ZEROさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

許されざる者(1992年製作の映画)

3.6

よくある復讐劇という印象。
ラストは昔の自分が目覚めたという感じがすごく恐ろしくもカッコよかった。

保安官は治安維持を遂行する上では非常に優秀だし絶対悪ではないと思う。もちろん過激で許されないことも
>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.7

さすがは名作。面白かった。

今となってはよくある感じの王道ストーリーだけど上映当時観てたらすごい衝撃だったと思う。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

感動した。




精神攻撃のくだりで、もうあの頃には戻れなくて、進むしかないって悟るシーンが凄く切ない。
また、最後の戦いのやりきれない感じも良かった。
この出来事が主人公の今後に大きな影響を与える
>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.8

どん底から這い上がるまでの苦悩や新たな出会い、努力がとても伝わってくる良い映画だった。

主人公は感情をコントロール出来ないし、堕ちていったのは自業自得な部分もあった。
しかし、全てを失っていく描写は
>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

3.7

アレサ•フランクリンのことはほとんど知らずに鑑賞。

幼少期に両親やある出来事から闇を抱えていた彼女がどのようにヒットメーカーになり、社会を変えるほどの影響力を持ったのかがとてもよく伝わってきた。
>>続きを読む

パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.6

密室で繰り広げられる心理戦で、緊張感が凄かった!
主人公の瞬きしない覚悟は本当にかっこよかった。

監督がデビッドフィンチャーなだけあって最後のシーンの意味することみたいなのが議論されてるみたいだけど
>>続きを読む

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.3

刑法39条「心神喪失者は罰しない。」
精神鑑定はどのように行われ、何をもって判定するのか。その鑑定方法で、人の善悪や罪を判断できるのか。
精神鑑定の本質に焦点を当てた映画。
自分が見た法廷モノでもかな
>>続きを読む

幸福な食卓(2006年製作の映画)

4.6

小学校の時に原作を読んで、思い入れも深かった作品。ようやく映画でも鑑賞。
多少設定変更はあるけど、映画もすごく良かった。

ネタバレ感想

家族とか恋人とか自分の大切なものとの向き合い方を考えさせられ
>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

ハーバード学生がどうやってフェイスブックを完成させ、世に広めたのかが描かれた作品。
脚色されている部分もあるだろうが、序盤から天才の行動がヤバくて惹き込まれる。

すごいものを発明するための動機って意
>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

エリザベスデビッキとトビーのシーンはもっとあったけどカットされてるらしい。
2人の関係も気になってもっと見たかった!

にしても過去に執着するギャツビーが切なすぎる。
ギャツビーは富豪でも心は純粋な庶
>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.8

DCはやっぱりダークヒーローが似合う。
監視世界で隠れ家ひとつ見つけられないし、ツッコミどころは多いが、この世界観だけで面白い。
Vの仮面も全然カッコよくないのに何故か惹き付けられる。モンテクリスト伯
>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

2.5

古い映画だが、映像美に長けた監督が手掛けているだけにノスタルジックな風景は美しかった。
まさに詩を映画にしたような感じだった。

あらすじを見て興味を持ったが、自分が思っていたような映画とはかけ離れて
>>続きを読む

普通の人々(1980年製作の映画)

4.7

普通の3人の家族が長男の死をきっかけにそれぞれ違った方向に狂っていき、普通じゃなくなっていく映画。
この重苦しい感じがすごく良かった。





ネタバレ感想

序盤から主人公が心を閉ざしている様子が
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

イタリアの街並みがとても美しかった。
こんなところに別荘があるのは憧れる。

バイセクシャル?の主人公の成長を描いた作品なのかな。
オリヴァーの言う通りエリオは本当に周囲の人に恵まれていたと思う。
>>続きを読む

キング・コング(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

キングコングの2回目のリメイク版にして自身初めてのキングコング。
安定の後味の悪さが良かった。

コングがそこまでナオミに執着したのは何故なのか?それはコングにしか分からないと思う。

あの映画監督、
>>続きを読む

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.4

古代エジプトの不気味な感じが好き。
ストーリーはアドベンチャー系としてわかりやすくて見やすい。

ただ、ヒロインがやらかしたくせに全く危機感ないところとか、感情移入できる仲間キャラが少ないところがイマ
>>続きを読む

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

3.8

父親の愛を知らない2人がどんどん絆を深めて、ラストまで持っていくのが良かった。

ブッチはその境遇のせいか、親が子供をしつけで殴るところとかを見るとコントロールが効かなくなってしまう。自分のような人間
>>続きを読む

アミスタッド(1997年製作の映画)

3.5

船の中の出来事は本当に恐ろしかった。
やはり古今東西、人の歴史ではとんでもないことが起こっていたのだろう。

平等を唱えるくせに、差別が生まれるこの矛盾した社会の中で、それに立ち向かっていく姿は本当に
>>続きを読む

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.6

自分の思い描くジャンヌ像がオリジナルアリスとは程遠かったから敬遠してた作品
でも意外と違和感なく観れた。笑

ジャンヌ自身を突き動かしていたものが何なのか、自問自答しているシーンが印象に残った。
たと
>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.8

ただの恋愛映画かと思ったら、社会の現実に押し返された若者たちの苦悩を描く作品でもあり、考えさせられる映画だった。

大学の首席(どこの大学かは分からん)でやりたいこともあったが、うまくいかない主人公は
>>続きを読む

世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

4.1

結末がわかってても感動する。
恋人の死をテーマにした作品は山ほどあるけどセカチューはやっぱりすごい。
そして、映画の「瞳をとじて」もドラマの「かたちあるもの」もどっちも神曲なのが良い。

日常の中でど
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

歴史改変はやはりおもしろい笑
それにしても大佐鋭すぎる。
ヒトラーが小物すぎる。

ナチスの虐殺も当然恐ろしいことだが
連合国も無防備な人間を残酷な形で殺すという結末が、人間、そして戦争の恐ろしさを表
>>続きを読む

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.8

才能あるが故の苦悩というものが伝わってきた。
公園の友人や師匠、親、それぞれやり方は違っても主人公のために力を貸してくれる存在になっていてとても温かい話だった。
主人公自身が恐怖を乗り越えること、そし
>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.6

実話ベースの見事な脱獄劇!
実際に刑務所で、器具揃えたり入念に準備をしていたと思うと感心する。

もちろんこっちの方が先だが、ショーシャンクとかプリズンブレイクで出てきそうなシーンもあって、面白かった
>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

全体としてとても温かい話だった。
他人に対して善意を施し、その他人がまた次の人へと善を繋いでいくという簡単で素晴らしい活動であるが、世の中がほんの少しでも良い方向へと変わっていくことに感動した。

>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.4

主人公の生き様、強さにはとても感動させられた。
母として、夢を持った人として、良き理解者として。
また、他のキャラの個性も良かった。

死に重点を置いた作品だと思ったが、どちらかというとその人らしさと
>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白い発想のラブストーリー
そして夢の中の映像がおしゃれ


意外にも深く考えさせられる映画だった。
思い出は良かったことも悪かったことも、後で振り返れば美しいものなのかもしれない。
しかし、悪い思い
>>続きを読む

ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.4

速すぎるゾンビはマジでこわい。笑
捨て身で来るから人間じゃなかなか太刀打ち出来ないのがやばいよね。

てか、世界規模の大感染だから仕方ないんだけども、ブラピが行くとこタイミング良く人が死に過ぎて大変そ
>>続きを読む

スクリーム(1996年製作の映画)

3.4

このシリーズの殺人鬼って俊敏で脇役にはめっちゃ強いんやけど、主役級と出会すとすぐこけたり、反撃されるしでほんまに強いんか分からん笑

ただ緊張感持って観れるホラー映画です

モンスター(2003年製作の映画)

3.8

実話ベースの恐ろしい話
アイリーンはもちろんやばいのだが、セルビーも相当やばい。

消して這い上がれない社会構造、劣悪な家庭環境、歪んだ愛
決して肯定できることではないけど、『モンスター』を生み出した
>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

4.7

1つの心臓(厳密には1つではない?)を巡り3人の人間が交錯する物語。

最初、時系列がわかりにくくて苦戦したけど本当に心に響く作品だった。
正直、時系列複雑にしない方がいい気がする笑

俳優の演技も非
>>続きを読む

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz -特別篇-(1998年製作の映画)

3.9

ラストシューティングは何回も観たくなる。


トールギスⅢ、ヘビーアームズ、Wzeroといい歴代でもかなりカッコいいモビルスーツ多すぎる。

処刑人(1999年製作の映画)

3.6

笑える部分もある、程よいアクション映画。
主人公たちはやり過ぎる割に計画性もなく、あまり強さを感じられない。

ただノーマンがかっこいい。

噂の二人(1961年製作の映画)

4.1

屈指の胸糞映画。
救いが何もないです。





以下ネタバレ感想

マーサとカレンの悲劇は勿論だが、ジョーも今作品の最大の被害者と言っていい。

カレンがジョーに自分のことを本当は疑っているのではな
>>続きを読む