よねちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

劇場鑑賞後、再度鑑賞したいと思いレンタル。
ジョーカーのホアキン・フェニックスの幅広い演技力に改めて脱帽。悪役から温かい眼差しを向けるハートフルな本作品での演技まで幅広く演じ分けられる卓越した演技力が
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犬王(2021年製作の映画)

3.6

映像は嫌いじゃないけど、ファンタジーミュージカル調の時間がやや長く感じた。

ひとくず(2019年製作の映画)

3.7

‘70代風キネマの様な映像だが、秀逸作。
やっと家庭を持てて父親となったクズことカネマサが目の前で逮捕されて、やっと娘となれた小さな子供が名前を呼ぶ泣きの演技に、思わず涙が出てしまった。
彼はクズじゃ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.7

試写会にて鑑賞。
綾瀬はるか演じる濃姫のクールで気丈、時には信長を励まし叱咤鼓舞する姿、そして、心底信長を愛しているその凛とした佇まいが可憐で美しく、印象的だった。
魔王と呼ばれた信長を支える濃姫のア
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20歳のソウル(2022年製作の映画)

3.7

劇場で本作を観たかったが観られず、レンタルにて鑑賞。
市船ソウルの作者浅野大義の病魔と闘い懸命に生きようとする生き様をまざまざと見せられ、母役尾野真知子の苦しみ悲しみ泣きむせぶ姿に胸を打たれた。
真剣
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

試写会鑑賞。
2018年本屋大賞受賞作で辻村深月の原作『かがみの孤城』が映画化され、その重要な役を芦田愛菜が務める秀逸な期待作と聞いていたので、原作を頭に入れて観るつもりだったが、結局読む時間がなく本
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.7

楽しみにしていた作品を鑑賞。
個人的に赤裸々な性描写シーンが好きではなく、美しく仕上げて欲しいと願っている1人なので、それだけが意外。
だが、それも含めて登場人物の心の変容、移り変わりを表現しきってい
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.5

作家になるための挑戦としての幕開けが出版社の編集者として始まり、本作では、主人公の編集者としての人生に起こる様々な体験が時系列的に劇中で描かれていく。
ただ、彼女の画期的な成功体験のうねりという様な出
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

久々に好きな洋画に出会えた。理屈ぬきにいい。
いい映画に説明なんて、要らない。説明するなんて野暮な映画だ。肌で心で目で、この粋な空気感を存分に感じて欲しい。
ストーリーに脚本、台詞、演出、どれもが最高
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

万葉集や神事、地震や気候に対する古代からの捉え方などに造詣が深い新海誠監督らしさが存分に本作のテーマの設定や背景などに反映され発揮されていた。
 元々3年前の『天気の子』では大雨や気候の変動がもたらす
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.9

さすが『恋する惑星』のウォン・カーウァイ監督が製作総指揮しただけのことはあって、ムーディーな音楽と巧みなカメラワークによる映像演出が美しかった。
途中まで、いずれ死ぬかもしれない白血病の病気に罹患し元
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ラストの竜太役市川隼人が賢治役綾野剛を泣きながら刺して海に転げ落ちて沈んでいくシーンの演技が頭から離れないほど感動的。
また、由香(尾野真知子)が賢治に向かって「あなたさえ現れなければ…」と泣きながら
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ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)

3.4

長年のセリーヌファンであるがゆえ、レンタル。
生い立ちから家族愛に包まれ、夫となるマネージャーとの関係性が色濃く描かれている。
ただ、概して彼らとの交流のみで、物語としては地に足ついた歌姫の半生を模し
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