ワイズマン初見だったけどおもしれーーーーー。対話が軸にはなってるんだけど、対話に信頼を置きすぎるのって、ちょっと怖いよ。
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うわーーーーーって泣いて、うちに帰ったら晩ご飯に鮭と大根の入った粕汁が出てきてあったかくてまた泣いちゃった……………。超よかったけど、たぶんしばらくは苦しくて見れないかも( ; ; )
タランティーノ節の長尺会話がシームレスに緊張感や次の展開へと移行していくのがすごい(もう少しだらっとしてても良かったくらい)。地下でスコッチを飲むファスも魅力的だけど、20分も時間を割いた第1章の痺れ>>続きを読む
2人が何かを表すために演じてるんじゃなく、2人が演じたことが何かを表すことになっている感じ。
ぽっかりと空いてしまうつらさの先にぽっかりと空いていることを共有できないつらさがあって、時間的空白の無力感を覆うようにわたしたちは「演じて」る。それを知っている人の映画で、それを美しく描ける人は強いね>>続きを読む
大江監督の撮り方も相まってとてもファンタジックなのだけど、世界からはみ出した人たちから見た世界って「異世界」なのだよなと思うとすごくしっくりくる
めちゃくちゃ人間関係の話でぶっ刺さった(よく考えるとライカートが男性2人の旅路を描くとこうなるのはすごく自然だと思う)。「友達(=大切な存在)でいたい」と言葉にすること、ダイナーで妻と電話するマークを>>続きを読む
リーマンショック後、映される貧困のアメリカがコロナ禍の寂しい日本と重なって本当に苦しかった。どうしようもない隔絶によって大切な人と離ればなれになってしまった人がたくさんいて、それでも続く途方もない旅路>>続きを読む
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ロードムービー、アメリカ、自由の象徴。←その先に何があるかだけを考えて生きれる人たちと、資本主義のレバーに押し戻される人たちがいて、交差する独白とドラムの音に乗せライカートは後者を描く。家父長制の生み>>続きを読む
完璧。洗濯をし、薪を集め、水を汲み、男たちの思惑について語り、テントの中で配偶者に不安を溢す。変わらない景観の中で行われるそのアンニュイな時間の繰り返しこそ、「彼女たち」の物語であると強く、強く提示し>>続きを読む
単なる「救い」というより「掬い上げたもの」がお前にとってどうか、という話だった。ボロボロ泣いたよ…………。
母子家庭であるわたしが母親に感じている”シングルマザーとしてわたしを育てていること”への決して形容できない「怖さ」がそのままあった。。。
都市集中型の社会構築が進み、”都会”の生み出した”田舎”から仕事は消える。
その日を生き抜くために雨の中も風の中もひたすらカメラに映り続ける「顔」と、決して顔の映らない客との対比があまりに残酷でありな>>続きを読む
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構造≪いま≫を暴くこと、映画『アンテベラム』とインターセクショナリティ(ネタバレあり)|映画チア部神戸本部 @moviecheer_kobe #note
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映画のつくりとしてはうまくいってないとこの方が多いんだけど好き。別の宇宙と邂逅する衝撃においての青春。彼女の意思を無視せず、どう他者と出会うことを描くか。性的欲動の独立性。
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スコアなし
男によって美化された景色を暴く脚本、それを飽きさせない撮り方はめちゃくちゃおもしろい。けど見た後の印象は『SNS-少女たちの10日間-』と同じで。「え,こんなことが…?!」という”男のた>>続きを読む
全然おもしろくないし全然長いんだけどオレハワリトスキッスネーって感じ。ただカルト化するには若干退屈すぎる。
これとジュラシックパーク見て小学生の頃「考古学者になる!」つってたな〜
2000年生まれのわたしにとっての『007』が完結したというだけで感涙ものというか、次からの新ボンドでは絶対に味わえないエモがあってそれを削がずに終わらせてくれたので100点しかないです。NTTDを見>>続きを読む
おもしろい!!!もっと静かで内省的な話かと思ってたが、B級じみた作りと劇伴との接続で空想と映画のバランスを保ちながら、キモいビジュアルと絶叫が体を震わせる良質なホラー。パトリック・シュワルツネッガーの>>続きを読む