ちょこみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ちょこみん

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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

3.3

んー、鮫映画。良くも悪くもw
土曜の午後にテレ東でやってたら最後が気になって観ちゃうよね。あ、気付いたら夕方になっちゃった!的な。

まぁでも中だるみも無く程よい緊張感のある展開で、時間も短いしサラッ
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Every Day(2016年製作の映画)

3.6

静かで、優しい愛を感じる良い映画だった。自分に置き換えて考えたらどうだろう?なーんて思って妙に切ない気持ちになったり。

突発的な何かによって日常が壊される経験は何度かしてきているけど大切な人を失うイ
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.3

いいよね、竜巻。映像で見てる分にはドキドキワクワクしちゃう。

ディスカバリーチャンネルで竜巻のドキュメンタリーを何度も観ちゃったりストームライダーが好きだったり龍の巣に鼻の穴ふくらませちゃったり。惹
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.3

いやだー!いやだー!!こんな失敗家族はいやだー!!

と、思わせる酷い家族像がそこにはあった。これはもう、超反面教師。

出てくる登場人物がどいつもこいつも胸糞悪いっちゅーのはとんでもないね。葛城一家
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

なんか久し振りに完成度の高いエンタメ映画を観たからかな?すっげー面白かった。

ちょいグロちょいエロまじ友情をゾンビものに乗っけて正統派王道ストーリーを丁寧に作ってるのが好感なのかな。

ずっこけ三人
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.2

韓国映画を観るとさ、韓国焼酎と袋ラーメンを食べたくなるよねー。

さておき。

あらすじ読んでもっと泥臭い感じの物語を想像してたら全然違った。定番の不治の病余命幾ばく系だった。

使い古されたスジだけ
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お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.7

いや、よかった。おもしろかった。
お話が面白かったというよりも空気がすんごく良かった。お父さんと、伊藤さんの。

まずお父さん。厳格な感じなのに一人称がボクなのと語尾の「な」と「ね」が可愛すぎる。それ
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サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)

2.6

面白い?面白いけど...どっかで見たような感じ?演奏のシーンを観ていてbrandt brauer frickのBOP思い出した。あのPVは衝撃受けたけど二度目は、ね。

着想は悪くないんだけど、脚本は
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

草原の実験、字幕版。
けれど字幕は一度も無し。
なにせ台詞が一切ないから。

美しい情景、美しい音楽、美しい少女。
これだけ揃ってれば台詞は不要。むしろ邪魔になるだろう。

台詞で余計な情報が入ってこ
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.4

イラン映画ってのは初めて?観たと思う。聞き慣れた英語やらフランス語やらとは違う言語が新鮮。

音楽やカット割りに頼らず表情と情景描写に徹底的にこだわる様が妙にパワーを感じてグイグイと引き込まれる。
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二重生活(2016年製作の映画)

3.4

前からちと気になってた作品をリリーさんを観る流れの一環で鑑賞。

今観終わってラストは少しイマイチかな、って感じはしたけど全体を通した雰囲気は良かったかな。

普通は理由なき尾行なんて時間と倫理とお金
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.7

八日目の蝉に引き続き親子の愛とは、なテーマの作品を。親になって観てみてどう感じるか、というところで。

産まれる瞬間の神秘と奇跡に立ち会った身としては6年後に違う子でしたーって言われてもピンと来ないだ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

や、良かった。トマシンの可愛さ含めて。

暗い暗鬱とした空気感、ある種信仰がオカルトであるという皮肉っぷり、静かながらも延々続く緊張感。

どれもこれも琴線に触れてくる感じ。子役の子たちの演技も良かっ
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.2

この間観た「恋の渦」の流れで同じ戯作者の話を戯作者本人の監督作で。

下半身だけを頼りに集った人達の群像劇。開放的になり切れない人間の、こと日本人の微妙な遠慮感がよく出ててムズムズ。

ここには、そん
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.2

プライムから外れるようなのでその前に、と視聴。たしかフィギュアでユズ君が使用していて、そういえば映画観てないなーとブックマークしてたのでした。

野村萬斎の所作が艶やかで非常に美しい。対抗馬の真田広之
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.9

まぁ面白いだろうな、と思いつつもきっとヘヴィなのは分かってたので観るタイミングが定まらず放置してたんだけど、プライムの対象外になっちゃったらそこまでして観ないかなと思い、意を決して。

いや、良かった
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恋の渦(2013年製作の映画)

3.5

予告見てすっげーくだらないんだろーなー、と思いつつ観始めたけど、いやこれはなかなか止まらない感じ。

出てくる人誰一人として知り合いや友達にいて欲しくない感じだけど、観察する対象の人間としては至極楽し
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

二度目の鑑賞ですが。

何とも薄気味の悪い作品だけど見始めると目が離せない求心力。

サイコパスな人と、それに魅せられた加虐性の強い朴訥が次々と続けていく酷い事に眉を潜めながらも、自分に置き換えてみて
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.7

いっときハマるとおんなじような系統を攻めたりするんだけど、そんな流れで韓国映画づいてまして。

敬愛するナホンジン監督みたいな暗い、グロい、恨み節ばっかり観てても韓国映画を誤解釈しちゃうかしら?と、観
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

や、面白かった。

比較的分かりやすい構図なれど、あー!そうだったのかー!と素直に驚かされた感じ。

前半のサスペンスから後半のスリラーまでだれる事なく程よい尺。なんかちょっとした時間で面白い映画なー
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

ながーい人間ドラマなんだけど、この時代の邦画ってほんとにパワーがあってついつい見入っちゃいますね。

案外話としては淡々と進んでいく感じなので退屈に感じる人もいるかもしれません。ただ役者の演技力が凄い
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.8

さてさて。

チェイサー、哭声とナ・ホンジン監督にやられっぱなしですが、満を持して見た本作もやっぱりやられたー。

なんだか映像のパワハラが凄いのよね。いやーな気持ちにさせられたりかなしーい気持ちにさ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

そういえば結局劇場には見に行かなかったなー、と思いつつプライムで鑑賞。

ハリウッドゴジラってーと変なデカいエイリアンみたいなのが頭をよぎっちゃうけど、今回のコレは良いね。

ちゃんとハリウッドしてる
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疑惑(1982年製作の映画)

3.2

桃井かおりと岩下志麻の抜群の演技にグイグイ引っ張られて最後まで観切った感じ。やー、凄い役者なのね、ふたりとも。

ふたり以外でも日本の名優がわんさと出ていてなんだかワクワク。特に鹿賀丈史の演じている役
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グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

3.7

年も明けたし、なんかこーホゲーっと観られるもんでもと思って目に付いたので鑑賞。

やれ時代考証がどーとか伏線の回収がどーとか、まぁそんなこと大した問題じゃないツーカイソーカイアクションでした。

お金
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ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

うーん、まぁ暇なときにちょーっと観るにはいいかなぁとは思うけど...レトロゲームをモチーフに持ってきてる割にあんまりグッと来ないのはストーリーが凡庸だから?

話もそんなに魅力的じゃなけりゃ役者もいま
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.4

何でか分からないけど連合赤軍の活動については興味があって、山本直樹のレッドっちゅう漫画を皮切りにウィキなんかで概略を追っかけたりしているのね。

愚かな集団心理、信仰なんかが琴線を妙にくすぐるんだろう
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

おいおいまじかーってトンデモ展開ありだけど、まぁオカルト要素ありならこんなもんかしらん。

サスペンス、ミステリー、ホラー、オカルトな要素が詰め込んであるけど、どっ散らかった感じはなく暗く陰鬱な雰囲気
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.5

長いしなー、どーなんかなーと思って敬遠してたけど意を決して鑑賞。

下世話でお下劣で思うさまむきだしなんだけど、なんだか妙に清々しくてグイグイ持ってかれる変な映画だった。

また要所要所で流れるゆらゆ
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TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

3.7

築地は魚がいっぱい売ってるところ、程度の認識でいたけれど、機械に頼らない人と人とのコミュニケーションで商いが成り立っている粋な世界だった。

演出の上手さもあるけれど、どこか無機質な今の世の中に危機感
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GONIN(1995年製作の映画)

3.0

バブル周辺の空気感があって、新宿が舞台なのに土臭いような埃臭いような昭和の時代劇、といったところ。

パカパカと人が死んでいく様がなんだか妙に軽々しく、バイオレンス殺戮トレンディ映画って感じだった。最
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

前からチェックしていた映画がプライム対象になったので鑑賞。

國村隼さんの怪演が見ものとの記事を読んでブックマークしていたんだった。

で、よくよく紐解いてったら、あのチェイサーと同じ監督でした。
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

出来心が生んだ悲劇。

を、喜劇タッチで描く快作。ちょうど良い長さも相まって一気に観ましたわー。

グッと強烈に魂を揺さぶられる作品ではないけど、後にふと、もう一回観ようかなーと思いそう。

一級品の
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

西川美和監督は、ゆれる、で大変感銘を受けた。

心の機微を描かせたら日本随一、日本人の共感を一身に受ける存在の監督だと思う。

当然役者の演技力は重要な要素だけれども、それをあくまで自然に、素材にして
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

重く、暗い、韓国の刑事映画の真骨頂とでも言うか。全編グイグイと引き込まれたけれど結局解決せずモヤモヤとしたまま話は終わる。消化不良感を残して尾を引かせるのも韓国映画には多い。

暴力で犯人をでっち上げ
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セッション(2014年製作の映画)

4.7

熱かった。
とにかく最初から最後まで目を離せずに一気に観たいと思った映画だった。

魂と魂のぶつかり合い、極限のソレが如何に人を惹きつけて離さないか、試されているような錯覚。

これは気分を高揚させた
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