エクゼピアさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.8

一件日常に見える光景に垣間見える違和感と一癖ある登場人物たち。
その閉鎖的な世界にて、思春期という危うさを抱えた彼らの行先に目が離せませんでした。

(#473/2023劇場鑑賞26)

(2021年製作の映画)

4.2

呪いの映像

「オオカミの家」と同時上映のこちらもストップモーションアニメ。
現代に発掘された1901年制作の世界初のストップモーションアニメという凝られた設定がこれまた興味を引かせてくれます。
10
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.3

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督が絶賛したという事で、怖いもの見たさで鑑賞。

ストップモーションアニメにて描かれる奇妙な世界観に引き込まれ、
荒唐無稽なファンタジーに思えるものの、妙にリアリティ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.2

謎解きと人間ドラマともに良質なミステリー映画で、
原作、ドラマ本編未履修も、充分楽しめました。

マイペースながら、ふと本質をついた言葉を放つ
主人公の整くん、菅田将暉の名演もあり凄く魅力的なキャラで
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.9

夢を持つ大学生の恒夫と車椅子生活で少々性格の尖ったジョゼ。
偶然出会った2人の微笑ましい距離感に癒されました。
予想以上に重い展開もありながらも、
心温まる終わり方で良かったです。

繊細で軽やかに描
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ミスター・ルーキー(2002年製作の映画)

3.5

㊗️阪神タイガース18年振りのリーグ優勝

阪神の映画でふと思い出したのがこの作品。
長嶋一茂演じる主人公が虎柄のマスクを被り謎の投手として大活躍し、阪神悲願の優勝を目指す物語。
ツッコミどころはあれ
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

是枝監督の手腕が韓国にても発揮された一作。

訳ありの赤ちゃんを抱えた灰色の世界に生きる大人たち。愛情と罪の意識で揺れ動く様が丁寧に静かに描かれていました。

残酷な裏稼業が題材も、登場人物は人情味溢
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

異なる種族との繋がり、向き合い方。
自分の夢。
複雑な社会問題や人生観をいつも優しいポジティブなメッセージとして伝えてくれるピクサーの最新作。

今回もピクサーの表現力が堪らなく美しかったです。水、炎
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.8

旅を終えた後であろう、
カールじいさんの微笑ましい一時。
また新作が見れて良かったです。

(#464/劇場鑑賞)

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

カールとエリー(妻)の出会いと別れを描いた冒頭のシーンからもう胸がいっぱいでした。

妻を亡くして心を閉ざし、
壮大な旅に出た偏屈なカールじいさん。
次第に旅の仲間と心を通わせる様には感動しました。
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.0

映画館の音響で感じるメロディに感動でした。
3期が待ち遠しいです...!

(#461/2023劇場鑑賞22)

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.5

1996年公開。
監督、ブライアン・デ・パルマ。
シリーズ第1作目。

まだ血気盛んでフレッシュさに溢れたイーサン・ハントが躍動します。
後年の作風と比較するとアクションはやや控えめに感じますが、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

やはり見所は過去最大級のアクション。
人間の限界を超えた危機とミッションには一時も目が離せませんでした。

そして、30年近く前の第一作目の出来事がここに来て重大な要素として取り込まれていたのは激アツ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.8

年老いても、
大切な物を失い続けても、
決して変わらない冒険ロマンのフィナーレ

インディ、ハリソン・フォード、
お疲れ様でした🙇‍♂️

(#458/劇場鑑賞20/吹き替え)

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

過去3作と比べ、SF色というか、
ぶっ飛び要素がかなり強め。
キャスト再演や、息子登場など、熱い要素もてんこ盛り。

3作目公開から19年後...
歳月を経てもなお健在、渋さを増したインディ=ハリソン
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

全てがネタバレ。タイトルと1枚の絵以外今日の今日(公開日)までベールに包まれた異例中の異例のスタジオジブリ最新作。

何が起こるか分からない期待と緊張の入り交じった感情を胸に。

ジブリ、宮崎監督の生
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.8

親と子、豪華すぎる共演...!!

3作目になっても興奮とロマンは尽きませんでした!

(#453)

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.7

1作目を上回る大冒険!

インディの活躍もピンチも、旅の仲間もよりド派手になり、終始ハラハラドキドキ!!
大ピンチの連続も、機転と時には腕力とノリ(笑)で乗り越えるインディの姿が痛快でした!

(#4
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.7

冒険心湧き立つ伝説のアドベンチャーシリーズ1作目!
あのBGMが流れるだけでワクワクが止まりません!


(#451)

ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

3.7

蘇る悪夢のビデオ

ひたすら不気味で容赦なくグロいけど、
何処か引き込まれるような魔力のある怪作でした...
今観て感じる恐怖の一因は、
既にビデオテープが過去の物、見慣れないものになりつつある事も関
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.4

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」と同日鑑賞で頭が幸せなオーバーヒート!

マルチバースを題材にした同日上映開始のアメコミ2作品、
単純に比較なんて出来ませんが、こちらの方も大興奮と贅
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

これまたとんでもない作品...
どこまで広がるアメコミ世界!
画面の隅から隅まで一瞬たりとも気が抜けない情報量。そこに詰まったスパイダーマン愛や、MARVEL世界の奥深さに圧倒されました。
複雑難解で
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.0

少年探偵団の友情と黒の組織の影

舞台は燃え盛る高層ビル。そこからの
コナン&蘭、少年探偵団の大脱出など、今ではお馴染みのぶっ飛びアクションなど見所満載の1作でした!

(#446/再鑑賞)

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.6

革命的な発明、自我を持つ人型ロボットミーガン。聡明で思慮深く、心に傷を負った少女の支えとなっていくが...

SF要素の強さがホラー感を緩和していた気はしますが、暴走したAIの恐ろしさは強く感じました
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

ずっしりと胸に来ました。

目に見えているものは、ほんの一面に過ぎない。
誰かにとっての優しさは誰かにとっての狂気。
誰でも"怪物"になり得るのかもしれません。

様々な想いを抱えながらも、噛み合わず
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

計り知れない期待と重圧を背負いながら、偉業を成し遂げた侍たち、感動をありがとう。

野球と選手への深い愛情と厚い人望でチームをまとめあげた栗山監督。
圧倒的な実力と存在感でチームを引っ張った二刀流/大
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.2

この世で最も黒い絵を求め、天才漫画家・岸辺露伴がはるばるフランス・ルーブル美術館へ...

漫画/小説「岸辺露伴は動かない」シリーズを実写化したドラマ版においても、高い評価を得ていたこのシリーズ。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.6

これ以上ない最高の終わり

心に傷を抱えたはみ出しもの集団でありながら、
苦難を乗り越えて、彼ら、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは銀河最高のチーム、家族になりました。
もうほんとに感情を揺さぶられ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.7

紛れもなくこれは家族愛の物語
出会いと別れを経て更に絆を深めていくガーディアンズ達に目が離せませんでした..!!

再鑑賞
(#440/吹き替え)

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

大画面で躍動するお馴染みゲームキャラにワクワク!
とにかく楽しい気分にさせてくれる最高の映画でした!

(#438/吹き替え/23劇場鑑賞9)