思っていたよりずっと怖かったけど思っていたのと違う怖さで、なおかつ私にはふたつの視点の怖さがあって今の私どっちで怖いのかしらと混乱しがちでした。自分の悪夢のレパートリーをつなぎ合わせて濃縮したやつを見>>続きを読む
フェミニズムだけじゃない人間賛歌で自分のスピリットの歴史を振り返るまでが体験。エンドロールまでがインスタレーションだった。音楽や衣装、視覚と聴覚でコントロールされる感覚体験。とくに序盤のもろもろの醜悪>>続きを読む
面白かった! これ系の中では結構キレてる主人公。あ、そっちが本質かっていう。全体的に思ったよりIQ低めな映画だったけどそれがいい。
観た! ヤッバ・・・
直近のレビューに「映画というより覚醒剤的ななにか」とありますね・・・それだ、うまいこと言ってくれた。始まりから否応無しにドーパミンドバドバでトイレ休憩まで(トイレ休憩がある)瞳孔>>続きを読む
初っ端から飛ばしまくってる気の狂った宇宙飛行士 VS なんかメランコリックな病み精神科医の会話劇。観ているだけで消耗する。疲れたな…っていう頃合いに唐突に始まる魂の対話。ここから一気に引き込まれて物語>>続きを読む
墓標も観たけど小池監督銃なら銃の剣なら剣の魅せ方がうますぎる。後編の五右衛門覚醒シーンから一時停止リプレイ一時停止リプレイ一時停止リプレイ一時停止リプレイ、精神性の世界をこう表現するんですかと。派手さ>>続きを読む
ひぇ〜やっば。小池健監督のことは知らずアマプラサムネ見たときには外連味強めでどうかと思ったけど、静止画だけじゃわからない格好良さですみずみまで埋め尽くされていた。細かすぎるけど次元が再び敵スナイパーの>>続きを読む
まだ1話目しか観ていないけど好き。TOKYOアスファルト路地裏安アパート、ピンクな映画館でクソオナニー映画アングラ上映会、椅子になった可愛い女の子、壁一面CDレコードでびっしりの男の子の部屋とか、20>>続きを読む
二人の顔がどうやっても見分けがつかなくて覚悟を決め、数年飛んでから急にヤン側の顔が大きく変わったので助かった。対比の構図が活かされまくって描き出されるスリリングなシーンやそれぞれの葛藤。『無間地獄』の>>続きを読む
今の私は週末にジョニー・トー作品を観ることを楽しみに平日を一生懸命に過ごしているのだ。始まりの方は結構かなり退屈でBGMも単調でイライラするし、やっぱこの時代の雰囲気が私には合わないやと思ったんだけど>>続きを読む
邦題がとても美しい。ストーリーの一部と言えるほど良いタイトル。後半のとあるシーンではっとする表情を見る瞬間があった。ずっと心に残っている。テーマは重いけどタイトル通りの余韻が残る良い作品だった。
20分のショートムービー。これはきつい。他の方のレビューで「個人的に持つ恐怖の根源」という表現があったけど、それなんだかよく分かる。そういうふうに極められた作品。
ボーイズたちの演技が徹頭徹尾見事なの>>続きを読む
それぞれの動きが交錯したところから一気に走り出すストーリー。この冒頭が鮮やかでテンションあがる。映像は想像していたとおりのピュアピュア香港ノワールだし、強めのテンションかかってきたなと思ったらすかして>>続きを読む
戦争は人間性を奪う。でもこの映画では「戦争の顔」をしたふたりの男が小さな家の中で人間性を取り戻す。「異端の島」みたいな寓話なのか「ノー・マンズ・ランド」的やるせない人間劇場なのかどっちかだろうと思って>>続きを読む
タコ、こんな高度な知性を持っていたのか。
森達也の『ドキュメンタリーは嘘をつく』のタイトルがチラチラ頭をよぎったりしたけど、でもそれにしても神秘的な海の森の映像、知らなかったタコの生態、能力だとか、感>>続きを読む
墜落直後の弱りメンズたちがよかった。特攻野郎Aチームの監督と主演→なるほど観た事ないけど墜落シーンもよかった。これがクソアニパニ映画だとすぐに「でも結局人間の敵は人間」「一番怖い(悪い)のは人間」要素>>続きを読む
途中でさすがにもうダメかなと。これ以上観るのムリとなったのはこの映画がはじめてかも…なんだけど色々諦めて最後まで観た。同じように途中でムリとなった人にはどうせだったら最後まで観ておくことをおすすめしま>>続きを読む
岡崎京子の「エンド・オブ・ザ・ワールド」はこの映画にインスパイアされたんじゃないかなと思ってる。「冷たいミントソーダが飲みたい」とか言ってるシーンが描きたくてあのお話をつくったんじゃないかと勝手に思っ>>続きを読む
観ている最中から原題が気になって、鑑賞後にググったらそのまんまの「Angst」。これしかないよねというタイトルだと思う。
殺人描写もアレだけど、それよりもこの、映画全体を覆う心象としてのAngstが怖>>続きを読む
ポップな感じにスカッとしてやろうと思ったわたしがごめんなさいでした。
ちょっと生真面目な余韻を残してエンドロール。しかられた気分。
衣装がチャーミングだった
ノワール映画にはやり過ぎかってくらいかっこつけて欲しいんだけど、みんなの言動が学力偏差値30くらいなのは…時代のせいだなうん。80年代っていう浮かれた時代の。クールで熱くならないのがかっこいい90年代>>続きを読む
ある日、神が降りてきて「香港」「ノワール映画」って脳に語りかける。ググったらあるじゃん『香港ノワール』ってジャンルが。タイトル「レクイエム」の多すぎさにわろた。初めての香港ノワール。このジャンルってか>>続きを読む
これはサスペンス・・・ではなくフランス映画だ。それもかなり。煽り文の『犯人よりも危険なのは彼女だった』ン?そういう話だった??? 文字に起こすとそうなんだけど、でもなんかそういう話ではないんだよな、で>>続きを読む
すべてが並列に置かれた箱の中、カメラがずーーーーと回ってゆく81分間のコロンバイン。
通り過ぎたちょっと素敵な彼、を見つめる女の子3人組、が噂話するあの子、と隣り合った彼、と廊下で立ち話した男の子、が>>続きを読む
良さそうなクマ怖映画発見でアマプラ飛んでポチ。字幕がない。中盤ダルいってことなんで終盤から観た。そしたら主演?がアレヨアレヨ拘束されスキンヘッドキチGUYに掘られヤク中のBBA(のちにボウガンで襲って>>続きを読む
クズのデパートみたいな映画でしたが、テンポよし音楽よし演技よし。そう全員の演技が最高で面白かった。
彼女を取り巻く貧困やら毒親やら自尊心の低さが生み出す生きづらさ問題は重たいリアルだけども、歯切れのよ>>続きを読む
しんどかった。そういえば2000年頃って映画だけでなくマンガや小説にもこういうふうなの多かった気がする。『どこにでもいる等身大の彼あるいは彼女の、ありふれた日常の隣にある破滅あるいは喪失』といったふう>>続きを読む
雑だな〜っ。と開始1分で。キャッチーだけど雑。ちょっと面白い文化祭映画。90年代育ちとしては決して嫌いじゃないノリで楽しめるんだけど、この作品ではやらないで欲しかった。
原作のベースが固茹で卵系なので>>続きを読む
アーサーがのっけからただならない存在感を放っていて、胸がヒリヒリした。この映画、色々な解釈があるようだけど、途中まではバットマンのアナザーストーリー、いわゆるスーパーヴィラン・ジョーカーが誕生するまで>>続きを読む
結果から見せられていくというスタイルと10分だけの記憶という設定が活かしに活かされまくって、よくこんなシナリオ書けたな!とお口あんぐりしながら、記憶のあやふやさを一緒に体験。出来事や人物の印象が物語が>>続きを読む
怖いワニ映画というきわめて貴重なアニパニ、ということで、観た。
途中から「そうじゃないッ! ○○に行けッ○○にッ」と何度も声がでて最後は「ホラーッだから言ったじゃん〜!」と叫んだ。
映像チープじゃな>>続きを読む
アマプラのあらすじ以上の情報は目に入れずに観るのがおすすめ。
残酷描写はそんなでもないけど、精神的残酷描写はある。痛い暴力描写もある。エロ・グロ・猟奇・後味の悪さはあまりない。※当社基準
このけっこ>>続きを読む
コメディから始まり後半はサスペンス、自虐と逃避と冷めた客観視、なんともいえない哀愁にアイロニー。むちゃくちゃ面白かった。