Dannyさんの映画レビュー・感想・評価

Danny

Danny

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.1

【Giftedの粋な青春】
天才孤児と、それを導こうとする大人と、友達と、彼女。
彼をめぐってというより、彼のためにという印象的な描写が多く、鬼才がすごいのではなく、鬼才を導く周りが凄いなぁと思う作品
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

【美しい哀愁たっぷりな映画】
ザ・イタリア映画フランス映画です。
パトリス・ルコント…スイミングプール、髪結いの亭主の雰囲気が好きな人にはハマるかな。画面がとにかく美しい、純粋な恋愛映画。

終盤、主
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

【最大級yeah からのバチボコ大逆襲】
復讐とアクション。このシンプルさはずっと変わらないんだけど、まぁ面白くなってきた。キアヌはじめ全体の雰囲気が堪らなく良い。

最大の観光地でドンパチする。
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.6

【福原遥が可愛すぎる。】
【めっちゃベタな行かないでが良い】
特攻隊と恋愛なんで、擦られ過ぎて10人中10人が予想できる映画ですが、分かってても切ねぇ。難しい。
今の感覚では考え難い特攻に素直に楯突い
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

【緊迫感とアンバランス感が最高だよ】
流石ユアンのムーランルージュ、華麗なるギャツビーの監督。緊迫感が上手い!
原作に忠実な古風な言い回しと、20世紀後半のスラムな画のアンバランス感が良い!
ラストシ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.6

任侠×刑事×スパイ、抗争ものとしてバランス良いし、どんちゃんで誤魔化さない見所あるキャストのアクションがとても良かったです。

デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING(2023年製作の映画)

3.9

【ウンコモン!】
当方Dオタです。でも忖度なしで書きます。

制作がやりたかったことを、とことんやった感じがしてます。
デジモン、とりわけ02が描きたかった
大人の要素、その中でも重く暗いテーマにとこ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

【こうあれば良かったのに】
が、タランティーノ的に描かれている映画。
例によって会話ベースの話の進め方で、緊張感をしっかり煽る。

落ちぶれていた俳優と付き人兼スタントマン、隣に越してきた今を生きる監
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

1.2

実話題材にしては嘘っぽさが強くて、あんま入りきれなかった。

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.0

【ハスブロユニバースあるか!】
私、TFオタク、とりわけBWオタクなので、ばちばちにバイアス入ります。凄く楽しみにしてました。

◼︎物語
シンプルで分かりやすかった。スペースブリッジを巡るユニクロン
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

【めちゃめちゃエバ】
アニメと同じくらい面白かったです。

アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

【番狂せ】
ただのマーベル版スターウォーズなんですけど、面白かったです。

アントマンには、王道ヒーローでないシニカルな魅力、アリと共闘する熱い展開、デカくなれるという見せ場、家族愛など、良い所はあり
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.7

【キャスティング神映画】
元は香港映画。リメイクが多い作品なだけあり、ストーリーは文句なしです。
ハリウッド版リブートの本作は、だからこそ、キャスティング冥利に尽きます。

マットデイモン、ディカプリ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

2.9

【邦画が得意な日常系】
周囲の人の苦悩の側にいるちひろさんを描きながら、最後はちひろさん自身にフォーカスが当たる流れ。
クライムでもミステリーでもない、淡々と進むだけの日常系。
この田舎っぽい町のしっ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.4

【ゴージャスなキャスティング】
評価高いね。普通のバディものアクションコメディ。俳優は個性強め。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

【タマはまだ残っとるがぁよ】
国内外問わず、黒澤明映画レベルに影響を与えた傑作。
タイトル通り、勿論硬派な部類だが
妙に温かみやコメディ要素のある昭和らしい作品に思う。
あの使い古されてるSEが、それ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

【おかえり!】
・ついに宇宙へ!
・展開はマンネリ。
・ハン!

・ブライアン…!?

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

【ジョシュだ…!!!!!】
スカッとするリベンジものです。
何かあるステイサム兄やんの背景が、章で区切られた展開で紐解かれていく様が面白いです。分かりやすい。

この手の映画は作りやすく、コンスタント
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ベイウォッチ(2017年製作の映画)

3.1

【男は筋肉、女はおっぱい】
ダダリオのおっぱいとドウェイン、ザックの筋肉しか覚えてません。
多分、悪党を成敗する系の映画でした。

ブロンド(2022年製作の映画)

4.3

【攻めたねぇ】
映画史の大スターの辛すぎる人生
特徴的なカメラワークや視覚表現に加え、アナデアルマスの、情緒が完全に侵された大女優の演技が凄すぎて
1番好きな喜劇映画『お熱いのがお好き』を、素直に楽し
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ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

3.3

【特徴はない、普通のラブコメ】
すれ違う両思いとか、子には父母両方の愛がいるよねとか、そんな感じのやつです。
悪くはないですよ。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

【大安定のポッシブル】
今作は視聴者も騙す展開が面白くて飽きがなく観られました。

ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

4.2

【歴史】
これは、アーティストの伝記や、カルチャーの栄枯盛衰の域に留まらない
20世紀後半のアメリカの、黒人の歴史の映画と言えます。

ジャージー・ボーイズやボヘミアンラプソディにはない魅力があります
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.1

【王道ミステリー】
尖った名作揃いのスコセッシ作品の中でも上位に入る、狂気性高い作品。
キングオブコメディ、タクシードライバー好きには特におすすめ。
とは言え、クライムサスペンス要素があるからスコセッ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

【盛り上がってまいりました!】
あらあら、シリーズものとして楽しくなってきたぞ…?
古き良きハードボイルドと、どこか新しい抗争ものの要素を感じる映画。
シンプルだけどそれなりに面白いし、話が大きくなっ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

【犯人誰かよりも登場人物が心配なる】
シリアルキラー逮捕のため
躍起になる人がいたり
すり減り、駄目になる人がいたり
取り憑かれたかのように、何もかもを犠牲にして突き止めようとする人がいるお話。

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コラテラル(2004年製作の映画)

4.3

【電話しろ。】
『アクションシーンを集中して観ちゃう映画は面白い』の法則に当てはまる、私的にはかなり好みの作品。

筋書きはシンプルで、キャラや展開の掘り下げも少ない。
ファイトクラブ的などんでん返し
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.8

【迫力なんて、なんぼあっても良いですからねー。】
あとはキャストを神っておけばいっちょ上がりですよ。
飄々とした演技がハマるゴズ。
キャップが例外なんです、ヒーリーなクリスエバンス。
カントリーな雰囲
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

【タイトルが伏線】
硬派なマーベルって感じ。
全体的にチャドの追悼映画になっていたのも原因かもだが、キャプテン・アメリカに通ずる重めなテイストは良かった。
マイノリティ全振りの本シリーズはディズニー的
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

【コンサバな探偵モノ×今っぽさ】
割と古典的な身内ドロドロ系の探偵モノだが
いい裏切り要素が多く、常にどんでん返しを期待して見られるのは良い。
ネタバレにならない程度に書くと、教訓じみた終わりも悪くな
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

【クライムサスペンス強めの推理モノ】
中々面白かったです。
視聴者を騙しつつ、で、犯人は誰なん?な展開。
ダニエルクレイグよろしく、ファッションやセットなどシーンへのこだわりが強く、視覚的にも楽しめま
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.4

【時間は大切だよを伝えたい系映画】
爺さんから赤ちゃんになるっていうSF切り口で、時間の大切さを伝えるしっとり系映画。
人によっては退屈に感じられます。
底なしに相手を大切に思う恋愛要素が絡みます。
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マネーボール(2011年製作の映画)

4.3

【ブラピのお食事映画】
コンサルやアナリスト御用達映画。
経験と感の世界に、分析と理論で挑む様子は、野球の好き嫌い関係なく面白い。

オ ブラピの恒例お食事シーンは、オーシャンズに引けを取らない。
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劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

3.3

【既視感】
ターザンとか、ワンピースのドラム島編とか、20〜30代男なら既視感が強い。
親子モノの定番を詰めた感じ。でも、ちゃんと感動はできる。

ポケモンである必要はそんなに無いかな。サトシの手持ち
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.4

【主役は斧】
うーん…深いシーンはあったのだけど、散りばめられたコメディが締まりの無さに繋がってしまい
オーラスの緊張感や感動的なシーンを殺してた印象。ちょいちょいソーが頑張ってたけど。

マスクやテ
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.4

【クラシックなSF】
アンディはこれをみてたののね。
よく言えば王道、悪く言えば退屈。
ちょっと暗い?大人過ぎない?と思ったけど、95年の背景や、製作者のテンション考えると、スターウォーズ的なクラシッ
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