ちとせさんの映画レビュー・感想・評価

ちとせ

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母とわたしの3日間(2023年製作の映画)

3.5

予想はしていたものの、涙なしには観られない。反抗期から抜け出しきれず、素直になれない時期が私にもあったなと思い出す。そんな中で永遠のお別れになってしまったら。。。お袋の味と母の愛に満たされる作品。私も>>続きを読む

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.0

少女マンガの夢がたっぷり。セクシーでキュートなビーが文句なしに少女マンガのヒロイン。ストーリーもこうあってほしい!展開が待っているところが嬉しい。そして何より空撮含めた美しい景色が最高。旅行に行きたく>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.0

ジミーこと許様も清原果耶ちゃんも良かったけど、日本でジミーを助ける助演陣の豪華なこと。。。張孝全には思わず声あげそうになった。18歳のヤンチャでテレ屋な許光漢も、36歳大人になった許光漢も最高。許光漢>>続きを読む

あまろっく(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

尼崎に土地勘があったらもっと面白かったんだろうなと思った。

せっかくなのでふりきって最後に中条あやみと駿河太郎が結婚したらもっと面白かったのでは、と思う。

風よ あらしよ 劇場版(2023年製作の映画)

3.0

野枝が現代人からしても賛否両論の人物なので、ここまで野枝を魅力的に描いたことがすごい。共感できない部分はありつつも、野枝が一貫して女性の権利を主張する姿や、ヒステリックにならずに怒りを表しているところ>>続きを読む

劇場版 再会長江(2024年製作の映画)

4.5

10年の時を経て街は大きく変わってしまってはいたけれど、再会した女の子たちがみんな逞しく前向きに生きていて、自分も頑張ろう!と思えた。美しい風景を撮影しようという気合もすごく、何より監督さんの有り余る>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.0

ところどころキュン死しそう。その後パストライフを観たから物語がシンクロした。あかりが貴樹と再会したとき、パストライフでノラがヘソンと再会したとき、年齢は全然違うけど同じようなことを感じたのかなと思った>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

ドラマチックな物語のヒロインになりそうなノラがひたすら現実を生きているところが良かった。アーサーとノラがベッドで語るシーンは特に好き。不安な気持ちを素直に伝えるアーサーも素敵だし、ヘソンとの展開を若干>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.0

2000年代前半の懐かしさ満載。固定電話、VHS、ブラウン管テレビ。20年の年月を感じた。多感な年齢とはいえ、イニードほど何とも説明のつかない拗らせ方は大変そう。何もかも嫌になってしまう時もあるよね。>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

原作全く知らず、予告編が気になったので鑑賞。アニメだからこそ描ける非現実的な世界だけど、現実にも突然戦争や地震が起こっていることもあり、リアルに感じた。前編はすべてがプロローグ。夢?パラレルワールド?>>続きを読む

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

作っている人がいる以上作品をあまり批判したくはないが、俳優さんと最強のロケ地の無駄遣いとしか言いようがない。

仲野太賀と河合優実が良かったので1点。

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

虐待、ネグレクト、性的マイノリティと重い設定のオンパレードで救いが無さそうだけど、そんな中でも人の優しさが連鎖していて、心が温かくなった。市子と似たような設定なのに、全く違う人に見えた杉咲花さんはやっ>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

中国版鑑賞済みだったので結末は知りつつ鑑賞。細かい設定とミソが中国版よりも少しだけマイルドに感じた以外は中国版とほぼ同じ。期待を裏切らず、どっちも良くてどっちも泣ける!確かに学生時代の友達とは社会人に>>続きを読む

青春の反抗(2023年製作の映画)

4.0

魏青の中性的な雰囲気にドキドキした。季微のはっきりした性格も良く、他にもキャラクターそれぞれが魅力的。所謂キラキラした典型的な青春ではないけど、むちゃくちゃ青春感のある作品。

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

2.0

実話にケチをつけても仕方ないが、同性でも不倫は不倫だと思う。どんなに結ばれない理由があっても、それを理由に不倫はどうかと。

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

普段の生活に溶け込んでいる文化や宗教の壁が自然に描かれていたのが良かった。そして何と言ってもキャスティングが素晴らしい。こんなに色んな人種や話し方のキャストが必要なのに、本当に全員が自然なのがすごい!>>続きを読む

すべて、至るところにある(2023年製作の映画)

3.5

登場人物とともに旅行をしている感覚になる、映像が良い意味で飾ってない作品。終わり方も良い。
ただ…香港人女性2人が謎すぎ。エバがジェイを探す理由も、ジェイがエバに何かを残した理由も、弱すぎて謎に感じた
>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.0

音楽もいい、ストーリーも悪くない、でも何か物足りない!時代背景もあるので仕方ないけど、衣装があまり似合っていないのと、音楽のボリュームの付け方が弱く盛り上がりに欠けるのが残念。でも音楽が本当に素敵でサ>>続きを読む

赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.0

最近の日本映画では少なくなった(ような)コテコテのファンタジーかつアイドル映画。だからこそ日本でハマる層が難しいかも。ピンキーは可愛かったし、那些年と我的少女时代の主役が(色々ありつつ)いい感じに歳を>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.0

どの家も訳あり、単なる預け先の幸せエピソードだけではないところが興味深い。何となく色んなことが噛み合わないコットが、預け先の、特にお父さんと仲を深めていく様子が丁寧に描かれていて、心が洗われた。お決ま>>続きを読む

サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

2.0

ロマンチックコメディー…とは感じなかった。主人公のしつこさ、基本自分の話にしか興味がないところ、面倒ごとになると急に手を引こうとするところ、など、好きになれる要素が全く無かった。バカンス感あふれる風景>>続きを読む

緑の夜(2023年製作の映画)

3.0

韓国アングラ作品ということで、かなり激しい描写多め。范冰冰さんお目当てで鑑賞。色々あってブランクあったけど、やっぱり美人。やつれた薄幸感もすごい出てた。低音ボイスも素敵。また色んな作品で観れるようにな>>続きを読む

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.0

そもそもなぜこの作品が日本で上演される運びになったのか気になる。それほどに謎の展開、そこはかとないB級感、パラレルワールド。どう形容していいのかわからなかったけど、とりあえず隣の席の方が大爆笑していた>>続きを読む

ブルーバック あの海を見ていた(2022年製作の映画)

3.0

オーストラリアの作品を観たのは初めて。自然豊かな海の美しい映像を満喫。そしてお母さんカッコいい!アビーとちょうど同じような状況になったばかりの身として、もしかしたら最後が近いかもしれないので、できるだ>>続きを読む

ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.0

フランス料理なんて結婚式くらいしか食べる機会がないけど、久しぶりにフルコースが食べたくなってしまうほど美しくて美味しそう!ただ、体調悪いときに食べるものではない気がしてしまうのは日本人の性なのか。。。>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.0

ハリメがどうしてもかわいそうすぎて、観ていて辛すぎる…せめて描いた絵くらい褒めてあげてほしい…
通りすがり(?)の人がみんな優しくてほっこりするし、トルコの風景は圧倒される。が、ハリメがかわいそうすぎ
>>続きを読む

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

2.5

うーん、、、色んな意味で理解の範囲を超えている。。。文化の違いか、、、?

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

今年最後で最高の作品!役所広司☓ヴェンダース監督の両方を余すことなく堪能させていただいた。淡々と過ぎる毎日と、絶妙なレベルの小事件、これを飽きずに魅せる役所広司さんはやっぱりすごい。
そして、東京東側
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.0

フィンランド版ドライブ·マイ·カー。豊かな国だと思っていたけど、実はそうでもない面が見えて驚き。淡々と描かれる2人の生活からフィンランドの日常を垣間見れた。

市子(2023年製作の映画)

4.5

市子の説得力に圧倒される。美人ではないけど人を惹きつけるミステリアスさ。植え付けられた環境を受け入れているようで、何とかあがいているようで切ない。たまに来る「好きや」の表情は反則でしょ。長谷川くんの不>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.0

色々伝えたいことがある作品だと思うけど、なんかちょっと、、、共感できず、入り込めず。生きにくさを全面に出しすぎなのかも。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.5

ある男から安藤サクラさんファンに。同じ人とは思えない!演出的に?な部分はありつつも、カッコよくて惹き込まれてしまった。かなり多くの人がお亡くなりになるので、作品としての好き嫌いは分かれるところ。今年は>>続きを読む

燃えあがる女性記者たち(2021年製作の映画)

4.5

女性だけで構成されたマスメディアの会社がインドにあることに驚いた。取材対象だけでなく、記者側にもふりかかる女性、人権、政治、宗教の問題。その中で強く戦う女性が逞しい。
女性で生まれたことが罪のようだと
>>続きを読む

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

エリーゼの透明感!ダンスシーンがとにかく力強くて美しい。バレリーナって間近で見たことがなかったけど、筋肉がしっかり付いていて、か細いイメージが覆された。クスッと笑ってしまうシーンも多く、前向きなエリー>>続きを読む

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

スケールがとにかく大きくて、色んな意味でこれぞ現代ボリウッド映画!戦闘シーンは賛否両論あると思うけど、フィクションということで。何よりパターンがとにかくカッコよく、ルバイがとにかく美しく、眼福。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

2.5

会話劇が好きな人は好きかも。個人的には登場人物の関係性含めてわかりにくかった。時代?