赤ちゃんエイリアン登場シーンが本当に好き
今の時代に見てもかっこいいほどの美術と、乗組員が順番に出陣してはやられていくというホラー映画のお約束の組み合わせ わかりやすくて楽しい映画
まさにベトナム戦争と冷戦の話
日本あるいは日本語が話される地域が覇権をふるう様子が描かれていたのは新しいけど、インドシナ地域ではどうしてアメ車が走り、日本語や日本語のピジンや現地語よりも流暢な英語が話>>続きを読む
masculineな高校時代に対して車椅子からの低い視点で語るようになるという、くどいほどわかりやすいメタファーが一貫されていた
例えば『日はまた昇る』とか『ほんとうの戦争の話をしよう』とかもそうだけ>>続きを読む
今までのPTAと今までにないPTAがスクリーンの中にあった PTA作品としてはかなり心臓に優しい
少し変な仕事に就いてたりして、みんなとはちょっとはぐれている人たちを描くのがやっぱり上手 電話番号を訊>>続きを読む
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語りが信頼できなかったりメタ的だったりするような知性と小学生みたいなアホな行動の両立が楽しい
ファミリー映画にポルノ挟むくだり爆笑した
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ドッドの行動、例えば犯罪行為や娘婿の決定、セラピーで起こっている精神的な効果、さらにセックスさえもが入れ子的に描かれたりフレーム外で起こっていることが、ドッドや宗教団体の正体をわかりにくくしていた
そ>>続きを読む
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クライマックスが心象世界の映画は初めて観た、本当に驚いた
前作ではファシズムを、今作では2020年のアメリカ大統領選挙を比喩していたけど次はどんな出来事が取り上げられるんだろう
呪文を言わずに魔法を掛>>続きを読む
第87回アカデミー賞のオープニングの大ネタバレがきっかけでこの映画観た人は多いはず
どういう精神状態でいたらこの作品が出来上がるんだろう、最高すぎる
精神状態とか語りの信頼性の低さとかを視聴覚で補強し>>続きを読む
ポンジュノ流のどんでん返し、パラサイトとかグエムルくらいの刺激に慣れたのか今作は薄いように感じた
それにしても画面の作り方がうますぎる、神経質なほど色に拘っていて気持ちいい
「子供は子供だったとき〜」の詩とか天使たちの優しいセリフとか、言葉がとにかく美しかった 細かいところまで理解できたらよかったのにと何度も思った ドイツ語がわかる人が羨ましい
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トランクを捨てて、自分の道を見つける爽やかなラストシーンが好き
「グランド・ブダペスト」のPradaに、本作のMarc Jacobsに、ウェス作品の衣装はいつも素敵 でも最近の作品とは異なって会話が>>続きを読む
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時間が止まった乱闘シーン(ちょっと震えてる人がいて笑った)、白黒からカラーに変わるのを合図にした時間の跳躍や気持ちの昂りの描写、手持ちカメラでのパンを含んだ長めのカットなど、きっと初めてのウェス要素も>>続きを読む
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是枝作品の2作品と引き換えにプライムに来た(?)本作、やっと観られた
全てのモチーフに意味を持たせていたり(地下室が暗い緑色=寒色で生命感が薄い色、事件の日にギテクが顔を洗わずに出勤する、納骨堂でう>>続きを読む
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語りの技法が、単なる見せ場作りのためだけではなく、私たちが心の病気はどういうものなのかを感じ取ることができるようにも機能していたのがよかった
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のぞみの心の動きが形になって表れていて(身なりが華やかになるところとか宙に浮かびながら踊るところとか!)綺麗だったし、純一の素直な人柄には本当に温まった のぞみに対して世の中のことを自分の言葉で教えて>>続きを読む
ジャンルとか時間をここまで大きく横断する(マッチカット気持ちいい!)、登場人物の相関関係の矢印がこんなにも長いグランドホテル形式の映画は初めて観た
ディストピアやポスト(/プリ?)・アポカリプスの場>>続きを読む
車衣装編集全部変で全部格好よかった、これが70のおじいちゃんの感性なの最高
自分の弱さを否定しない登場人物たちの姿に、こちらも支えられているような気がした
どこまでも洗練されてる映画の教科書みたいな映画、観るたびに新しい発見がある
こんなに凝った設定もっと浸りたい シリーズたった2作じゃ十分じゃないです
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パニック映画みたいな売り方をされているけど本当は違う
音と映像の組み合わせで主人公の意識を(言語に影響を受ける様子も)体験させる丁寧で静かで美しくて、だけど刺激的な映画だった
こんな映画はめったに出会>>続きを読む
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バロネスの冷たさやジョンが味方につくことの理由や仲間たちの魅力を全部盛り込んでいたことがすごい、クビにされた弁護士や飼い主を失ったダルメシアンのその後にも気を配る隙の無さも見せていた
動きとストーリー>>続きを読む
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デヴィッド・バーン流ユーモア満載、これまでのファンでなくても楽しい
練り尽くされたダンスや照明とともに不思議な歌詞の曲が続いていくのは短編集のようだけど、外の世界について問題提起する形でまとめたところ>>続きを読む
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音楽とか詩とかでも特別な空気に引き込んで離さない作品がたまにあるけど、これもそのひとつ(でもそのことは回顧録って示された時に分かった、主人公が記録とか記憶に刻む経験がつまらない訳ない)
小さい頃から大>>続きを読む
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ヤンキーたちの語彙が豊かなのが奇妙だった
これ以前の映像化作品のオマージュたくさん、終盤にロミオへの知らせが行き違う時のもどかしさが現代版で損なわれなかったのがうれしい
比較しながら観るのも楽しいかも
単なる筋肉映画と思いきや違う
主人公の内省、力強いセリフや人間関係、遠慮しない暴力表現と問題提起の連続だった
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手に職つけてる動物キャラクターは初めて見たかも
主人公が軽口叩くのはWes Anderson節全開、
終盤に主人公が狼狽する場面の演技はパペットの域を出ている