エクゼピアさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

語り継ぐべき物語。

太平洋戦争の特攻隊で命を散らした1人の男、宮部久蔵。
宮部の人物像を彼をよく知る人物から調べるその孫。
臆病者と呼ばれた彼の意外な人物像が明らかになっていくにつれて、戦争の虚しさ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

重圧、ドロドロの人間関係の中で、
理想を求める感情から、崩れていく現実。

主人公のニナが真面目で純粋であったが故に不条理に壊れていくのが苦しい。。
表現も痛々しく目を背けたく場面も多々ありましたが、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

美しさと醜さ、相反する概念が実は表裏一体であるかのように思わせられる、弩級の魅惑を持った怪作であり傑作でした。

自ら命を絶ったはずの女性が、身に宿した赤ん坊の脳を移植され奇跡的な蘇生を遂げる。
成人
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

新作としてのスターウォーズ、旧キャストの再登板で最高潮に盛り上がりと期待値を感じさせてくれたSWの7作目。

"新たなる希望"を彷彿とさせるシーンの演出も憎いもので、
何より歳を重ねた旧キャラの登場は
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スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 特別篇(1997年製作の映画)

4.2

父と子の因縁、諸悪の根源に決着をつける三部作最終章

最終決戦はまさに大団円といった感じで、
ダース・ベイダーが終盤とった行動には思わず熱くなりました...!
基本的にシリアスな空気の中で、モフモフと
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

4.1

更に面白さを増すシリーズ続編(時系列順だと5作目)
名シーンや名言が続々と登場。
伝説のジェダイ ヨーダがついに登場。
ルークの密林での修行シーンも印象に残りました。

そしてダースベイダーの衝撃の告
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

伝説的なSF活劇の始まり。

あまりにも有名なテーマ曲から始まる冒険はいつでも心踊ります。
敵味方問わずキャラクターやその関係性が魅力的。主人公の鏡のような青年ルークが強大な帝国軍に一矢を報いていく展
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.4

SWエピソード4へ繋がるスピンオフ

過去作から辛い結末は予測できても、
命懸けで希望を繋いだキャラクター達の激闘は胸を打つものがありましたね。

公開がエピソード7(2015年)の翌年で、
個人的に
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

敵対関係にある人間の兵士とAIの少女の間に生まれる絆を壮大なスケールで描く、
ロボットと人類の存亡をかけた近未来SF

舞台となるニューアジアの光景は美しく、
作り込まれた映像と世界観を楽しみました。
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.8

それを引き起こしたのは古くからの怨念なのか、人の欲望なのか。
恐ろしすぎる村の連続殺人事件。
ホラー成分強く本気で恐怖を感じるシーンが沢山ありました。。

金田一役の渥美清さんは寅さんのイメージがあま
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.3

最高峰にアガる実写映画!
もう単純に面白かった!

男臭い命懸けの戦いや、アイヌ文化の魅力や神秘性など、原作を読んだ時にも感じたこの作品の要所が極めて解像度高く再現されていました。
シリアスに寄りすぎ
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仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

4.1

見れた、夢の続きが。
20年越しの続編。
当時のキャストで成長し、歳を重ねたキャラクターが見れるだけでも感涙ものです。

PG12で、物議を醸しそうなシーンも確かにあり、色々と突っ込みたくなる設定もあ
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劇場版 仮面ライダー555(ファイズ) パラダイス・ロスト(2003年製作の映画)

4.3

オルフェノクVS人間

死後の人間が覚醒した姿、怪人"オルフェノク"が優位に立ち、人間は少数派として追い詰められている世界。
ドラマ本編以上に絶望感が強く、ディストピアのような雰囲気を感じました。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

凋落してしまった往年のスーパーヒーロー(バードマン役)俳優が、ブロードウェイの舞台で再起を賭ける。
元バットマン俳優ことマイケル・キートンはこれ以上ないキャスティングでした。哀愁と役者として諦めきれな
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千年女優(2001年製作の映画)

4.5

移り変わる時代を生きた大女優の藤原千代子。
既に一線を退き、年老いた彼女のインタビューから始まる物語。
千代子自身の人生と、女優としての出演作品が境界線を曖昧にして繋がり、幻想的に彼女の人生が回顧され
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シャーク・テイル(2004年製作の映画)

3.7

声優陣が豪華すぎるドリームワークスの魚映画🐟
キャラクターが役者の顔そっくりで、
主人公の顔がウィル・スミスすぎる!

(#552/過去鑑賞)

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.9

「ファインディング・ニモ」のその後
人間の言葉が理解できる才能を持ちながら、忘れっぽく能天気。1作目で大活躍し、最も印象的なキャラといっても過言ではないドリー。
そんな彼女の過去が明かされ、焦点が当て
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

4.2

人間に攫われてしまったカクレクマノミの子どもニモ、息子を取り戻すため奮闘するマーリンの大冒険
未だにカクレクマノミを見るとこの映画を思い出します。

喋る魚や亀や鳥などキャラクターが皆個性溢れて魅力的
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

著名ディズニーアニメーションの実写化映画🌊

美しく幻想的な海の世界
歌、映像共に高いクオリティで、
映画館に観に行っていたら更に感動したんだろうなぁと思いました。

(#549/吹き替え)

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

DCEU最終作

海を舞台にした爽快なアクション映像は今作も健在!頭を空っぽにして豪快な勢いで楽しめるのがアクアマンの魅力ですね!
今回の見所は兄アーサーと弟オーム(前作ヴィラン)との共闘。
愉快な掛
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

魔法の家族で魔法を持たず生まれた少女ミラベル。
才能が無いと疎外感を感じていた彼女、そう感じさせていた周囲が、本当の素晴らしいギフトに気づくまでの物語。

ミラベルを通して、生まれつきのギフトを持つだ
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第9地区(2009年製作の映画)

3.7

その見た目から"エビ"と呼ばれるエイリアンがヨハネスブルグ(南アフリカ共和国)で難民として暮らす世界にて。
ドキュメンタリー映像のようなテイストで人間と異星人の危険すぎる接触が描かれます。

(一応)
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アバター(2009年製作の映画)

3.8

映画界、映像界に革命を起こした伝説的な作品。
公開から15年後の現在観ても、あまりにも美麗で引き込まれるパンドラの世界観。
公開当初、ナヴィ族の強烈なビジュアルに気後れし劇場鑑賞を見送ったのを少し後悔
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

最高峰のミュージカル映画
暗闇の中からも希望を見出せるような、
キャスト陣の魂の歌声と演技が心に強く残りました。

(#544/過去鑑賞)

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.4

『アリス』シリーズに新たに加えられたタイムスリップ要素。
弱りきってしまったマッドハッターを救うためにアリスが時空を超える冒険に出る物語。

インパクトの点では1作目に分があるものの、
アリスとマッド
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.6

ティム・バートン監督作品、3D映画
ジョニー・デップとの黄金タッグ
児童文学『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』その後の物語

公開当時は3D映画ブームで、映画の新しい可能性にワクワクしながら観に
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.7

大ヒット上映中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で思い出さずにはいられなかった本作。
ジョニー・デップ演じるこちらのウォンカはかなりダークでビター。
子ども心をくすぐる魔法のチョコレート工場の
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

夢を追いかけたウォンカの過去。
誰もが幸せな気持ちになれるようなミュージカル、ファンタジー。
シンプルだけど綺麗に纏まった作風に終始安心感を持って鑑賞できる映画でした✨

ヒュー・グラントのウンパルン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

ウェス・アンダーソン監督の作り出す、まるで絵本をめくっているような作風に今作もハマりました。
よくよく考えると結構悲惨で下品な出来事も描かれているのに、オシャレな雰囲気ですべてが上塗りされていて、観終
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大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.3

初代ガメラ、昭和ガメラを初鑑賞

人類が会議に会議を重ねガメラの脅威に立ち向かう。最終的な解決方法が結構独特。
古い時代だからこその特撮表現の質感を楽しみました。

(#538)

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

人気アニメが初の劇場版でスケールアップ。
映画らしいド派手なアクションや、本編以上に攻めたギャグあり。
笑って楽しめるファミリー映画になっていました✨

(#537/劇場鑑賞)

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.6

前作から10年以上経過した4作目
テロリストの犯罪もサイバー攻撃とハイテク化し、歴史あるシリーズを通して進化していく時代の流れを感じました。

そしてもはや4作目までくるとジョン・マクレーンは絶対死な
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.0

今回の不運と苦労は2人分
ブルース・ウィリスとサミュエル・L・ジャクソンの最強コンビが相棒として躍動するシリーズ3作目

高層ビル➡️空港ときて、
今回の舞台はNYの街そのもの。
スケール感を増した舞
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.7

再び、不運にも大事件に巻き込まれてしまった男、ジョン・マクレーン
大ヒットシリーズの二作目。

インパクトとしては前作に分があるものの、
スケールを増したハチャメチャ感に対し、
奮闘する男の姿に何処か
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.2

死なない男、ジョン・マクレーン
この時期に思い返したくなる、
最強のアクション映画。

警官の親父がぶつくさ言いながらも何だかんだでたった一人、泥臭く度重なる死線をくぐり抜ける姿に目が離せませんでした
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.8

アニメーション・おとぎ話の世界と現実世界がリンク
エイミー・アダムスのチャーミングな演技が本当に絵本から出てきたような輝きっぷりでした✨


(532/過去鑑賞)