フェリーニが好きというか、フェリーニの『道』が好きで、ジェルソミーナに自分を重ねているんだろう。ただ、それがフェリーニの芸術性を理解するものの取る行動かどうかは疑わしい。
映画としてはフェリーニオマー>>続きを読む
厳格な音楽が厳格な構図で収められる。バッハの作曲法とストローブ=ユイレの映像が共鳴しているかのようである。
娘の壊れてゆく様を悲しみながらも小説の題材にしてしまおうとする父親ダビッド、妻をうっとおしく思うマーチン、このようなことは一見許されないことに思えるが、人間ならばありうることである。裏切りも拒絶も含め>>続きを読む
本編中で森達也監督がニュートラルな立場で取材するといっているように、この作品では、非常に冷めた視線で、オウム真理教で残された信者たちとそれを取り囲むマスコミの様子を映している。しかし、そんな中でも強調>>続きを読む
元々は、バズビー・バークレーが監督するはずだったが、ジュディ・ガーランドとの確執によりクビになり、’I Got Rhythm’部分のみ、バークレーが監督したものが使われた。
クビになってしまったものの>>続きを読む