chiさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.7

すげええええええ!!!!とんでもなく面白かった!!!みんな見て!!!今年ベストを更新するかもしれない。

興奮の連続。急に紛争が始まり外交官である自分たちも生死をかけた状態に。連絡手段を断たれ祖国に救
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.3

彼女をモデルにした映画「ビリーブ」を見て感銘を受けたのでこちらのドキュメンタリーも鑑賞。いやはや素晴らしい。私は彼女のように強い人になりたい。尊敬する人を聞かれたらルース・ベイダー・ギンズバーグと答え>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.3

最高にかっこいい人だ。

時代は変わる。だから法律も変わらなければならない。100年前の判決を先例にしてはいけない。もう時代は変わっている。変わっていないのは法律だけ。未来のために新しい先例を作る時だ
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ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.2

映画は人生から生まれる。だが人生の全てではない。

「ブエノスアイレス」製作の裏側。本編に続き鑑賞。予定から遅れに遅れ、ギリギリ行き当たりな感じで作っていて驚いた。
女優のシーンをカットしたのは可哀想
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.7

ウォン・カーウァイ監督作。
ずっと喧嘩してるし話は特に面白くはないんだけど、この監督の作品は良いですよねぇ。特に映像。少しじめっとした空気感。

ファンタジーなんかじゃないから、これだけ対立もする。で
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.3

良作であることは間違いない。是枝監督、ソンガンホはじめスタッフもキャストも一級揃いなのだから。でも、だからこそ期待値が高くなってしまい、結果として物足りなさを感じてしまった。

様々な形の家族を描き続
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.8

これ予想外に良い!バンド物って今まで何作か見てきたけどトップレベルで良かったかも。沖縄基地問題を絡めていた点が他と一線を画す。

米軍が関与を疑われる事故が発生し基地前で抗議をする沖縄の人々。その一方
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最愛の子(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「桃は食べさせないで。アレルギーだから」

実の父が言った。そして、育ての母も同じことを言った。
息子を誘拐された生みの親と育ての親。普通に考えたら誘拐犯側の育ての親は悪であるはずなのに、何が正しくて
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.9

最初はこれどんな映画??と思いながら見始めたが、いつの間にか引き込まれて見ていた。ワンカット風の映画は何本か見てきたが、本作は台詞量も動きも多くて演者もカメラマンも大変だったと思う。
また、特殊能力が
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ダイブ!!(2008年製作の映画)

3.8

2009 DVD
池松くんを好きになったきっかけの作品。

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再鑑賞につき再レビュー

小学生の頃に一番ハマった小説が森絵都のDIVEだった。全4巻を夢中になって読んだ。飛び
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15歳の総理大臣(2019年製作の映画)

2.8

こ、これは…失笑
ラップ笑っちゃった。特に娘役の子、吹っ切れてるなー

容疑者X 天才数学者のアリバイ(2012年製作の映画)

3.6

日本版を複数回鑑賞していて話は知っているので驚きとかはないが、韓国版も普通に良い。というか原作が素晴らしいんだと思う。読んでないけど。
韓国版では娘が姪に変わっている。理由が不明。娘の方がいいと思うん
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鬼が笑う(2021年製作の映画)

3.8

上映終了後舞台挨拶付き。半田さん、梅田さん、坂田さん、脚本の三野和比古さん登壇。初のアップリンク吉祥寺。今まで行った映画館の中で一番スタイリッシュでわくわくする作りだった。

重暗い邦画大好き人間なの
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私がモテてどうすんだ(2020年製作の映画)

2.7

短期間で大幅な体重増減しすぎや!入れ替わり的なファンタジーじゃなくて体重の変化で押し切ってるのが逆に面白い。バカな話だし、なんかお兄ちゃんもおかしくてちょいちょい笑った。

話の本筋ではないけど、好き
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君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.8

DVD廃盤で価格高騰しており今実質U-NEXTでしか見られない貴重な映画と聞いて鑑賞。

予想外にドタバタコメディぽさもあって面白かった。昔見た美男ですねという韓国ドラマを思い出した。こういう話って昔
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ソワレ(2020年製作の映画)

3.6

男女の逃避行。こういう運命を共にしてしまった2人の話は好物です。
話はとにかく暗い。でもラスト良かった。
虹郎も芋生悠も演技上手い。

序盤に出てくる役者仲間の中に細川岳と石川瑠華がいた。

ホームランが聞こえた夏(2011年製作の映画)

3.7

心に響くように叫べ!

耳が聞こえなくても話せなくても叫ぶことはできる。叫んで心を震わせるんだ。
野球には興味がないが、野球っていいなぁと思った。野球は一人ではできない。投手だけが強くても勝てない。全
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.7

マーガレットの言葉が心に響く。マンチェスター・シティに入ってブーイングが出た後に言った言葉とラストの言葉。

戦争加害国の国民は責められる。たしかに国民に責任が全くないとは言わない。でも責任を個人に背
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キャタピラー(2010年製作の映画)

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いやぁ…レビュー書くのも点数つけるのも難しい作品でした…何書けばいいんだろうこれ……

バリバリの反戦映画だけど、夫の行いによってそれだけではなくなっていく。女は強いとかそういうことじゃない。みんな頭
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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

3.1

タイトルの通りキリスト教描写がかなり多い作品。キリスト教は赦しの宗教。
こういう重くて暗いテーマは大好物だがあまりハマれなかったのは、父のクズさが無理だったからだと思う。息子に対する父性を感じたのも少
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夜の帳につつまれて(2021年製作の映画)

3.5

悪くないが、ラストの急展開だけ蛇足だと思う。可哀想な子供と一緒にいて誘拐になっちゃう系の話は時々見かけるし、私も好き。本作はドロドロにはならずに温かく爽やかな感じ。

少年はこの青年といて楽しそうだっ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

みんな良い人。優しい。なんで彼らはこんなに優しいんだろう?なんて思ってしまったが、理由なんてないんだよね。ただ優しい、それだけ。こういう人になりたいね。ここが僕の家。

君は善玉?悪玉?
俺の誕生日の
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.6

礼儀がなってないな。
これがあんたに対する礼儀よ。

どこまでも追いかけ回してくるの怖すぎ!さすがにここまでやばい人はそうそういないだろうけど、煽り運転は日本でも問題になるほど頻発してるし、他人事では
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不感症になっていくこれからの僕らについて(2017年製作の映画)

3.1

たしかに年を重ねるにつれて経験が増えていくから新鮮さがなくなって不感症になっていく。でも、年を取ったからこそ知る感情ってあると私は思う。死に対する感情とかね。私はいろんな感情を知りたいと思って生きてる>>続きを読む

鼓動(2019年製作の映画)

3.0

2つの後悔。手を差し伸べる人でありたいし、差し伸べられた手を取れるようにしたい。
それにしても短い!この内容ならもう少し時間ほしい。

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

3.7

ぶっ飛んだ映画だ。でも、これは死ぬまでに一度は見たほうがいい名作と言われるのも納得。
19歳と79歳の恋物語という時点でびっくりな話なんだが、2人がそれぞれぶっ飛んだキャラクターでさらに驚く。自殺する
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

しょうがなくない。

評価が高いので見に行きたかったがなかなか予定が合わずこれは見逃してしまうかもと思っていたが、今日急遽見てきた。公開から1ヶ月以上経っていますが満席でした。

私たちは「しょうがな
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

先日見た「14歳の栞」の似ている作品に載っていたので鑑賞。うん、同じ年代のリアルな心の内を描いた作品ではあるが、似てはいない。本作はアメリカの中学生ということで自分とはかけ離れてるように思えた。だから>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

昨年の公開当時から知っていたが見ていなかった。当時見ていた友人や最近見た友人が絶賛していたのではるばる大森まで見に行った。大森まで見に行って良かった。見に行くきっかけとなった、中高の同級生である友人た>>続きを読む

20歳のソウル(2022年製作の映画)

3.8

私は難病もの、余命ものの映画が苦手である。「余命10年」のレビューでも書いた通り。なのでこの映画も見る気がなかったのだが、「彼女が好きなものは」「17歳の帝国」など最近私が好きだった作品に主演していた>>続きを読む

コンプリシティ/優しい共犯(2018年製作の映画)

3.7

あぁ〜これは泣いてしまう。自分がこの主人公だったら、優しくされるたびに泣きたくなってしまう。優しさが嬉しくて、嘘をついていることが申し訳なくて、とにかく泣きたくなってしまう。

つきたくてつくわけじゃ
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親愛なる君へ(2020年製作の映画)

3.8

LGBTQ関連の映画は数多く見てきて関心のあるテーマだが、こういう問題は考えたことがなかった。気になる点はいくつかあるが、新しい視点を教えてくれた映画。

パートナーの死後、残されたパートナーの子ども
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無頼(2020年製作の映画)

2.9

人物たちも魅力を感じないし盛り上がりもないし、それが146分続くのはキツい。
銀行に糞尿撒いたシーンと熊飼ってるのは面白かった。

「フタリノセカイ」でキーパーソンを演じていた松永さんが一瞬出てきてお
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.7

おいおいやばいぞ。エスカレートしていく異食症。最初はなんでこんなのを映画にしたんだと衝撃だったが、終盤にかけてこれは男に対する怒りの映画なのだと気づく。でも、ただの男への怒りで終わらせず、実の父に会い>>続きを読む

悪の偶像(2017年製作の映画)

3.5

ソル・ギョング2連続鑑賞。
前半は被害者の父親vs加害者の父親でどちらも曲者だなと思って見ていたが、後半、リョナが絡んできてからはいろんな問題が入り組んで複雑になっていって難しい。

朝鮮族とは言及が
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

4.1

細かすぎて伝わらないモノマネで子供の頃から何度も聞いてきた「シルミド」。長い時を経て、ようやく映画を見ました。

史実に基づいているということで面白いと言ってはいけないとは思うが、特に後半はのめり込ん
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