ちかさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ちか

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エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.7

時代に逆行する内容ではあるけど、いいものはいいですねーーー監督の「新しい生と死の繰り返し」フェチ、、偏愛、賛歌という感じ
美しい映像です

ウェイキング・ライフ(2001年製作の映画)

4.2

映画としてすごく珍しい形なのでそれについてはわかんないけど、
言葉は全部書き留めておきたいくらい良かった。

Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

4.0

「夢の教室」も良かったので鑑賞。
すごいなあ、アートだなあ、、、
ピナ自身が唯一踊っている場面があるのだけど、ダンサーの言っていた、「死者の国にいるようだった」という表現にすごく納得した。
ダンサーた
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ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.5

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ目当てで鑑賞。
あまりに正常運転なので、不謹慎ながら笑ってしまうくらいのシックボーイっぷり。絵の具で塗ったような白い肌色に、たくさんの金色のそばかす、わずかにウェーブし
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ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.6

中だるみがあったものの、特に中盤以降青春映画特有の、胸の締め付けられるような場面もあった。序盤は医学生あるあるとしては面白かったが、患者からすると不快でもあるかも知れない。
医学生というものは非常にド
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汚れた血(1986年製作の映画)

5.0

映画はシーンのかき集めだから、印象に残るシーンが多い映画ほど、いい映画なんだと思っている。
その意味で、この映画は満点をつけたい!大好きです!

男と女(1966年製作の映画)

4.1

名作を観終えたあとの感動があった。

アントワーヌの父だ、ていうのすごく良いと思った。参考にしよう。

ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.5

ツインピークス好きにはおすすめです!
デビッドリンチ感はないけど、ツインピークス要素をさがすのがたのしかったです。

引き裂かれた女(2007年製作の映画)

3.2

惹かれるストーリーでした
シュールなとこもありつつ

恋のエチュード(1971年製作の映画)

4.0


7年前私の中に恋が生まれた時のように
恋が死んでいくのよ
私が生きるために
私たちの恋はつまずき 終わったのよ
あるがままに人を愛したいの
その人を変えたりせずに
変えたらもう同じ人じゃないもの
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ルードヴィヒ/神々の黄昏(1972年製作の映画)

4.8

終始、ヘルムートバーガーの美貌に触れられる作品。
後半から精神を病み、「狂王」と呼ばれるに至る、容姿も含めすさんでゆく姿すら、むしろ狂気を帯びるほどに、彼は美しくなってゆく。
唯物主義的な幸福ではなく
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哀愁(1940年製作の映画)

3.6

愛に導かれた運命に振り回される物語
橋で鞄が壊れなければ?
地雷除去作業がなく、予定どうり戦争に行っていたら?
愛によって得られた幸福と不幸を天秤にかけたなら、果たして幸福だったのだろうかと、とつい考
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透明人間(1992年製作の映画)

3.0

彼女、彼氏が透明人間という現実を受け入れるの早いなあ。いいおんな。

アリゾナ・ドリーム(1992年製作の映画)

4.6



エミールクストリッツァ作品の中でも、珍しく内向的で、ストレートで、死への渇望が強い。
「黒猫・白猫」や「ライフイズミラクル」の無鉄砲な明るさについていけないなという気分の時、この作品はすごくうまく
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ブライトスター いちばん美しい恋の詩(2009年製作の映画)

4.6



随所にキーツの詩が散りばめられている。
ベン・ウィショーの声が素晴らしいのでエンドロールの詩などはずっと聞いていられる。
安らかな死への渇望や愛の歓び、嘆き
たった25歳で亡くなった彼はたいへん好
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マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

3.0

眠かったからなのか
なんなのか、、
頭の中で全てのシーンもキャラもバラバラでうまく全体像がつかめないというか、、
自分の理解力を超えてしまってました、、

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

「オチがすごい」という触れ込みで見始めたのだけど、確かに暗い歴史が人物像の背景にあり、どんどん引き込まれた。
人は「思い出す」、ただそれだけのことが、自身を破滅に追い込むほどに、困難なことがあるのだろ
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殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)

3.3

ストーリー自体は割と今となってはミステリーの王道
でもクシシュトフ キェシロフスキらしい(?)、妙にリアルな人物描写。

例えば、道を聞いてきた男に殺人犯が出身を聞くシーン、リアルでいやーな会話のキャ
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サクリファイス(1986年製作の映画)

4.4

特にラスト20分の映像が鮮烈に焼きついた。
スルメ。

ストーカー(1979年製作の映画)

3.9

大きな映画でした。
ストーカーと作家と科学者の三人の対話が興味深かった。

血がブシャーっと湧き出たり美少女が叫びまくってたりクリーチャーが出てくる映画もいいんだけど、たまにはこういう映画見ないとバラ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.9

俳優陣はみんな良かったけど、主役の深川麻衣の自然体が印象的だった。2人ともキラッキラの元アイドルなのに、このどこにでもいそう感を出せるのはすごい!

キャロライン(2018年製作の映画)

4.3

短編みた中では一番良かった。
対話が足りないのかな。

4匹の蝿(1971年製作の映画)

3.4

やっぱし、ダリオアルジェントは、サスペリアのカラー(赤と青)使いがみたいかなあ。

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

’心中’の物語といえばそれまでだし、ニュースに流れれば、「社会ができることは何か」「どうしてこうなってしまったのか、何がいけなかったのか」「失敗から何を学べるのか」と、なるだろう
でもハネケはこれを、
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かわいいアウグスティン(2018年製作の映画)

3.5

毒ガスで殺される運命を知る下手人(ナチス兵)が、何も知らない少年に逃げろ、走れ、というが少年は逃げない。この先も彼の日常が続いて行くことを疑わないからだ。現実は映画みたいにうまくいかない。私も、この兵>>続きを読む