aさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

宮沢賢治さんの生涯について何も知らないから、この人の観てきた景色、想いを知りたくなった。

詩の出てくるタイミング、切り取り方がいいなぁって。胸にスッと入ってくる。

一人一人がそれぞれに向ける愛情が
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.4

U-NEXTも、日本の映画にも字幕付けれるようにして欲しい…耳の調子悪い時全然聞こえないから困る…

っていうのもあって、今回はいつも以上に視て楽しんだ!

* * * *
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.3

苦しい、、

本当に助けが必要な人がいて、生活保護を受けたくない人がいて、誰かの為に生きる選択をする人がいて、不正受給者がいて。
誰1人として死んでいい人なんていないけど、生かすか生かせないかの選択を
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わたしのお母さん(2022年製作の映画)

3.2

私はまだ娘の立場からでしか捉えられないけど、よく分かる。

お母さんと娘だって、血の繋がった家族だけど“個”としては違う。
なのにどうしても、お互いに「お母さん」と「娘」という箱に入れたがって、入らな
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母性(2022年製作の映画)

3.7

母になるか、母になりたいか、娘でいるか、娘でいたいのか。

途中までは母性の欠けたルミ子の気持ちが全く分からず、なんで?って疑問の連続だった。けど、清佳が女性には母か娘の2種類があると言った時にめちゃ
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

2.9

単純で簡単な伏線であまりにも予想のできる最後だったから、展開としては微妙かな…

でも、有村架純さん、神木隆之介さんの儚すぎる表情が良すぎた、、、

いのちの停車場(2021年製作の映画)

4.3

いのち、って尊くて、1つしかなくて、自分だけのいのちじゃないって分かってても、自分だけのいのちでもあって。

難しい、、人生が終わるまでに答えが出たらいいなぁ

* * * *
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.0

自由な形だから柔らかい。いろんなかたち。
指で触れると凹んだり、息を吹き込むと膨らんだり。
目には見えないけど確かにある、自分の頭の中ではイメージのできる“何か“。
これが心なのかなーーなんて思ったり
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

絶対見るように言われた映画。

どうしようもない人間を描くのが上手い監督、自分自身をこの役に持っていく役作りがとてつもないブレンダン・ブレイザーさん。

久しぶりに、というか初めてに近い感覚で息が持っ
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さがす(2022年製作の映画)

4.2

それぞれの人の想いや行動は、理解できないけどよく分かるんだよなぁ、

* * * * *

懸賞金を貰った後にやっと見つけたお父ちゃんは、臆病だし辛いから、見ないように
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.2

「この世界は救えない。」

そりゃそうだよね、だって、“みんなが優しい”世界なんてあるはずないもん。
人間なんて自分勝手で、自己中心的で、自分の枠からはみ出てる人をすぐ叩くし、すぐ排除しようとするし。
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.1

私は、“見返りを求めない愛情”を、誰かに、何かに与えている人に対して、すごいなぁと思いつつもどこか綺麗ごとのように感じてた。
だって、返ってこないのってやっぱり虚しいし、寂しいし、悔しいし、ちょっと怒
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.2

ポン・ジュノ監督×ソン・ガンホさんの作品。
グエムルに続いて2作目


グエムルよりもストーリーが好きだった。
やっぱりソンガンホさんすごい、、ベイビーブローカーでもグエムルでもそうだったけど、こうい
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.6

今泉さんのTwitterスペースで、“映画にナレーションやモノローグはいるのか”という話になった時に、今泉さんがこの映画のナレーションが素敵だとおっしゃっていたので鑑賞。

もちろん素敵だったけど、ナ
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ある男(2022年製作の映画)

4.7

凱旋上映でやっと。久々の映画館はやっぱりいい匂いがしたーー、余韻ひたひた。


アカデミー賞を何部門も取るって当たり前じゃないのに、この映画見たら当たり前でしょってなった。
全部いい。素敵。映画がもっ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.8

決して孤独が好きなわけではないのに、誰かの確かな愛情で自分の隙間が埋まりそうになると逃げるように独りを選ぶところが好きだった。
私は、その、何にも誰にも満たされたくない隙間がある人にすごく惹かれるし、
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.7

いきなり、

『あの頃、楽しかったよなぁ』

っていう言葉を全人類に言ってもらったとして、実感無く発する人はいないんじゃないかなと思う。“あの頃”という抽象的な言葉に、どの人も and stuff l
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

【2回目鑑賞】

無言の空間さえも愛おしく、沈黙によって観る側に“感じる余白”を与えてくれる、繊細で複雑な映画だった。


人間は、なにをもって人間らしくいられるのか、なにをもって愛らしさを感じるのか
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閃光(2018年製作の映画)

2.0

なぜか分かんないけど、最近ふと目に止まるフライヤーがだいたい石橋監督の作品で、何か巡り合わせがあるのかなと感じて鑑賞。

監督の存在は知ってたけど、作品を見るのはこれが初めて。


ん〜、、正直にいう
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

自分が愛している人のベクトルって、なかなか自分に向かないんだよ。
だからこそ追いかけちゃう。依存しちゃう。

少しぐらい本当の気持ちを偽ったって、好きな人の空気を感じられる距離に身を置けるなら、どうっ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.3

久々にアニメ!楽しかった面白かった。

テンポ感も最高だったし絵にも引き込まれた。

his(2020年製作の映画)

4.1

”常識”にも“普通”にも、たくさんの色や形があるってだけで、何も誰も間違ってない。だからこそ、もし自分が誰かを見て、もしくは何かを見て、「普通じゃないな。」と思ったりしたら、見えたものの形や色をしっか>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

ちひろさんが、「ただのお弁当屋でした。」って誇らしく言える日が来て良かったなぁと胸が熱くなった。


色んな人の想いが交差しながらも、誰かが誰かの灯火になっているように感じて、小さな関わりの中にある暖
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何者(2016年製作の映画)

3.2

朝井リョウさんの原作好きだなぁ〜〜


今になってコロナの影響で就活の形は変わってきてるけど、でも、みんなこの葛藤ってあるし、見る人によっては心苦しいんじゃないかなって思った。
もちろん、就活に限らず
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.8

原作読みたくなった!


菅田将暉さんの動作が心地いい

生活感溢れてて、匂いをすごく感じた。
めちゃくちゃ動作多いのに、邪魔にならないし、河田として変にならずに成り立ってて、すてきな人だなぁーって思
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自殺サークル(2002年製作の映画)

2.1

トラウマになる映画…

吉高由里子さんの映画デビュー作品を見たくて、その映画の前編だから見た。

映画の内容を理解できたかって言われると1割も解った感覚がないけど、呼吸を持っていかれるというか、心拍数
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ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

記録用



2回目、メイキングも一緒に観た

園子温監督すごいなぁ、、

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.5

下書きから出すの忘れてたので今更。


ん〜〜、期待していた分、いまいち盛り上がり?に欠けるというか、展開が緩いというか……



輪廻のお話にしてはありきたりな感じかな、


瑠璃ちゃんは強い想いが
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