ちょこみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ちょこみん

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朝鮮美女三銃士(2013年製作の映画)

2.8

違う作品を検索しててオススメ的なところに出てきて、お、韓国にもこういう系統の作品あるのかーと興味本位で鑑賞。

チャーリーズエンジェルって評価だけどその元を観てないので知らん。まぁ来来キョンシーズとか
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.8

そこそこ観てる監督さんの作品って事なんで軽い気持ちで見始めたけど重たっ。

介入してる組織が多いので最初誰がどの組織か混乱しまくったけど見えてきてからはなかなかの絡ませっぷりでワクワク。

権力を振り
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カリキュレーター(2014年製作の映画)

3.3

なんかちょっとサクーっと観れる長さの無いかなとポチポチしててジャケ写が悪くなかったので観てみた。

何語だ?と思ったらロシア語か!ロシア産のSFはちと新鮮だ。簡単な説明だけでよく分からん世界に投げ出さ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.3

ゴジラ、好きなんだよねー。ハリウッド版は前作がなかなかだったし、怪獣全部乗せっていうんで鑑賞。

結論、まぁなんだか対象がブレちゃって何がしたいのかよく分かんなくなっちゃった典型的な例って感じ。

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ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る(2014年製作の映画)

3.8

もちろんクラシックの素養があればそれはそれでより楽しめるわけだけど、それを抜きにしても非常に良質な作品だった。

ドラマをドラマチックにするのはまぁ言ってしまえば当然なんだけど、ドキュメンタリーをドラ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

さすがに賞を総なめするだけの事はあったなー。恐れ入谷の鬼子母神。

全くダレるシーンなく目が離せない。最初イメージしたストーリーとは違う方向に進んでいったんだけど、それがまた心地よい裏切り方で。

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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

仕事の絡みで大泉洋作品を観る必要もあって、ほんとかるーい気持ちで見始めたわけだけど、まぁかるーい映画だったw

いや、つまらないって事ではなくて軽い気持ちで観られるエンタテイメントっていうところで。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.4

ちょっと久しぶりかしら、白石和彌作品。

警察とヤクザの癒着を描いたよくある構図の作品で設定に目新しさはない。広島の設定ももはや古典。

だいたいそういうもんだと思って安心しながら観た。過激な描写やテ
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マンハント(2018年製作の映画)

2.3

まずは最初に、なんでやねん!
せっかく色々設定考えたのに魅せ場作るために全部無かった事にするなんて興醒めですなー!

しかしさすがに名の知れたジョンウー監督、アクションに見応えあり。のみだけど、のみ。
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背徳の王宮(2015年製作の映画)

3.1

前半のエロティックバトルエンターテインメントから後半の謀略サスペンスの二部建な感じかしら。

講談師みたいな抑揚のあるナレーションが話にメリハリを付けていて面白い。

どの役者もさすがの演技力なので安
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.8

田舎のくらーいつちくさーいきたなーい感じがリアルに出てたなー。自分はそれほどでもないところに住んでたけど例えば友人が住んでた久喜とか行楽で行った足利とか同じ空気感。

田舎を馬鹿にしてるわけじゃないけ
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レミングスの夏(2016年製作の映画)

2.7

これが映像学校の卒業制作だったとしたら高評価だけど、劇場で観るとなると少し厳しいんではないかと。

拙い本に拙い演技、使わないんじゃなくて使えてないように感じる音楽。

などと書きながら最後まで観たけ
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

めっちゃつおい可愛子ちゃん最高。

好み分かれそうだけど、超厨二病な設定もおいら的には素敵だった。

キムダミちゃんの存在感凄いなーと思って調べてたら話題の梨泰院クラスに出てるんだね。俄然観る気になっ
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変態島(2008年製作の映画)

3.5

これはもう完全に単館系映画館の深夜枠のやつだよね。観る人限られるやつ。てか映画が観る側をふるいにかけるやつ。

冒頭からキュンキュンくるタイポグラフィが並び、全編通して流れるfennesz的なノイズア
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.5

いやほんと、もうやめとこうと思いつつ、ついつい観てしまう園子温作品。どんだけ破滅的なストーリーなのか気になっちゃうんだよね、怖いもの見たさか。

椎名桔平が主演ちゅー事でも気になったので観たけど、シー
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.5

スキッと爽快、実話を元にしてるとはいえ話もよくまとまってて観やすい。ステイサムも堪能できるし。

強奪前と後で趣きが変わるので飽きもこない。複数の組織が汚職隠しにアワアワしてるのも面白かった。

ただ
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ミスト(2007年製作の映画)

2.5

なんかもっとこう首都消失みたいなのを想像してたら全然違った。インセクト系で気持ち悪かった...

パニック映画としては引きつけるものがあったけど、なんか騒ぐだけ騒いでオシマイな感じがメインどころのキャ
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.4

朝鮮の南北については有体な知識しかないので深い考察は出来ないけど、ラストの家族芝居のくだりとか結構好きだな、うん。

家族演じて潜入してる北のスパイが南に気持ち寄ってっちゃう話なんだけど、クソ真面目な
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団地(2015年製作の映画)

3.6

役者もお話も古くさい感じではあるけれど、よく練り込まれていて役者の安定感と相まって安心して観られる佳作。

団地と宇宙っていうモチーフが漫画や演劇的で福島聡とか星新一とか想起させる。いずれにしても昭和
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.4

観る前からテーマ性の強い作品なのは覚悟してたけどずっしり来たー。

震災から5年後の福島が舞台。様々なものを奪われた人々が喪失感が心の大半を占める中で、それでも日常を生きながらゆっくりと正常を取り戻し
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犬猿(2017年製作の映画)

3.3

ひじょーに分かりやすい設定でひじょーに分かりやすい感情を分かりやすく描いていたので飽きずに観れた感じかな。

内容的にはほんとややこしい事になってないし、まぁそうなるよねっていう感じ。演者も素人くさい
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

歴史観的にも情感的にもバランスが良い映画だった。歴史物はその背景を語るのに時間が多く割かれて人が置き去りになる事もあるからね。

麻薬王もそうだったけど、ソンガンホの力によるところも大きいかなー。あ、
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.2

息抜きに。

ザ・有名どころの俳優を使ったテレビ局が作ったコメディ映画。お金かけてるしよく出来てるので安心して見れる。

いや、中には金かけてるのに失敗しちゃってる作品もあるから成功してる作品としての
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.9

良いストーリーに良い役者で文句なく面白い大企業ファンタジー。

いやー野村萬斎のあざとい演技はクセになるよね、ほんと。キャラクターとしてはピカイチ。あの香川照之の顔芸に勝るわ。

なんだか妙に歌舞伎役
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.2

んー、久々にグッとくる韓国映画だったー。最後の落とし方まで完璧かと思う。

骨のある名優揃いで安心感あったけどやっぱりなんだかんだでファンジョンミン。御大の演技は群を抜いてる、ひいき目かもしんないけど
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殺人漫画(2013年製作の映画)

2.7

んー、んー?
ちょっと気になる感じだったので悩んだ末に観てみたけど...んー。

まぁ、あーそれね。ってとこから、お?ってなるんだけど一周回って結局それかよってところで終わり。

凝った演出とか頑張っ
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チング 永遠の絆(2013年製作の映画)

2.8

なんかこうアウトレイジ的な血で血を洗うヤクザ的なものを期待して見始めたので完全に期待外れだった。

どっちかってーと人情もの。チングってタイトルで察しろよって事でチョイスミスですな。

これ、2作目に
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.5

珍しく続けて邦画。

ストーキングが題材なので、それ自体がダメって人は最初から受け付けないかもしらんね。割り切れないと。

これは倒錯した愛のファンタジー。
そんでピーピングコメディだね。

おいらに
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絞殺(1979年製作の映画)

3.5

さて、日本の古典の部類を。
70年代あたりの邦画はほんと作りがパッキリしてて見易い。変にぼやかした表現を美徳とする作品群とは全く違うよね。

いやー、面白かった、っていうか気色悪かったー。とにかく作り
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山本エリ「復元可能性ゼロ」と化す(2016年製作の映画)

3.5

小劇場の舞台演劇みたいにミニマムな話なのに非日常の設定が壮大、だけどそれが日常の世界。

学生時代に作った習作みたいな感じでカット割も何もかも拙い感じだけど、それが妙にリアリティに繋がってシンクロして
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アス(2019年製作の映画)

3.1

ゲットアウトの監督って事で観てみたんだけど比べちゃうと見劣りするなー。

パーツは悪くない気がするんだけど、お話や音楽にキャラが喰われちゃってるし惜しい感じ?敢えてやってるんなら、ほー!だけど。

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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

3.3

韓国映画のド定番、ありふれた国家権力と汚職刑事を題材にしてるのである意味安心感のある展開。水戸黄門的良さあるよね。

前半長いモノに巻かれて後半やっぱ負けてらんねー!ってなって終盤ちょっとファンタジー
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ハッシュ・マネー(2016年製作の映画)

3.5

結構カット割とか好きな部類の映画で良かったんでないかな。

話としては事件企てたら不慣れで失敗しちゃったっていうファーゴ的な展開なんだけど、音楽とか雰囲気とかは真面目ね。

色々起こりすぎだろwって展
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.2

まぁまぁ悪くない。けどなんかウワバミって感じかなー。いや、テーマを求める作品では無いんだけどね。

悪で悪を打つって感じでなんか悪いやつしかいない的な構成。でもなんか憎めない悪いやつらがチームワークで
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.2

最初、なんか構成の分かりにくい作りだなーと思いながら観てたんだけど後半にいくにつれスッキリしてきて一本筋通ってた。酷い話だったw

アクションシーンどや!って感じで頑張ってんだけど、手持ち一人称風のカ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

なにげにほとんど観てるんだよね、白石和彌監督作品。好きなのかな、雰囲気が。

傑作イヤミスって事で原作は読んでいたんだけど、だけにちょっと手を出しづらいなと思ってブックマークしつつも観どきを逸してた作
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