エクゼピアさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.3

現代社会の抱える問題、孤独を痛切に描いた本屋大賞受賞作の実写化。
原作未読であらすじを知っている程度でしたが、
その中身も、役者陣の優しさから恐ろしさまで真に迫る演技も素晴らしく、心に留まる映画でした
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.7

どこか締りのない三兄弟がインド列車旅にて繰り広げる珍道中。

こういう海外の列車旅、憧れます。
雑多ながら鮮やかなインドの風景と、それを見事に活かしきったウェス・アンダーソンの手腕にて、色彩の豊かさが
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.3

不思議な出会いから始まる冒険。
スタジオジブリ作品といえば、
まず思い浮かぶのが本作といっても過言ではありません。
何度観ても子どもの頃抱いた冒険心を思い出させてくれる不朽の名作。

(#600/過去
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.4

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ第2弾。
前作にも劣らず笑って泣ける昭和レトロ物語。
開業したばかりの東京タワーにワクワクしたり、小説家茶川の一世一代の挑戦にハラハラしたり、時折見せる戦争の傷跡
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.7

アカデミー賞視覚効果賞受賞の偉業を成し遂げた山崎貴監督。
山崎監督の映画作品で印象深いのが『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ。

舞台は昭和33年(西暦1958年)、
プロ野球の大スター・長嶋茂雄
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.5

シュワちゃんがターミネーターに戻ってきた!
"新起動"というタイトルも熱い。
2015年に公開されたシリーズ5作目。

アーノルド・シュワルツェネッガーの再演が最大級の目玉でしたが、過去作主要キャラク
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.5

"審判の日"以降の人類VSスカイネットの激闘を描いたシリーズ4作目。

シュワちゃんが直接出ず地味な印象はありますが、基本的に現代舞台で未来から送られた刺客との激闘を描いているシリーズにおいて、世紀末
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.7

『T2』が偉大すぎたが故に色々な声が挙がり
正当続編としての立場も後に剥奪されてしまった不憫さ。
しかし、2より進化したCGによるアクションや、相変わらずシュワちゃんターミネーターが格好良く頼もしかっ
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

これぞSF映画の金字塔
伝説のシリーズの始まり

もうなんと言っても
感情も無く痛みも感じない、
どこまでも追いかけてくる筋骨隆々のターミネーターの恐ろしさ。
2以降、味方のイメージが強すぎるシュワち
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

『キック・アス』『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督最新作!

今回はコメディ色が強く過激要素は控えめでしたが、鮮やかに映えるアクションとBGMのチョイス、この監督らしさは随所に見られまし
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.9

新たなローマ教皇を選ぶ儀式、コンクラーベを控えたヴァチカンにて繰り広げられる宗教、歴史の重みを感じるミステリー映画。
宗教要素と科学要素が混じり合い、
緊迫感溢れる作品となっていました。

なんと言っ
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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋(2007年製作の映画)

3.6

魔法のおもちゃ屋さんのオーナー、マゴリアムおじさん。彼の高齢による引退で後継者に選ばれた若き女性モリーが経験する摩訶不思議な物語。

作品全体がおもちゃ箱のような雰囲気を纏った、キラキラ楽しい世界観✨
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ジャンパー(2008年製作の映画)

3.4

どこへでも瞬時に移動できる能力を身につけた男の物語。
この"ジャンパー"の能力描写がとんでもなくイカしており、
各地各地を飛び回る様には思わずワクワクしました。
ただ主人公が結構クズであまり共感できな
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.3

アナキン・スカイウォーカー、遂にダース・ベイダーへ。
スターウォーズシリーズの中でも個人的に上位に入る作品ながら、一番観るのが辛い作品でもあるプリクエル三部作最終章。
劇場公開時にはショッキングで目を
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.1

青年となったアナキンとパドメの禁断のロマンス。
クローン戦争が始まり、
終末へのカウントダウンが迫るシリーズ二作目。

アナキンの精神面が作中通して不安定で、
(特にオビワンには常に当たり散らしていた
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.2

アナキン・スカイウォーカーが最強の敵、ダース・ベイダーになるまでを描いた新たな三部作の一作目。
まだ幼少期のアナキンがジェダイと出逢い、才能に目覚めていく。

アナキン少年の冒険譚と共に、
若かりし日
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.8

不運な事故により大海原を漂流する事となった少年と"リチャードパーカー"と名付けられた虎。

穏やかで美しい反面、残酷で容赦なく牙を剥く、海。
そして海に浮かぶ人間と虎。

分かり合えるはずもないと思い
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.6

8ミリフィルムでの映画撮影をしていた少年たちが未知の存在を知ってしまい、その脅威から団結して街を守る。
J・J・エイブラムス監督によるジュブナイルSF映画。
関ジャニ∞の新しいグループ名を聞いて、ふ
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ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.6

「トワイライト・サーガ」2作目。
人間×ヴァンパイアにオオカミ人間も加わりより複雑に..!!

(#584/過去鑑賞)

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.7

ヴァンパイアと人間の禁断の恋

2010年前後に流行していた記憶のある「トワイライト・サーガ」の映画1作目。
緑豊かな情景の中で静かなトーンで、
残酷に繰り広げられる争いと愛。
ロバート・パティンソン
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ザスーラ(2005年製作の映画)

3.7

ボードゲーム✖️宇宙
昔観て、割と入り込むように好きだった映画。
異次元の体験を通じて兄弟仲が深まる展開もシンプルながら良いです。
監督がジョン・ファブローだった事と、
ジュマンジとの関係性は後で知り
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.1

あまりにも普通では無いボードゲーム「ジュマンジ」を巡るアドベンチャー。
これまた楽しかった作品。
意外と序盤はホラー感満載で、本気でビビったり。。
現実世界にも予想だにしない影響を及ぼすボードゲームと
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フック(1991年製作の映画)

3.7

あのピーターパンの一つの続編。
永遠の少年だと思っていたピーターパンがまさかの中年になってから、
再び繰り広げられる胸踊る冒険🪝🧚

おじさんピーターパンに哀愁を感じながらも、明るく楽しめるスピルバー
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

名曲『Stand By Me』に乗って。
死体を探す少年たちのひと夏の思い出。

危なっかしさもありながら、
強い絆を持った彼らの旅を通して
あの頃に感じた気持ちと、
もう戻らない切なさを思い返させて
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.2

第二次世界大戦中のオーストリア、
家庭教師を務めることになった修道女・マリアがその明るさと歌で父と子ども達に大きな影響を与えていく。

劇中歌われる曲は現代でも聞き覚えのある名曲ばかり。
豊かな表現力
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

ル・マン24時間耐久レース!

伝説的な実話を基に、
譲れない男のドラマと、
圧倒的迫力のレースシーンが描かれ、爽快感抜群の作品でした。

(#577/吹き替え)

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

クリストファー・ノーラン監督作品

逃げ場のない戦場がリアルに描かれ、
何度も何度もヒリヒリしました。

ストーリー的に大きな起伏はなく、
淡々と無慈悲な状況が描かれていた印象が強め。
圧倒的没入感が
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

自我に目覚め人に反抗するAIの是非とは。

人里離れた社長の別荘に招待された主人公。そこで開発されたAI美女"エヴァ"と心を通わせていくが、彼女にも何か思惑があるようで果たして...
緊迫感を持ちなが
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

4.2

新しい居住地の星に辿り着くまで地球から120年。
運命的に90年早く冬眠装置から目覚めてしまった男女の物語。

舞台となる宇宙船。
個人的にこの映画で一番魅力に感じたのが宇宙船内の世界観。
内部の設定
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.6

まるで自分が主人公!?
一人称視点で描かれる斬新なアクション映画。その発想に興味を惹かれ鑑賞しましたが、あまりに激しい画面の動きにかなり酔ってしまった記憶😅

(#573/過去鑑賞)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

3.4

過去の誘拐事件で心が壊れてしまった"まーちゃん"と彼女を大切に想う「嘘だけど」が口癖で掴みどころのない"みーくん"。
ラブストーリーとサスペンスがポップに描かれ、不思議な後味を感じる作品でした。

(
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.5

パンツを被りスーパーヒーローに...
見た通りものすごくふざけているが、
鈴木亮平の体づくり然り、
割りとしっかりとヒーローものとして成立しているこのバランスが絶妙で面白い映画でした。

(#571/
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

アリ・アスター監督作品
『ミッドサマー』で衝撃を受けて以来、
この鬼才監督の作品、怖いキツいと分かっていてもついつい観てしまう中毒性があります。

その結果、3時間耐久、地獄のオンパレードを味わいまし
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SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

3.0

色々と衝撃だったキムタクのヤマト
割り切って観れば楽しめるかも?

(#569/過去鑑賞)

BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

3.5

名作と謳われる『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を元に豪華俳優陣で実写化した本作。
しんちゃん要素はおまけ程度も、
泣ける場面はしっかりありました。

(#568/過去鑑賞)

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

語り継ぐべき物語。

太平洋戦争の特攻隊で命を散らした1人の男、宮部久蔵。
宮部の人物像を彼をよく知る人物から調べるその孫。
臆病者と呼ばれた彼の意外な人物像が明らかになっていくにつれて、戦争の虚しさ
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