韓国映画の大きくハズさない安定感
エピローグへの繋ぎ方が
もう少し丁寧だったら
後味スッキリだろうに惜しい
(手錠どうやって外してん)
アッサリ腹6分目な仕上がり
食べたかどうかもすぐ忘れる感じ
でも別に嫌いじゃない
観ているのが辛かった
昨今のMEN批判映画の持つ思想には賛同するのだが、正直食傷ぎみ
有害な男性性やマチスモ批判が強烈で、自らがその種(男)であることが申し訳なくなる鋭さ
似た要素やオマージュが出てくるが
どこか噛み合わないチグハグ感
東日本大震災をモロに描く割に
正面から掘り下げた痕跡はあまりない
シュワちゃんスタローン
ブルースウィリスにステイサム
そしてロック様からマドンソク
素晴らしき筋肉DNAの継承
トラウマを抱えた
老軍人の最後の花道もの
苦闘が必ずしも報われない
実在事件らしい無骨さも
100分きるサイズも良い
仁義という巧言令色は
利己的で理不尽な暴力の
隠れ蓑でしかないと
剥き出しの暴力をふるう石川に
身をもって教えてもらえる作品
骨まで喰われた地惠子さんに
焦点が当たらぬのが口惜しい
気管が詰まると苦しいよね
作家性は相変わらずだけど
ポジティブに終わらせる新境地
黒人差別への叫びと重なる
ラストのエメラルドの啖呵が爽快
吸血鬼より恐ろしいのは
自己中心的人間だよね話
むしろサイコの方が
欲望に素直で清々しい始末
金かかってる感満載
アクション盛り盛り映画に
ありがちなストーリーの薄さ
アルフレ・ウッダートが渋くて良き
古典傑作の映画化に
取り組む気合は感じる
いきなり映画よりは
原作を読んでる方が趣深いかも
実在ホラースポットと
都市伝説を組み合わせる
量産フォーマットが完成
kokiが意外といい感じ
芋生悠の無駄遣い
アクションがスケールアップ
クサい台詞は前作通り
このペースで映画化してて
ちゃんと完結するのかい?
あんまりハラハラしないから
あんまり落着した感がない
これぞ自然の理