムなんかも機能していないのだろう。州が変わると別の国のようで、言語文化も様々、さ>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.9

検察のずさんさ、黒人差別の実態に衝撃を受けた。何十年も前の過去の話と思いたいけど、今にも続く問題のよう。収監された人々が、金物で音を鳴らして仲間を讃える様子が精一杯の自己表現という感じで切なく揺さぶら>>続きを読む

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.8

主役は、栄光のピークを過ぎた、人への関心の乏しい、終始気だるそうな女性、、、こんな主役は、アメリカ映画や日本映画ではなかなか見れない。いや、そういうコンセプトはあっても、こんな雰囲気ある映画にはならな>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.8

予想のつかないカオスでコメディな展開で良かった!
ザムンダ王国がすっかりアメリカナイズ(ニューヨークナイズ?)されて、それでいいの?!と思ったけど、アメリカの黒人の故郷はアフリカにあるわけで、アメリカ
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.4

貴族社会における女性の抑圧の形がよく分かった。世間体と後継が最重要ミッション。そこに女性の人権はない。
どんなストーリーか全く分からず見始めたから、キーラナイトレイが政治活動を頑張り、女性の地位向上に
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.9

王道の恋愛映画。というより、王道を作った映画の一つでしょうか。主人公2人が美しくてうっとり魅入ってしまう。
でも主人公以外の人たちの人格も、一人ひとりキラキラしていて、温かくて、ほっこりする。特に同居
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エイプリルはなぜあんなにも焦燥感をもち、精神的に不安定だったのだろう…。何か特定の大きな要因があるわけではなく、自己実現を感じられない日常の積み重ねに辟易していた、ということだろうか。専業主婦は楽では>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

相思相愛だけど、どちらかというとノアがアリーに最初から最後までぞっこんだった。そんな運命の相手に出会えたことは、総じて幸いなことなんだけど、苦しさも伴うものなのだなぁと思った。

レイチェル・マクアダ
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