黄公覆さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

黄公覆

黄公覆

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ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年製作の映画)

3.0

戦争ものでもさすがの東宝クオリティ

夏木陽介の視線が最初は希望に溢れていたのが最後は諦観に支配されたような無機質なそれになってしまっていたのが印象的

続・東京流れ者 海は真赤な恋の色(1966年製作の映画)

2.8

続〜というタイトルに惑わされぬよう
前作のポップさは幻に終わった

渡哲也はあのくらいの口数がちょうど良い
松原智恵子とそれほど密でないのも良い
杉様が小松政夫に見えてしょうがなかった

東京流れ者(1966年製作の映画)

2.8

タイトルの土臭さとは対照的な終始展開されるポップな描写と中盤の乱痴気乱闘シーンの雰囲気との噛み合わなさ
でも何か印象に残ってしまう

なおストーリーは全く分からず

やくざの墓場 くちなしの花(1976年製作の映画)

3.0

自部屋でクリエイションを聴く渡哲也
アウトローな描写に感服です

懲役太郎 まむしの兄弟(1971年製作の映画)

2.8

コミカルで口数が多いのは川地民夫には似合わないよなあと思いつつ名手ぶりにはやはりの脱帽で

夕陽が泣いている(1967年製作の映画)

3.5

青春映画に派手さはいらぬ
67年という磁場か、YFのオリジナルにもThe Byrdsテイストの曲が
スパイダースのお兄さんっぷり
明治生まれ監督森永節
名脇役の如き風情の横内章次がいい味

シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX(2018年製作の映画)

3.0

振り回されっぱなしだったがいざ終わると寂しい、かも
スナイダー様を保安官にして正解

極道社長(1975年製作の映画)

3.0

三井住友、という名刺で掴みはOK
辰夫さんは主役扱いだが総合的にまとめる程度で拓ぼんと日出男さんコンビが実質主役みたいなものでその点だけでも楽しめた

馬賊やくざ(1968年製作の映画)

4.0

戦時中満蒙ヒューマン任侠復讐アクション

なんと味わい深い作品だろうか
お得意の下世話さはここでは排除してるのも良し

吼えろ鉄拳(1981年製作の映画)

2.5

最後の立ち回り以外、特にそれほどというわけてはないが全体的に中途半端な印象
一部NGな描写がああ

河内のオッサンの唄(1976年製作の映画)

3.0

できれば血を見る事なく、ただ五月蝿いだけの作品であってほしかったと思うが東映にはやはり無理なのであった(もちろん褒めています)
夏純子様が凛々しいのと室田師匠のガハハ笑い

シャークネード4(2016年製作の映画)

3.0

シリーズピーク頂点から静かに落下していく感じだが相変わらずのタッチでいいんだか悪いんだか…

シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

3.0

このシリーズを象徴するのはあのBC級感溢れるオープニング/エンディング曲であろう

北海の暴れ竜(1966年製作の映画)

3.0

漁村アクションの決定版!と言えるだろうか
高城丈ニはイイ男
安部徹も裏切らない振る舞い

修羅の群れ(1984年製作の映画)

3.0

古き良き東映任侠映画は過去のものとなりGP系へと。このあたりが原点か
何らかの記念樹的な雰囲気ある豪華作品

空手バカ一代(1977年製作の映画)

3.0

77年だとこの系統の作品はいささか食傷気味ではなかっただろうか。あと3年早ければとは思った
今作では比較的出演時間の長い室田先生が去るシーンで図らずもしみじみとしてしまう

柔道一代(1963年製作の映画)

3.0

低音ヴォイスでキッチリ締めるムッチーにシビれる
千葉真一のまだまだ発展途上な感じや目つきの純粋さにも心奪われた

似たような顔つきの役者が多く混乱してしまいがち

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986年製作の映画)

3.0

80年代後半なりの東映節が炸裂している
主役以外でも身のこなしの軽妙さやアクションの達者ぶりが目立つ

ロケ地も多所にわたり、横浜機関区のターンテーブルや静岡鉄道1000系が拝めるという資料的価値もあ
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女必殺拳(1974年製作の映画)

3.0

ラストのおなじみ過激描写以外はアクションに充分重きを置いていて間合い等演出も良い。志穂美悦子は目つきや視線で語る

サポートする千葉さんの頼れるアニキっぷりが微笑ましくもあり、場を引き締めている

直撃!地獄拳(1974年製作の映画)

3.5

佐藤允が濃い、濃ゆい
デコボコなチームワークも過剰なアクションも流れにノッてる
二作目よりかは大人しめの印象を抱いてしまうから笑ってしまう

世界の千葉よ永遠に

ずべ公番長 夢は夜ひらく(1970年製作の映画)

3.0

大信田礼子の爽快なチャキチャキっぷりと金子信雄の安定の小物感

女渡世人(1971年製作の映画)

3.5

藤純子、何もかも品が良くて惚れ惚れする
セリフ出しも雰囲気が似ている鶴田浩二との相性もよい
冒頭の腕落としで少し覚悟したがラスト殺陣まではそれほどでもなく過激描写に頼らないところも主役の立ち振る舞いの
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刑事物語2 りんごの詩(1983年製作の映画)

2.8

今回のヒロインも垢抜けなさが為せる可愛らしさがなかなか好感がもてたがまさかの展開
切ない話ばかりだがだいぶアクションに寄ってきてる

黒石線は晩年期かな

昌子・淳子・百恵 涙の卒業式 出発(1977年製作の映画)

3.0

ズン子様の希代のパフォーマーぶりを味わえる
百恵ちゃんは第一次覚醒後

ルバング島の奇跡 陸軍中野学校(1974年製作の映画)

3.0

任侠やアクション諸作の配役をそのまま戦争関連作にスライドさせてくるのは面白い
狂気に満ちた世情が見事に描かれていたがタイトルから想定したイメージとは違う内容の作品で東映らしさを存分に味わえた

シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

3.0

冒頭で前作を軽く超えてきた印象だったがその後も飽きさせぬ展開でぐんぐんハードル上げてきましたね
シーンにそぐわぬラモーン節のテーマが曲調の割に味わい深く感じられる

「無頼」より 大幹部(1968年製作の映画)

3.5

松原智恵子の異常なまでの惚れっぽさがシリーズ全てを支配している
松尾嘉代、待田京介、川地民夫…名手たちの振る舞いも目が離せない

喜劇 競馬必勝法(1967年製作の映画)

3.5

他愛のない娯楽コメディがこんなに面白いとは、と大満足で鑑賞を終える
バンジュン様はじめとした名手達の軽妙な振り、白川由美の溌剌さに熱くなる
テンポの良さは流石の瀬川監督

恐怖女子高校 女暴力教室(1972年製作の映画)

3.0

強烈すぎて突き抜け度は東映最高峰レベル

非道という言葉がピッタリ
目も当てられないシーン多すぎ

多摩川あたりかなと思っていたら京阪出てきて面食らった

銀蝶渡り鳥(1972年製作の映画)

3.0

梶芽衣子のいろいろな表情立居振る舞いが存分に味わえる作品
終始抑えめな描写が続くがラストで東映魂爆発しました

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.2

77年でこのタッチはやはり斬新
手探り感と掴めないテンポで不思議と最後まで飽きさせない展開となっている
娯楽映画のひとつの在り方を提示した作品

シャークネード(2013年製作の映画)

3.0

意外と見応えあった
無茶苦茶っぷりは70s東映アクションものに通づるところをほんのり感じる