隙の無い作品に見えたが
何かがずっとモヤモヤする。
1970年代という時代だからだろうか?
まだこの時代のアメリカは
麻薬依存者よりゲイなどのセクシャルマイノリティの方が罪が重かった、ということか>>続きを読む
うちの旦那がMADMAX(メルギブソン1979)大好きで、カワサキ好きのバイク乗りで、私も本作に出てくる年代のバイク好きなので、必然的に観る流れになった映画。
メインのバイカーが乗ってるのは殆どがカ>>続きを読む
聖なる鹿殺し
ヨルゴス・ランティモス監督
心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は
眼科医の妻アナ(ニコール・キッドマン)と
娘キム(ラフィー・キャシディ)息子ボブ(サニー・スリッチ)
の4人>>続きを読む
最近、自分もEU圏の人から買い物することがあるため、ユーロ/円 の換算をしながら観てしまった。
絵画って、日本でもそうだが
個人がずっと所有していて
ある時ポンとオークションに名画が出品されて話題に>>続きを読む
BSでやってる「シャラコ」という1968年の映画を何となく観た。
ショーンコネリー(英)とブリジットバルドー(仏)というスターが出演してるイギリスで作ったマカロニウェスタン…監督はカナダ人…
これは>>続きを読む
バートレイノルズの「ノマドランド」か
一番ショックだったのは
あの「バートレイノルズ」が
ヨボヨボのおじいちゃんになっちゃったこと。
トランザム7000やキャノンボールのレイノルズは、ギラギラして>>続きを読む
この世に生きる全ての人達に投げかけられた「問い」
人の人格を作りあげるのは
環境からの影響が大きいことは色々な研究や実生活の中で証明されている。
そして、一度その環境に慣れてしまうと、全く別の環境に>>続きを読む
ザック・エフロンって「ダーティー・グランパ」であのイケメン孫役の人?
センター分けロングヘアの美人ばかりを狙ったシリアルキラーで、頭脳明晰だからって裁判で自分の弁護を自分でやったという伝説の殺人犯デッ>>続きを読む
この原作は好き過ぎてコミック13巻までは持ってる。
その後、突然過去の物語をバッサリ切り捨てて全く違うモノになってしまってからは読んでない。
本作はその切り捨てられた過去の第1巻の最初の部分。
ラキシ>>続きを読む
いつも心にトントを連れて歩きたい。
72歳のハリー・クームスは
元教師で妻に先立たれたが、年金で愛猫トントと共にマンハッタンで悠々自適に暮らしていた。
しかし、アパートの取り壊しで住む場所が無くなっ>>続きを読む
これはポルトガル料理「カルド・ヴェルデ」というスープにまつわる童話のアレンジバージョン。
ヨーロッパではこの「石」が地域によって釘や斧に変わり、実はみんなが持ち寄る食材によって完成したスープである事に>>続きを読む
ペントハウス
2011年 アメリカ
エディ・マーフィが企画した犯罪アクション・コメディに、ベン・スティーラーらコメディ・スターが参加して本物の高級マンション職員に取材を敢行。
大富豪あるあるネタを>>続きを読む
グーニーズ
1985年 アメリカ
監督は「オーメン」や「スーパーマン」
「マーヴェリック」「リーサルウェポン」シリーズを手がけたリチャードドナー。
1980年代のヒットメーカー。
製作総指揮にスピルバ>>続きを読む
まるで現在の新型コロナの予言の様な…
「鼻と口を持つ生き物なら感染する可能性があるということね」
「一番の予防は人との接触を避けることと手洗いです」
「列に並ぶ時は3m以上距離をとってください」
スタ>>続きを読む
長寿になったが生殖能力を失って自ら殖える事が出来ない人類が支配する世界。
人類が労働力として開発したクローン技術により分裂という形で殖える事は出来るが人権を持たないマリガン(クローン生命)の反乱によ>>続きを読む
少年という宙ぶらりんな時代の切ない記憶。
大人になっているから、それもこれも
懐かしい記憶として残っているのだろうが
その真っ只中に置かれている時には
明日も分からず
何が出来るのかさえ見えず
目の前>>続きを読む
いゃぁ観るのがしんどい。
3.11の記憶が蘇る。
各自治体にドゥエイン・ジョンソンを20人くらいずつ配置するべきじゃなかろうか。
最初はフーバーダムが崩壊するんだけど、フーバーダムだって、世界最大のダ>>続きを読む
カラーアウトオブスペース(2019)
The Color Out Of Space 〜遭遇〜
アメリカ・ポルトガル・マレーシア合同作品
監督 リチャード・スタンリー
脚本 リチャード・スタンリー
>>続きを読む
午後のロードショーでやる映画だから
またいつもの如く
「名の知れたアクターが出てることだけが目玉で
内容はそれほど大した事ないけど
昼下がりの眠い時間に勢いや成り行きで何となく見てしまう
グダグダアク>>続きを読む
クリントイーストウッド監督・主演
王道で古典のバディ刑事アクション。
チャーリーシーンも新米真面目クン刑事。
テイストはダーティハリー3ベースに
マックイーンの「ブリット」を足して
リーサルウェ>>続きを読む
ヤクザの組長vs刑事 なら割とポピュラーなネタですが
ヤクザ組長(ちょっと仁義)vs熱血刑事vs歪んだ思想のシリアルキラー となると
どいつが正義で、どいつが悪か
簡単には振り分けられなくなります>>続きを読む
いやー久しぶりにグダグダなSFホラー映画を観て脱力しながらレビューを書いてる。
地球の海上、ロシアの衛星探査船ボルコフ号が、謎の知的生命体に乗っ取られた宇宙ステーションミールから爆送信された謎の通信>>続きを読む
何者かに相棒刑事を殺され、その仇打ちを進めていく内に実は自分の所属する組織がかなりアレだったことが明らかになっていく。
真相究明の為には手段を選ばない主人公ラドロー捜査官が暴れ回るたびにドンドン人が殺>>続きを読む
ほぼ全体的にホアキンの独壇場作品。
短いイメージプロットがあちこちに跳んで、話の内容がいまいち掴みにくいのだが
見終わった後に色々と細切れシーンを回想すると脳内で整理されて流れが分かる作りが面白い。>>続きを読む
大昔の記憶を辿ってレビュー。
これぞキング映画。
・田舎町
・子供達がサイコ
・特殊能力(今回はカルト宗教)
・旅行者は巻き込まれる
・ホラーなのにどこかノスタルジー
・バトルシーンがカタルシス
と>>続きを読む
先日、アカデミー賞を取った「ノマドランド」を観賞して、とても良い作品で余韻に浸っていたのだが
私の中で最近抑え気味だった反骨精神がその落ち着いた私に反骨し始め、私の原点とも言うべき映画ライフを回復すべ>>続きを読む
ファーン(フランシスマクドーマンド)は、石膏採掘会社に勤めていた。
そこでドーと知り合い結婚。社宅を借りて地域のコミュニティの中で自分の居場所を作り生きていたが
会社が倒産し、その会社で成り立っていた>>続きを読む
アレンが何故父親を刺したのか
テルーが何故ヒトの体で生きてるのか
その他色々な伏線を全てすっ飛ばして
「なんかイノチとかイキルとかいうのをテーマにしておけばイイんじゃね?」みたいな薄い主題を
歴代ジブ>>続きを読む
長編を劇場公開、という情報か回って来て、久しぶりに…ホントに久しぶりにこの不思議な世界観を思い出した。
これを1人でコツコツと作り上げた情熱と努力は簡単に真似できるものではない。
はるか未来、人間>>続きを読む
シワシワのロバートレッドフォードのしわの数が、彼の俳優人生を物語る。
私にとって彼は、ありふれた表現だが、カッコイイ白人の筆頭俳優の1人。
そのカッコ良さは、トムクルーズみたいな品行方正な正義感溢れ>>続きを読む
アメリカCIAの裏切り者が裏で牛耳る軍事政権による南米の島国を壊滅させるべく
派手な爆発とアクションと銃撃戦で
往年のアクションスター達が勢揃いで暴れ回る、という
ストーリーとかあまり考えずに
アクシ>>続きを読む
ポーリーヌ
原題 Pauline & Paulette
製作年 2001年
製作国 ベルギー フランス オランダ
78分
ポーリーヌは花を愛し妹のポレットを愛する知的障害を持つ老女。
4人姉妹の次女>>続きを読む
弁護士見習いのテスは大手企業がクライアントになる弁護士会社に勤めているが
パシリの仕事しか任せてもらえない。
そこに、廃業寸前の動物園の再生のM&Aを依頼され
成功すれば正規の弁護士として迎えられる>>続きを読む
緊迫に次ぐ緊迫。
旦那がトムハンクス好きで観賞したが
戦争モノは観るのが辛い。
ヨウソロとアイサーとアイアイサーの連続
確かに過酷な輸送船団の護衛だけど
靴擦れと不眠と空腹を数日耐えた上で>>続きを読む
原作:大江健三郎
監督:大島渚
この強烈に日本や昭和を描き出す二人。
原作ではあまり掘り下げていない、というか当たり前の様に流れる淡々とした文面から推し量るのは少し読解力と当時の情景把握力がいる「>>続きを読む
Rabbitとしての教育
日本は第二次世界大戦の「敗戦国としての教育」をされた国。
戦勝国から「戦争はもうしちゃいけない」という教育をされたわたしたちが観る映画としての「目」を通して本作を観る。>>続きを読む