こういう映画が刺さる時ってあるよなぁと思いつつ、身近で見れる機会があったことに感謝。
何も成し得てないと感じる時間があっても、そんな時間がすごく愛おしく大事だった感じる瞬間があるから人生は面白い。
生>>続きを読む
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これだけ苦しくてどうしようもない葛藤の上に『笑い』がある。
一心不乱にネタを生み出し続けることだけに生きがいを感じていた男が、外の世界に出て周りの人とぶつかりながら『誰にも邪魔されず面白いものを世に>>続きを読む
複数の人からのオススメを喰らっていたものの、消化しきれてなかったのでこれを機に見てみることに。
食のありがたみと偉大さが分かる映画だよなぁ…というのが第一印象。後になって、その食によって繋がれた命で>>続きを読む
迷路のようなシャッター街や雑多なビルの佇まい、シャッタースピードの遅いモサッとした動きの感じ、主張強めの挿入歌・メインテーマの存在感などなど、最近の邦画ではなかなか出会えない味のある映画でした。
『>>続きを読む
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(下書き整理)
久しぶりに『怖い作品を見た』って気持ちになった。後半直接的な死を見せておいて、最後卓球のラリーの音だけが響く死の暗示が怖すぎる。
リハビリに通う患者を指して『本人が生きようと努力する>>続きを読む
和山やま漫画原作。
邦画らしい『カラオケ』というテーマ。
ヤクザと中学生のコンビ。
これだけで行く理由としては十分です。
とても好きなテイストの話でした。
ギャグで押し切る流れもありつつ、狂児と聡実>>続きを読む
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バチ流行りしてるので見に行ってみた。
…中身、結構ダークで怖い。でも常時ダレない絵・動きに加え、見せ場は鳥肌立つくらいの迫力で作画力を爆発させる感じが流石天下の東映アニメーションさん。原作のおどろお>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その5。
映画好きなら見ないとと言われた一本だけど、鬱エンドというざっくりしたネタバレは食らってたのでいつ見ようかな〜と思って連休の締め括りに見た。
うん、これは鬱です>>続きを読む
大型連休でオススメ作品視聴計画その4。
ヒッチコック作品はこれが初めて。
両側の登場人物を取り上げてその思惑同士がぶつかり合うといった流れではなく、一方的に見てるだけの立場でいながら、徐々に事件に首を>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その3。ちょっと雰囲気を変えて邦画にトライしてみたけど、これもなかなかの当たり!やはり人には色々聞いてみるモンだなと思いました。
ざっくり言うと「売れない役者と裏稼業の>>続きを読む
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大型連休でオススメ作品視聴計画その2。 SFの体を取っているけど、人間の本質を問うようなよく出来た話でした。
生まれた瞬間から寿命や適性が決まる近未来を舞台に、『宇宙飛行士になりたい』という思いを胸>>続きを読む
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小さいスクリーンだったのもあってかほぼ満員!期待の高さが始まる前から感じられたけど、その通りの中身になってて満足しました。でも、見終えた後の何とも言えない感情を数週間ほど反芻し、今感想をまとめるまでに>>続きを読む
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金曜ロードショーにて。
作品としては知ってたけど、ちゃんと見たのは初めてで「こんな渋い話がディズニーにあんのか…」と見終わって思いました。
ディズニーの人気作品と言えば、
『主人公はプリンセス』
『>>続きを読む
泣いた。泣きました。
良かったところ5つ。
①「絶望的な状況の中でも命を大切にする」ということを大きなテーマとして置いていて良かった。
②①を描くために戦後という時代を舞台として選んでいて良かった>>続きを読む
アプローチの仕方は様々でしたが、インタビューのパートからは『あなたにとってアントニオ猪木とは?』という切り口から『アントニオ猪木はどういう人間だったのか?』というところを、「巌流島の戦い」や「猪木問答>>続きを読む
原作からそのまま出てきたような手書きの雰囲気と、カラフルだけど淡い風味を残した背景の感じがとてもマッチしていて、ほっこりと温かい時間を堪能できた1本でした。この空気感を浴びたいなら、なるべく前の方で見>>続きを読む
シリーズ26作目。
伊藤蘭に対して父性丸出しの寅さんという、ちょっとイレギュラーな構図が見られる回。折り返しにして、寅さんが「お兄さん」から「おじさま」に変わる予兆をちょっと感じさせるお話でした。>>続きを読む
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やっぱり山田洋次の邦画が肌に合うなぁと感じた1本でした。家庭のいざこざ、職場でのストレス、大切な人との突然の別れ、損でしかない自己犠牲。どれも大きな悩みとなり得るくらいの問題なのだけど、「人間はそこか>>続きを読む
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ある日を境に外の世界と断絶されてしまった街で「変わることなく生きること」を強制された子供たちが主人公の物語。
作品通して「工場」「トンネル」という舞台装置がいい味出してました!この2つが『子供が出来>>続きを読む
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気になってはいたけど見れてなくて、このタイミングで映画館でリバイバル上映してたので折角だし見に行ってみました。
いやー、すごいものを見た。満足。
当時の最先端だったであろうホムペ文化を使った『他の>>続きを読む
シリーズ第25作。
この作品をベスト寅さんに挙げる意見も多いので気になってたけどようやく見れた。
何がいいって、通算3度目の登場となるマドンナ・リリーと寅さんの距離感がたまらなく良い。『相合い傘』の>>続きを読む
ジョージ・ハリスンの追悼コンサートをリハやインタビューの映像を交えながらまとめたダイジェスト的作品。
エリック・クラプトンの超絶テクニック、ジョー・ブラウンの温かいカバー、遊び心とも言える木こりの歌>>続きを読む
長尺は長尺だけど、これはもう様式美の領域なのでこれくらい尺があって全然OK。体調と相まって冒頭が眠すぎて、「これ今日無理かも…」と思ってたけど、やっぱあのテーマソングが脳に流れ込んできて、カーチェイス>>続きを読む
『特別』の扱いを受けて喜びを全身で表現する久美子、ぼさぼさ頭の滝先生にときめく麗奈、おどけてファイティングポーズを取る奏、相変わらず仲良くケンカする夏紀と優子など、生き生きと動くキャラクターの面々がな>>続きを読む
藤原さくらのラジオで取り上げられてたのでNetflixで見てみた。
ラジオ先行で音楽だけ聴いてて「これがどう繋がるんだ?」とは思ってたけど、なるほど作品自体が小話みたいなものが散りばめられてる体を取っ>>続きを読む
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怪しい洋館、しわくちゃで愛着のあるお婆ちゃん、バターとジャムをたっぷり載せたパン、鬱蒼と生い茂る森、飛行機のパーツ、信念を持った少年・少女の目…
それら全編を通して『ジブリっぽい』と感じてしまうのは>>続きを読む
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見始めた時は「あぁ…小学校をとり巻く、終わった時暗ーい気持ちになる映画なのか…」と思ってたけどとんでもない。これぞ純愛映画!という快作でした。
でもタイトルは『怪物』。
で、なんでそのタイトルなんだ>>続きを読む
ディズニーに触れてこなかった人生だったので、この齢にして初めてのリトルマーメイドでした。実写ということもありリアリティは流石のレベルで、その中でファンタジー要素を落とし込む、かなり見応えのある映像にな>>続きを読む
『この世で最も黒い絵は何か?』という知的好奇心をくすぐる導入から入る、ジョジョのスピンオフの実写作品。
「岸部露伴」のキャラクター自体は知ってたけど、岸部露伴シリーズは初見。で、「スタンド同士の戦い」>>続きを読む
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『猟犬』と称され、絶対的な主従関係で馴れ合うことはない監視官・執行官という異なる立場でありながら、執行官・狡噛の中に宿る『正義』に時に学び、時に反発し、時に赦しながら辿ってきた朱の終着点とも言える一本>>続きを読む
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時系列行ったり来たり、基本娘のソフィ視点だけど父親のカラム視点にもちょくちょく代わる、何でもないシーンを特徴的なアングルで見せる、そしてそのシーンが特に本筋に関わってるわけではない、と…
最近見た中>>続きを読む
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1人の男と夢のような恋に落ち、1人の男に人生を奪われ、最後に出会った1人の男に最高のエスコートを受けた1人の女性の話。ラストは泣きました。
タクシードライバーのシャルルはあくまでマドレーヌの人生の最>>続きを読む
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原作は連載当初から追っかけてて、ドラマの方は未視聴。でも「映画オリジナルの話が見れる」と聞き喜び勇んで劇場へ。
ヒロイン・えりぴよを見事に具現化したさゆりんご、ちゃむをガチアイドルが演じてる&キャラ>>続きを読む
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見てみて体感めちゃくちゃ短っ!と感じてしまった。けど、映画の尺自体が普通に短いんだなってフィルマ開いて納得。
そんな中でマリオ兄弟が配管工っていう設定を活かしつつ、マリオがキノコ王国にどうやって来たの>>続きを読む
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本来アニメとかCGでやりそうなスケール・テンポの話を、生身の人間を使って「あえて」やる。遂にこんな時代が来たんだなぁ…と時代が一周回った感を見ていて感じました。
出来るだけ頭のネジが外れたような言動>>続きを読む
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コナン映画はこれで3本目、原作もアニメも見てない勢ですが機会があったので鑑賞。
これまでのコナンを見てる人なら「何を今さら…」感の漂うオープニングの説明ですが、自分のようなコナンビギナーにはやはりあ>>続きを読む