岩ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

岩ちゃん

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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

「アーヤと魔女」《凡作》
ジブリ初のフルCGアニメ
実に中途半端な出来…
CGに関しては確かに低クオリティであるが、ジブリ特有の手書き感を上手く出していて結果的には良かった
問題はストーリー、ほんとに
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

5.0

「スパイダーマン2」《神作》
誰もが心の中にヒーローがいる…
スパイディの生き方にピーター自身が巻き込まれ、MJの婚約やハリーとの決別、それらの過剰なストレスから力を失うリアル展開
そこに強敵ドック・
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

5.0

「劇場版 呪術廻戦 0」《神作》
呪い合え、純愛さえも…
アニメとして最高峰のクオリティ、限りなくシンジな乙骨が繰り広げるエヴァに乗らないエヴァ感…逆にクライマックスは乙骨の魅力が溢れていく
サントラ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.1

「RUN ラン」《良作》
狂気の愛から逃げろ…!
先天性の病気を数多く患い下半身麻痺で車椅子生活の少女は、母の愛から守られている…はずだった
ある日飲まされる薬に疑問を抱くようになってから次々と明かさ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.7

「スパイダーマン」《神作》
ヒーロー映画の見本となる最高の序章!
何をやってもうまくいかないピーター・パーカーは、大いなる力を手にしたことをきっかけにスパイダーマンとしての運命を辿るが…最後に彼が受け
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

「ラストナイト・イン・ソーホー」《良作》
過去と現在が夢で混ざり合う、闇の街ロンドンで…
60年代に憧れてデザイナーを目指すエロイーズは同じく歌手の夢を追うサンディと時を超えて繋がるが、おぞましい悪夢
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

「ベイビー・ドライバー」《神作》
音楽にのせてストーリーが繰り広げられる、天才逃がし屋のスタイリッシュ活劇!
iPodのプレイリストの中で生き、外から身を守るようにイヤホンで塞ぐベイビーは、運命の恋を
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」《凡作》
コンビか果たして夫婦なのか(?)
エディとヴェノムのイチャイチャ活劇!
ウディ・ハレルソンの殺人鬼がハマりまくってるのは当たり前
ただ、前作からあ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.5

「ヴェノム」《良作》
ヴェノムとエディ〜仲良く喧嘩しな♪
人生どん底のエディは真実を追求していく中でヴェノムに寄生される
その存在はヒーローか果たして悪か…
簡潔で無駄のない出来だが、グロさがなくツッ
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.8

「ドント・プリーズ2」《神作》
最恐盲目変態ジジイ…復活!
娘(?)を守る盲目ジジイと謎に娘を狙う武装集団との息もつかせぬ狂気の90分間
前作の圧倒的な強者感は無くなったが、敵も味方もわからないハラハ
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.9

「レッド・ノーティス」《凡作》
ネトフリ版ルパン三世⁉︎
犬猿の仲であるFBI捜査官と凄腕の怪盗がビショップと呼ばれる美人怪盗に騙され、復讐のためにお宝を狙う!
豪華キャストに全振りしたせいでなんとも
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.4

「シャン・チー テン・リングスの伝説」《良作》
MCUの新領域
初のアジア人ヒーローとなった今作は、不安材料に苛まれたものの箱を開ければ大ヒットと大絶賛で迎えられた…
それは正しく、スタイリッシュなカ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

「エターナルズ」《凡作》
無駄に長い、神々の痴話喧嘩
アカデミー監督クロエ・ジャオが描く、裏で隠れていた英雄達の物語
まず、ドラマでやるべき内容だった…
キャラの不十分な掘り下げ、後付け感のある雑な脚
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」《神作》
愛すべきクソったれども!
全編にわたる不謹慎ギャグとキャラの死に様を見せ場にするという、まさしくチェンソーマン好きの俺に響きまくる快作
しかし
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

5.0

「フリー・ガイ」《神作》
いい一日ではなく、素晴らしい1日を!
それは現代版『トゥルーマン・ショー』
ゲームのモブキャラだったガイの人生は、とあるバグによって大きく変わる

ゲームだけでなく映画に対す
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

「DUNE / デューン 砂の惑星」《駄作》
リンチとホドロフスキーも大喜び
リンチ版とは違い映画として成り立っていたのは事実だが、全体的に蛇足点が多く、コンパクトかつハイテンポに改善していれば、打ち
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.1

「ボーダーライン」《良作》
正義の境界線とは…
メキシコの麻薬カルテル壊滅のため招集されたFBIのケイト
全貌の見えない作戦、死と隣合わせの残虐な世界、法を越えた行いと終盤に明かされる真の目的にケイト
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.8

「プリズナーズ」《神作》
最善を願い、最悪に備えよ…
娘を誘拐され、神を信じる父ケラーは狂気の一線を越えてしまう…
それに反して、何にも依存せず静かに真実を追うロキ刑事
二転三転するプリズナーズ(囚人
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.3

「デューン 砂の惑星」《凡作》
こりゃホドロフスキーも喜ぶわけだw
右往左往した映画化に不運にも選ばれたのは後の奇才デヴィッド・リンチ
しかし、ハリウッドの資本主義に潰されて最終編集の権利さえ与えられ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

5.0

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」《神作》
愛はすべてを越えて…
ジェームズ・ボンドは永遠に
ダニエル・クレイグ、有終の美を飾る
アクションの緊張感と奇抜な演出にフクナガ監督のセンスが光る
タブーを
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

「007 スペクター」《良作》
最もゴージャスな007
過去3作から続く謎がようやく明かされる…!
かつての宿敵、スペクターが復活
Cの登場によりMI6解体の危機
今までリアル路線だったダニクレ版の中
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.9

「007 スカイフォール」《神作》
原点に回帰し、美を追求した究極の007
ダニクレ版 S2へ突入…
すべてのカットが絵になる洗練された映像と無駄のない完璧な演出
最狂クラスの敵 シルヴァとデジタル社
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.3

「007 慰めの報酬」《良作》
最も短く、最も激しい復讐…
前作『カジノ・ロワイヤル』の直接的な続編にして一旦完結

ボーンシリーズばりの荒れ狂う手持ちカメラと常にボロボロでハイテンポ、ボンドガールと
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

「パプリカ」《良作》
夢と現実が混ざり合う…
若くして亡くなった天才『今敏』の遺作
原作は筒井康隆
夢が何者かに犯されていく様子を怪奇かつ芸術的に再現
夢の世界を巧妙に描いており、インセプションよりリ
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

5.0

「007 カジノ・ロワイヤル」《神作》
至高のジェームズ・ボンド
低迷期のシリーズに新たな風を吹かし、完璧なリアル路線へ…
ダニエル・クレイグ演じる新しいボンドに酷い下馬評が集まったが、公開後は皆が手
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.7

「Vフォー・ヴェンデッタ」《凡作》
謎のマスクをつけた『V』と呼ばれる男が独裁国家となってしまった近未来のイギリスで革命を起こす!
実はDCコミック原作の作品であり、あのウォシャウスキー姉妹が脚本なの
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処刑人(1999年製作の映画)

3.9

「処刑人」《凡作》
正当防衛で人を殺してしまった兄弟が、神の啓示を受けて悪人をぶっ殺す処刑人となるスタイリッシュなバイオレンスムービー!
FBI捜査官のウィレム・デフォーの存在感と推理シーンはかなり斬
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.9

「劇場版 奥様は、取り扱い注意」《凡作》
母がドラマのファンで、コロナで一緒に見にいけなかったためようやく2人で鑑賞
ドラマの続きだが、一本の作品としても出来上がっている
盛り上がりが冒頭と終盤しかな
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アオラレ(2020年製作の映画)

4.2

「アオラレ」《良作》
運悪く、史上最悪のサイコ野郎にアオラレてしまった母親
まさに現代版「激突!」
悪大巨漢になったラッセル・クロウにガッカリした反面、サイコ熱演ぶりは肝っ玉が縮み上がるほどの恐怖😨
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時をかける少女(2006年製作の映画)

5.0

「時をかける少女」《神作》
Time waits for no one
( ゚Д゚) ハァ?
シュレディンガーの少女
青春の甘酸っぱさとタイムリープ
過去を変えて少女は現実を知り、前(未来)へ向かって
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.9

「サマーウォーズ」《神作》
家族愛とネット社会への警戒…
冴えない数学の天才青年と日本一の大家族が仮想世界OZに訪れる人類の危機に立ち向かう
「竜とそばかすの姫」の原作であり、細田守の頂点
10年以上
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

4.3

「ジャングル・クルーズ」《良作》
ドウェイン・ジョンソン船長と女性版インディーとその弟のジャンポケ斉藤が繰り広げる、ディズニーらしさ満載のエンタメアドベンチャー
ジャングル・クルーズ要素はおまけに過ぎ
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.7

「ワイルド・スピード ジェットブレイク」《神作》
史上最もイカれた兄弟喧嘩
毎回想像の斜め上を超えていく…
この映画に考察なんて禁物だ…頭ん中空っぽにして、人間を辞めたファミリーの偏差値皆無アクション
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.7

「おおかみこどもの雨と雪」《神作》
大人になる、それは自分の世界を見つけること…
どんな時でも真剣に笑って生きる花と正反対の雨と雪
人間として生きるか、狼として生きるか、成長していくにつれて雨と雪の性
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

5.0

「ワイルド・スピード ICE BREAK」《神作》
個人的にシリーズ最高傑作
あのドムがファミリーの敵になる展開と思考回路が停止する意味不アクションがたまらない
せっかくシャーリーズ・セロンが出てるの
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バケモノの子(2015年製作の映画)

4.6

「バケモノの子」《神作》
心の成長と父親の背中
孤独な少年と孤独なバケモノが血を超えた親子となる
「子は親の鏡」という言葉の意味がよくわかる
そして、周りに支えられて成長していく九太(蓮)
前半は親子
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