若さ特有の、都会特有の、焦燥感やむなしさ。
多くの人が似たような感情を抱いているのではないでしょうか。
もう少し作品をコンパクトにしてもいいかなと感じましたが、
細かく説明しなければ伝わらないという>>続きを読む
クラシック音楽が意外な使われ方をしているけれど、
それが妙に効果的ですね。
神経質な主人公のラストのほどけた表情が
たまらくよかったです。
この色合いと言えば、ジャック・ドゥミ!
ドゥミ作品ではマドンナだったカトリーヌ・ドヌーヴ様が
ぽてっとした体でまさかの脇役。
絶望の天使だとは…。素敵すぎます。
全体に洗練されたデザインでした。
オゾン監督の作品を鑑賞するのであれば
この作品を見てからの方が、独特な世界に入り込みやすい
かもしれませんね。
なんだろう、深いなぁ。
この暗さと静けさ、一方で激しい爆撃音。
まるで自分も塹壕の中にいるような感覚になりました。
監督の息子さんや娘さんも作品に携わったとのこと。
美しい映像は映像監督の息子さんによるもので、
決して"七>>続きを読む
タナダユキ監督は、心の闇を描くのが
うまいのか、生々しすぎるのか…。
ごく普通の人々の悩みが胸にしみて
つい共感してしまいます。
フラダンスのシーンが妙に長い気がしたのは
ハワイのように、ゆっくりと>>続きを読む
カウリスマキ節が全開。
くすりと笑って、小気味よくて。
だけど真のメッセージは傷をえぐられるように深い。
タイトルからすると、前作のような前向きな希望を想像していたために、
一回目の鑑賞では拍子抜け>>続きを読む
サスペンス自体は
始めから答えを提示しているような演出ですが、
田中裕子さんの演技に魅せられて、
これだけでもう満足、満足。
「兄さん」だって。すごいなぁ。色っぽいなぁ。
可愛いジバニャン、コマさん好きなので
今回のキャラはどうしても馴染めませんでした。
笑う場面は少ないけれど、
いろんなストーリーをパクリまくっているところは
妖怪ウォッチらしいです(笑)
一緒に鑑>>続きを読む
美術が素晴らしいですね。
絵にかいたようなヒーロー像は
現在の作品では見られないので
非常に心地よかったです。
渡さんのかっこいいこと!
作品に難解さを感じますが、
監督のインタビュー記事などを読み
故郷への熱い想いを感じとりました。
物語を説明する作風ではないのが、
中東(ヨーロッパも)の映画らしいなと感じます。
主人公役の少年の演>>続きを読む
女性の苦難の堂々巡り…。
まさに"円"でした。
女性というだけで、些細なことさえ許されない。
結局ゴラミさんはどんな馬鹿げた罪で
逮捕されてしまったのだろう…。
そう想像すると、むなしさを覚えるくら>>続きを読む
弱さがあっても
最後にはあっさり。
木下監督には女とは
そんな風に写っていたのでしょうか。
趣深い映画でした。
この作品を見て5年以上たちますが、
未だにこの映画よりも涙が流れた作品はありません。
パトリス・ルコントの作品としては
物足りなさを感じました。
だけれどもロマンチックなシーンも多く
独身の時に見たら、萌え萌えとしただろうなぁ。
シャルロットはどんな役もこなしてしまいますね。
好きで>>続きを読む
内容は残念な印象ですが、
オドレイのキュートさは抜群です。
多くが語られない分
想像力を掻き立てられました。
全ての出演者が痛々しく、
苦悩が伝わってくるようで
涙がこぼれました。
ファンタスティックでロマンチック♥
気が遠くなりそうな摩訶不思議さに
夢中になりました。
京都に土地勘があったり、
男性だったらもっと楽しめたのかな?
と思います。
原作のファンです。
原作と比べるとキャラが子供っぽくなってしまって
気持ちはよくないのですが、
アニメとはそういうものでしょう。
少女漫画の域を越えた壮大なストーリーなので、
映画にするには時間が足>>続きを読む
オゾン監督の作品のなかでは
ストレートな表現ではないでしょうか。
切なくて胸がつまりそうでした。
シャーロット・ランプリングの
精気の抜けたような表情が素晴らしかったです。
Filmarks試写会にて鑑賞しました。
当事者ではないですが、芸人の世界がリアルに描かれていると
感じざるを得ませんでした。
取材や想像だけでは創り出せないであろう
生々しさがありました。
それは>>続きを読む
強姦されている女性が
色っぽい声を出しているのがフィクションだなぁと感じます。
そんなことあるはずがない(涙)
悔しい。
ベイリーも生まれ変わったベイリーも
忠犬そのもので涙を誘いました。
この献身さは飼い犬に対する人間の願望なのかな…。
よくある展開のストーリーに物足りなさを感じましたが、
犬の目線が主体になっている>>続きを読む
コテコテの展開ですが、
ウディ・アレンの脚本にかかれば
とことん笑えてしまう。
みんなおバカキャラだけど、
むしろウディ・アレンの頭の良さが
伝わりますね。
タイトルは原題を文字って欲しかったなぁ>>続きを読む
ヴィクトリア時代を再現した
セットが素晴らしいですね。
クリスチャンの人々にとっての
クリスマスの大切さが伝わりました。
日本人のクリスマス騒ぎだなんて
本当にうわべですね…。
展開は雑だなと感じてしまいますが、
若者たちの行き場のない焦燥感が伝わります。
生きる場所や環境は違えど、多くの若者が通り抜ける
人生の過程ではないでしょうか。
セルビアならではの視点で綴られてい>>続きを読む
現実に起きている環境汚染、暴動、若者の地方離れ…。
監督はドキュメンタリーではなく、あえて劇映画という形で
伝えたかったのだろうと思います。
依存し合った親子でしたね。
実は、現代ではよくある家庭の光景な気もします。
主要な俳優陣がみな素晴らしい演技でした。
お決まりの展開でしたが、
美しくて儚い美声が聴ければ、
この作品はそれだけで満足です。
自分は音楽経験ゼロで中学の時に吹奏楽部に入部しました。
周囲はピアノを習っていたり、小学校のマーチング出身者ば>>続きを読む
酷評が多いですね(苦笑)
確かにこれが日本人で演じていたら
ちょっと耐え難い内容かと感じます。
ナオミ・ワッツの乙女チックな演技や
登場人物それぞれの心の機微が細かく描かれている点など
なかなか見>>続きを読む