picoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

レバノンか…
日本がいかに平和な国か思い知る。

ゼインがめちゃくちゃ賢い。
他の人全てが無知すぎるほどに。
そして、めちゃくちゃ優しくて人間味がある。
それ故に苦しくて辛い。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

教科書一行の現実がここに。

ラストの、2013年に「日本は水銀による被害を克服した」と発表したという事実が、最も衝撃だった…。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

贅沢な3時間。
なんの感情移入もなしに、
ただただドライブをしてるような。
瀬戸内のあたたかさと穏やかさと相まって、
心穏やかで心地よい。
あーそういうこともあるよなーと思ったり。
でもやっぱりTHE
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.3

感動の救出劇だとばかり思っていたけど、
その後の話だとは!

英雄としての報道しか知らなかったから、
まさか倫理委員会にかけられて…
なんてそんなことになっていたことに驚き。

「ゲームじゃないんだ」
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バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

4.0

気球という手段を取るとは!
事実ということがすごい!

映画としてとても観やすくて、
ハラハラドキドキした。

現実は…
もっと色々な波乱と苦労があったんだろうな…

東ベルリンから来た女(2012年製作の映画)

3.4

ベルリンそのものが憧れの対象であった
というのはこの映画で初めて知った。

音楽が一切なく、
風が強くて木のザワザワする音が、
主人公の内面を表すようで、
落ち着かなかった。

終始暗い印象も相まって
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.8

ごく普通の愛おしい2人の話。

アーネストの朗らかさが本当に素敵!
なんでも作っちゃうし!

平面的なアニメーションではなく、奥行きが凄くて、夕日のシーンがとても印象的だった。
映画館で観たかったなー
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.6

第一次世界大戦を知る上で、
「1917」とセットで観るといいと言われていたため鑑賞。

ドキュメンタリーだが、
白黒からカラーになった瞬間、
一気に現実味を増し不思議な感覚に陥った。

就職先のような
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.2

同内容の「ナチス第3の男」と比べると、
だいぶ〝映画っぽい”と感じた。
(まぁ有名な俳優がでてるし、その分見やすかったというのもあるが。)

ここからヨーロッパ情勢が変わっていくと思うと、歴史的瞬間に
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.4

パーティーのシーン素敵だったな。

色々な意見があるだろうけど、
出てくる人全員が、
愛する人のために、
自分の出来ることをすべて出来たんじゃないかと思う。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.6

実話だということがすごい。

生徒一人一人に対する尋問での心理戦は
とても苦しい。
明らかにされていく家族の秘密。
沈黙を貫いて友人を守っても、
自白して友人を裏切っても、
どちらも最悪の状況しか残っ
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.6

ブエノスアイレス恋愛事情のパリ版。

この展開好き。

“人生を信じなさい”

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

エディレッドメインの仕草や目つき、
だんだんと変わっていく様がすごい…

ヒトラーへの285枚の葉書(2016年製作の映画)

3.4

戦時中における
ドイツ市民の感覚が感じ取れて
とても興味深かった。

息子の死により戦争を進める政党への反発。
ユダヤ人をかくまうドイツ人の判事。
ナチス一色に染まりゆく流れの中であっても
「君死にた
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

5.0

これ本当にやってるんだもの。

ミッション・インポッシブルと
るろうに剣心には
五つ星しかないのよ。

明治あけてからの話と比べて
幕末の動乱に見合った荒い剣さばきで
殺陣が使い分けられているのが感じ
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

自分を信じて
自分を疑え

この作品が世に出たことが、
まだ救いかな。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.1

1人になりたくなっちゃう人

さみしくありたい人

片想いだからずっと好き

か。

ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪(2015年製作の映画)

4.3

こういう人のおかげで、
今も作品が残っているんだな。

デュシャン、マン・レイの
動いている映像を観れただけで感動。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

待っておりました。

これ本当にやってるんだよ。
理解できん。
ミッション・インポッシブル並みにずーっと見せ場で圧巻でした。

でもこれ、beginningを先にした方がよかったんじゃないかな…と思っ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

ナチス関連で、こういうテイストの映画は初めて観たかな。

最初のビートルズの曲で始まってアイドル化させてるところや、
いちいち全員に挨拶するところとか、
皮肉きいてて笑ってしまった。

子ども目線から
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

4.7

ジェームズ・アイヴォリーの作品みたさに鑑賞。

美しい。
やはり音楽の使い方好きだな。
ハテナを描いた額を裏返すシーン、
絵も音もマッチしていて最高すぎる。

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

4.5

実際の人物の語りと、
そのエピソードに合わせた映像。
ドキュメンタリーと映画の中間のような構成で、現実味も感じた。

今まで観た映画では、隠れて暮らすことは辛い印象しかなかったけれど、実際は映画を観に
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

2.8

ジャケ写とストーリーの印象が違った…
四月に観たいなと思って観たのに、
夏のストーリーなんだもんな。

歩きながら口ずさんでいた音楽が素敵だった。

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

3.5

本に合わせたストーリー展開なのはわかるけど、映画にすると無駄な要素というか、なくても良い部分も多かった印象が残った。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

「君の名前で僕を呼んで」
に近い美しさを感じた。

エマが魅力的すぎて、
そら惚れてしまうよなぁ、と。

ブルーが
とても印象的に使われているのも印象的。

エマの純粋さを表すような
青空に映えるブル
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.3

大切な人を失った喪失感は、
忘れることも癒えることもなく、
日に日に現実味を増していく。

アマンダに僕がいてくれてよかった。
僕にアマンダがいてくれてよかった。

アマンダ役の子の感情表現がすばらし
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.5

どの構図を切り取っても美しい。

東西ドイツの統合は、
旧東ドイツの人々にとっては、
単純に希望をもたらしたわけではなかったんだなぁ。

ハンナ・アーレント(2012年製作の映画)

3.7

当時、あんなにも彼女の考えが
批判を受けていたことを知らず驚いた。

自身も被害者の立場
であるにもかかわらず、
あくまで客観的な考察ができる
彼女の聡明さ…すごい人だ。

ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

2.8

ながら見。

あのタイミングで
あんな風に振り向いて
男を追いかける女がいるだろうか。
いないだろうな。

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.5

ながら見。

だったけど、
雰囲気や空気感が心地良くて、
ちゃんと見直した。

自分がとったチケットでもないのに、
導かれるようにライブ会場に入り、
自然に出会った始まり。

会いに向かったのに、
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

5.0

こんな風に終始ワクワクして、
余韻ひきずる映画は久しぶりだ。

重たい身分制度はあるけれど、
ラトナのデザイナーの夢と
2人の気持ちが寄り添っていく描写が
ワクワクせずにいられない。

何事にも挑戦す
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.3

家でなんの気なく観ていい映画
ではなかったな…
うまく入り込めなかった。

映像美含め、映画館で没入できたら、
感情湧いてきそうだな。