cchhiikkaakkooさんの映画レビュー・感想・評価

cchhiikkaakkoo

cchhiikkaakkoo

映画(73)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ネイキッド(1993年製作の映画)

-


なんなんだこれは、、!


盗んだ車に乗って、手紙を頼りに元カノの家まで行き、そこでシェアメイトとセックスして、なんだか嫌になって飛び出し、夜の街を徘徊、見知らぬひとびとと過ごす時間と空間で交わす会
>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

-


ひとつだったはずの愛は、ふたつになり、また別のひとつとなる。
家族4人が手を取り合って歩く夏の森から始まり、季節は移り行き、紅葉の中を歩く4人の後ろ姿で終わる。変わったのは、、。怖い、、。


“僕
>>続きを読む

リトアニアへの旅の追憶(1972年製作の映画)

-

ホームへと馳せる想い。訪れた母国で甦る記憶。その断片を寄せ集めて綴られる記録。ある瞬間の中に閉じ込められた思い出が、カメラに写し出された瞬間(glimpse)が、一瞬が、永遠となる。人生は、永遠に続く>>続きを読む

キャラメル(2007年製作の映画)

-

文化も言葉もまるで違う世界に生きる彼女たちに深く感情移入できたのはきっと、あたしが彼女たちと同じように「女だから」なんだ、と、まず最初に思った。そして、彼女たちが、探せばこの世界のどこかに“本当に”存>>続きを読む

映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~(2015年製作の映画)

-

あたしの平成最後の映画になった。
息子と、娘とともに。
娘(いっしゃい)、記念すべき劇場デビューを果たす。
これからも子供たちに色んな映画を観せたいし、素晴らしい映画体験をして欲しいなあ。

トマ@トマ(2000年製作の映画)

-


若者よ、バーチャルな世界とネット世界とを捨て、街へ出よ。


スマホにpcひとつで誰かと何かと繋がれちゃうインスタントな世界。本物だけど、ほんとうのもの、じゃない。
つながって、知り合って、もっと知
>>続きを読む

ガスパール/君と過ごした季節(とき)(1990年製作の映画)

-


ふたりの男の友情の物語であり、

妻に、
母親に、
息子とその家族に、
社会に、
“(見)捨てられた”ひとびとの再生の物語でもある。

捨てる神あれば拾う神あり。
拾う者と拾われた者とが共に暮らし、
>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

-


昔の恋人がふと漏らした
“人生は選択の連続だ”って言葉、
あたしはそれを“人生には迷いがつきものだ”と捉え、なんだかひどく悲しい気持ちになったのを思い出した。

選ばない、という選択をすれば、確かに
>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

-


せっかくだから、どうして好きになれなかったか考えてみる。


どんなひとにでも母親になる権利はあるし、母親である権利もあることは分かっている。でも、いくら底辺でも、人間としての最低限度のマナーっちゅ
>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

-


君のいなかった空白の時間も、君を形成してきたすべても、受け入れてあげる。仲間が、家族がいるから、前に進める。進むんだ、ブリグズビーベア!それからやっぱり映画って最高of最高だし、ひとの気持ちを動かす
>>続きを読む

ポルト(2016年製作の映画)

-


物語るには、男と女が出会うだけで充分なんだな。夜の魔法にかけられたふたり。これは運命?それとも偶然?ううん、これは“ハプニング”。


駅で、発掘現場で見かけたことのある君(あなた)と、再びカフェで
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

-

 
つらいときは空想に浸るの
そこはミュージカルの世界
ここではみんなが笑顔でいられるの
あたしが倒れても、受け止めてくれるの
そう、どんなことがあっても、必ずあたしを受け止めてくれるのよ


視力を
>>続きを読む

ミルコのひかり(2005年製作の映画)

-


だんだんと失われゆく視力、暗闇の中を照らす「ひかり」。


見えることで満足してしまいがちだけど、きっと見えることよりも大切なのは、想像力(こころの豊かさ)なんだね。
美しい花を見たら香りを確かめた
>>続きを読む

影の列車(1997年製作の映画)

-


古いフィルムの中で甦り、永遠の命を手に入れた人々。


大好きな“シルビアのいる街で”の中でも印象的な“影”。この作品の中でもやっぱり夜の部屋に映し出され、動いては姿を変える影にやたらと魅せられるし
>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


元カノシャスタの再訪を皮切りに、様々なハプニングに巻き込まれていく私立探偵のドック。失踪したシャスタとその愛人ミッキーの行方を追う中、次々とわき出る謎や発生する事件、それらが次第に明らかになり、最後
>>続きを読む

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

-


孤独を抱えている人間はずっと孤独なままだ。人生の幕を閉じるその瞬間まで孤独と付き合わなきゃいけないんだろう。パートナーが変わっても、帰る家が変わっても、セックスをしてみても、何も変わらない。どうして
>>続きを読む

砂時計(1973年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


ラビリンスへとタイムスリップ。



扉を開くと昼も夜もない(つまり時間の概念のない?)場所へと誘われる。そこは父のいるサナトリウムだ。父は“こっちの世界”ではまだ死んではいないそうなのだが、眠って
>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

-


やっと!!やーーっと観れた!!それもスクリーンで!!


大好きなひとを大事にするということ、たとえはなればなれになっても、好きだったという気持ちをずっと大切にするということ。
まるちゃんの好きな歌
>>続きを読む

三人の女(1977年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


なんてレビューを書いたらいいのかさっぱり分かんないくらい、異様で不穏な空気感が終始張り付いてる、怖くて怖くて面白い映画だった(語彙力)。

だって始まりが温泉のリハビリにあの音楽(くっそ不安な気持ち
>>続きを読む

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

-



(まさかのロバ映画、、)

「白夜」を観たときにも思ったのだけど、とにかく体温を感じさせない映画だなあ、、動物が出てくる映画って、大抵ああ可愛いなあってほんわか癒しの方向に気持ちがいくんだけど、こ
>>続きを読む

シャンドライの恋(1998年製作の映画)

-


中学二年生の頃、クラスを担当した教育実習の先生がいた。当時14歳のあたしにとって、大学生だった彼女はとても大人で、なんだか憧れのお姉さんみたいな存在だった。だからそんな彼女とメールをしたり、ふたりき
>>続きを読む

groove -グルーヴ-(2000年製作の映画)

-

クラブ行こーぜ!!!パーティー行こーぜ!!

って気分になった。
それと同時に、初めてクラブに行った夜のことを思い出した。

渋谷。初めて食べたlsdとエクスタシー。苺の入ったシャンパン。ドラッグが効
>>続きを読む

恋の秋(1998年製作の映画)

-


恋の始まる予感(それもきっと両想いになっちゃうやつ!)でしかない!もどかしさと、ワクワクのおすそわけをしてもらった気分。
親友のちょっとした“おせっかい”がきっかけでつながったふたり、初めて会うひと
>>続きを読む

ルナ・パパ(1999年製作の映画)

-

AWESOME!!!!!


なんて自由で力強くて騒がしくて(≒賑やかで)楽しい作品なんだ、、


“ぼく”が満月の夜、お母さんのお腹に宿って、顔も知らぬお父さんを探しに行く旅は始まる。
警察に追われ
>>続きを読む

聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

-

200フランから始まる奇跡の物語。


ホームレスの男に突然舞い込んだ幸運のチケットは、きっと神様からの最後の誕生日プレゼントだったんだろうな、この200フランも、それを手にする偶然さえも。橋の下で新
>>続きを読む

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

-

形ないもの、目には見えぬもの、つかめないもの、絶えず流れているもの、見渡せば色んなところに生まれたり、消えたり、また生まれたりするもの。

愛と、愛の姿について。


もっと自由でいいじゃん!自分に自
>>続きを読む

>|